~草津で湯治だ2025 梅雨の陣~ | 乱歩酔歩--Random Walk official blog--

~草津で湯治だ2025 梅雨の陣~

どうも遊木です。

 

先月は久しぶりに草津へ行きました。

(多分)2023年の秋ぶりです。

 

ということで、ざっくり旅行記。

 

 

 

 

~草津で湯治だ2025 梅雨の陣~

 

〇一日目

例によって、上野から長野原草津口に向かいます。

毎度駅弁が楽しみなわけですが、本能に任せたら2023年と同じものをチョイスしていました。

電車飯は旅の醍醐味です。

 

 

その他には、カツサンドや和菓子も頂きましたが……後にこれが伏線だと知るのであった。

 

 

 

 

ということで、あっという間に草津到着。

 

 

宿も湯畑から近い場所だったので、チェックインまで荷物を預けて、一旦西の河原までお散歩です。

なお、西の河原入口の名物ネコちゃんたちは健在でした。 良かった。

 

 

 

あと、以前ビジターセンターがあった場所では工事が行われていました。

まぁまぁの広さがあるので、工事後、どうなるのか楽しみです。

 

 

 

 

余談ですが、湯畑横のセブン付近に住み着いてる黒猫も健在でした。

 

 

ということで、チェックインの時間です。

今回のお宿は『お豆の小宿 花いんげん』さん。

このお宿は、名前の通りまさに“豆推し”で、部屋の名前も豆、食事も豆を豊富に使用したメニューになっています。

また、和菓子屋が併設されているので、食事のデザートやお着き菓子には美味しい和菓子が頂けました。

 

 

驚いたのは、チェックイン後、部屋に行く前にウェルカムドリンクとして、お抹茶と和菓子を頂くターンがあったことです。(部屋のお着き菓子とは別で)

 

 

 

クッ……こんなことなら、電車で和菓子を食べるんじゃなかった……。

ちなみにチョコレートパウダーの中は大きなお豆で、一見洋菓子に見えますが、ちゃんと和菓子でした。

これ、お抹茶自分で点てるんですよ。 面白くないですか?

人生で一回だけ点てたことがあるので、その時の記憶を絞り出してどれも美味しく頂きました。

 

フリーカフェスペースもあるので、コーヒーやその他のジュースが飲み放題です。

 

 

部屋に荷物を運んだ後は、裏草津へ。

地蔵の湯に入った後は、周辺をぶらついて初日は終了です。

 

 

 

 

〇二日目

お宿は、大浴場がない代わりに貸し切り湯が4つあり、宿泊客は無料で入湯できます。

アメニティも充実していました。

ということで朝風呂だ!

普通は風呂場での撮影は不可ですが、貸切風呂だからこそッ!資料写真が撮れるッ!

 

 

さて、初めての朝食です。

多種多様のお豆が使用されていて、とても身体に良さそう。 箸置きまでお豆です。

驚いたのが、汁物とお結びはお代わり自由という。

 

 

 

午前中は「まぁ一旦行くよね」というノリで熱帯圏へ。

特記事項として挙げられるのは、猿山の向かいに触れあいスペースが出来ていたことですかね。

以前から触れ合える生き物はいましたが、専用のエリアが開設していたとは……!

 

 

 

 

 

他にも前回から増えた生き物がいましたが、メインは概ね以前通りだったと思います。

 

 

 

 

 

 

お昼はそばとマイタケ、牡蠣の天ぷらを頂きました。(腹減りすぎて牡蠣の写真は撮り忘れた)

マイタケの天ぷら美味しい~。

天ぷらの中だと一番マイタケが好きかもしれん……。

 

 

午後は西の河原から、天狗山の方へ。

取りあえず(取りあえず?)アイスを食べながら休憩です。

そういえば、メインのレストハウスを立て替えてましたね。

どうなるんだろ。

 

 

 

その後は、下山して再び西の河原へ戻り、そのまま大露天風呂へ。

草津に来たら、やっぱり一回は入らないとね。

 

 

入湯後は、のむヨーグルトなるものを頂きました。

マジで、ギリギリ飲み物の範囲の粘度だった。

 

 

 

〇三日目

さて、三日目も朝風呂のあとに朝食です。

二回目の食事は洋食でした。

 

 

ヨーグルトに浮かんでいるのはジャムじゃなくて、軟らかく煮たお豆です。

これがね、ヨーグルトと合うんですよ。急に和菓子っぽくなるの。

ちなみに出されたのは洋食でしたが、この日もみそ汁とお結びは食べ放題でした。

あと余談ですが、ヨーグルトに入っている大きいお豆が、宿の名前にもなっている「花いんげん」です。

標高1000m以上の高地でのみ栽培される豆で、草津(吾妻地域)の名産品ですね。

 

さて、三日目にしてついに雨に降られてしまいましたが、雨なら雨で行く場所があります。

ということで、これだけ草津に来ていながら、一回も入館したことがない「ベルツ記念館」へ向かいます。

 

途中、新しく整備された公園や足湯を覗きつつ、ずんどこ緑の中を進んでいると、「天照皇大神宮」を発見しました。(「運動茶屋公園」内)

 

 

 

丁度お祭りだったらしく、お赤飯を頂いてしまった上に、丁寧な解説までして頂きました。

どうやら白根神社のご祭神は元々こちらにおり、後に現在の場所に奉遷されたようです。

敷地内にある摂末社にもいろいろな背景があるようで、↓写真のお稲荷さんは、この地域の入り口のようなものであり、稲荷の使いはまずここに集まってから、草津各地の稲荷神社に散っていくらしいです。

 

 

 

などなど寄り道しつつ、「ベルツ記念館」へ到着です。

 

道の駅の2階にあるよ

 

 

ベルツは、“日本近代医学の父”と称されるドイツの内科医で、元々日本に存在した“湯治”という文化を、しっかり医学として確立した人物でもあります。

西の河原には碑がたっており、ベルツ通りが存在するなど、草津と縁が深い人物です。

記念館には写真や手記、書類、手紙、日本人の奥さんに関連するものなど、思ったより幅広い展示物がありました。

無料で入館できるので、草津の道の駅に寄った方は、是非行ってみて下さい。

 

 

 

 

その後は、雨がどしゃぶりだったのでバスで中心街に戻り、止んだ後は泉光寺へ、完成した五重塔を観に行きました。

前回来た時は、ギリ工事中だったんですよね。

 

 

 

 

〇四日目

最終日です。

ということで、最後の朝食はこちら。

 

 

これまた健康になりそうですねぇ~。

もちろん汁物とお稲荷さんはお代わり自由です。

あと、和菓子は一人一人内容が違いました。

凝ってますねぇ。

 

 

チェックアウト後は、お土産を買ったり、最後の外湯に入ったり。

ちなみに、宿泊客には併設されている和菓子屋の割引券がついてくるので、まんまと甘味セットを買ってしまいました。

 

 

私はクリームの甘さより、お芋やお豆の甘さが好きなので、今回の宿はかなり刺さりましたね。

宿自体の規模は小さめですが、特に女性が好みそうなサービスが充実しており、実際にリピーターも多いようです。

 

帰りの電車では、前日に頂いたお赤飯と、ごま福堂で買ったカレーパンなどを頂きながら東京に戻りました。

 

 

 

以上、久しぶりの草津旅行でした~。

 

インスタにも写真を更新しているので、良かったらそちらもどうぞ。

 

 

 

aki