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安倍晋三元総理の命が突如7月に奪われた。

以後、日本の政治は変わった。そして、更に変わろうとしている。

 

今年一番のテーマは安全保障の強化である。

安倍晋三元総理という我が国の防衛予算国際基準まで引き上げようと日本で一番尽力していたパワフルな政治家が奪われた。

 

その影響で、今最も危機に瀕しているのが防衛力強化だ。それをさせたくない勢力の力が増してしまった。妨害する勢力野党側だけでなく、与党内にも今まで以上に確立してしまった。

 

防衛予算の算出法の問題は、その具体例の一つである。

実質的に防衛予算を増やすはずが、防衛予算の計算法をNATOに合わせる形に突然変えるというものだ。詳しく言うと、今までは自衛隊の防衛予算だけの話をしていたのに、『今まで計算に入れていなかった海上保安庁の予算などを追加し、それらをまとめたものが防衛予算ということにする』という意味である。計算に盛り込むものを増やしたところで、自衛隊の防衛予算自体は変わらない。数字だけをNATO基準に合わせて、『防衛予算を増やしました』といったところで、自衛隊自体の防衛予算は増えていない。だが、こんな詐欺とも言える行為が今、与党内で行われているのだ。

 

そして、恐ろしいことに、これは同盟・友好国との関係にも連鎖していくわけである。台湾有事も目の前だというのに、大変悩ましい、危機的状況である。

 

安倍元総理の国葬はもうまもなく、27日に行われる。

ここで、これまでの大きな流れを振り返ろう。

 

安倍晋三元総理は日本の歴史上、最も長く総理を務めた政治家だった。

国政選挙で6連勝し、国民に長い間幅広く支持され多くの功績を残した

 

そして、かなり衝撃的な亡くなり方をした。

暗殺である

だから、国葬で送られることは適切である。

 

亡くなられた直後は、国葬を実施することを国民の大多数が支持していた。

しかし、今、野党左派の様々な攻撃により、国葬反対の声が日本国内で増えてきている

 

本来、国葬は安倍元総理の死を静かに悼むもののはずだった。それが今、非常に政治的なものに変わってしまった。

国葬に反対している人達は、安倍元総理が実現してきた政治的な成果否定したい

安倍元総理は左派にとって嫌なことを数多く実現してきた。第一次安倍政権から準備は整えてきたが、その一番大きなものは、安保法制集団的自衛権を認めたことだろう。これは日本の安全保障政策を大きく変えて、日米同盟強固なものに変えた

 

そして、左派は、選挙では安倍元総理に勝てなかった

今、『国葬に反対すること』で、『安倍元総理の功績を否定しよう』と試みているのだ。

 

こうして、安倍元総理が殺されたことによって、日本の政治は激変した今も変わろうとしている。それも間違いなく悪い方向に変わろうとしている

 

与党野党の間でも変わったし、与党の中での力関係も変わった。

 

安倍元総理の殺人犯は、統一教会恨みを持っていたことが原因だと言っている。しかし、それは全く意味を成さない。『統一教会に恨みを持つこと』と『安倍元総理を殺すこと』は本来関係ない

 

自民党を応援している宗教団体は非常に沢山ある。

連立を組んでいる公明党創価学会600万票を持っていて、自民党を応援している。日本中の神社も応援している。統一教会の票はたった6万票。統一教会に大きな影響力があるわけがないのだ。

 

安倍元総理の暗殺が起きる前、この10年近くで、統一教会に関するニュースなど見たことがない誰も問題にしていなかった。確かに統一教会は昔事件を起こしたが、それは20年も前の話で最近は全くニュースにもなっていなかった。

 

それなのに、左派のテレビは今、毎日、統一教会問題で自民党を攻撃している。それは『統一教会が問題だから』ではなくて、『自民党を攻撃することが目的だから』だ。

 

ただ、左派の攻撃は今、残念ながら効果を表してしまっている。

内閣支持率は今大きく下がっている。

 

政府自民党は、毎日左派攻撃を受け続けている

与党の中での力関係も変わってきている。安倍元総理に近かった政治家ほど、今攻撃を受けている

 

7月での選挙では自民党は勝った

しかし、安倍元総理が暗殺され、更に、左派が統一教会問題を利用すること自民党は今、防戦一方になっている。

 

また、今月、沖縄の県知事選挙自民党が負けた

沖縄は、他の都道府県と違って、米軍自衛隊の基地がたくさんあるので、安全保障で最も大事な県である。当選した左派玉城デニー県知事は、米軍基地の移設妨害公言している。

 

今年、これから日本の政治で一番重要なのが国家戦略文書の改定だ。

我が国は、国家戦略を定める政府の文書を昨年から1年間かけて作っている最中である。『防衛費大幅に増やそう』と安倍元総理を中心に進めてきたのだ。

 

安倍元総理は、日本の安全保障を強化しようとする日本で最もパワフルな政治家だった。

安倍元総理が亡くなり、更に、安倍元総理に近い政治家が攻撃されていることによって、安倍元総理の進めてきた安全保障の強化が今、危機に晒されている

 

この文章は、ランダムヨーコが海外メディア取材を受ける前の準備として、夫の石井英俊の助言を元に記録したものに加筆・修正を加えたものです。

 

 

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