勝手に「中二ワード」って呼んでごめんな。 | 乱歩酔歩--Random Walk official blog--

勝手に「中二ワード」って呼んでごめんな。

どうも遊木です。

 

10月も後半に入るというのに、室温がいまだ25度以上あるのが信じられない今日この頃です。

みなさまは、如何お過ごしでしょうか。

 

 

 

 

先日は、久しぶりにミーティングの議長を務めました。

(議題から考えたのは6月ぶり)

 

Random Walkは、隔週で行われるミーティング(便宜上の呼称で世間一般的なミーティングとは違う)が活動のメインです。

ミーティングは、基本的にはその回の議長が、議題決め、準備、当日の進行などを務めます。

昔はメンバーの持ち回り制でしたが、特に漫画組の個人活動が忙しくなってからは、大半を須々木氏が務め、他のメンバーは年に最低2回、できるときに受け持つ、というシステムになりました。

 

 

ということで、サークル活動の宣伝がてら、私が受け持った前回のミーティング内容をご紹介。

 

 

 

「カルタで中二ワードを学ぼう~遊木の独断と偏見~

 

なんのこっちゃ、という感じですが、現在のサークルメンバーは共通して“シナリオ”を扱う面子です。

漫画にしても小説にしても「読者の目を引く言葉選び」は大事なスキル。

そして、日常会話でわかりやすい言葉と、フィクションで輝いて見える言葉は明確に違うもの。

というわけで提案した議題が、作品に使えるかもしれない香ばしい言葉のインプット、つまりは“中二ワード”を学ぼう!」というものです。

 

議長お手製の「中二ワードカルタ」を使って(当然既製品でそんなものはない)、楽しく言葉のお勉強です。

ちなみにカルタに使用した中二ワードは全て、遊木が日頃からちまちま書き溜めている『遊木の中二ワードメモ』より引用しています。

 

 

故に、サブタイが~遊木の独断と偏見~

このメモには、私の琴線に触れた言葉しか載ってないからな。

 

 

カルタに使用した言葉は、以下の30種類です。

 

ルビコン川を渡る

米塩の資

イコン

竹馬の友

プシュケー

久闊を叙する

銀貨30枚

栴檀は双葉より芳し

フレンドリーファイア

虎に翼

アリストテレスの提灯

吾唯

ヴァンダリズム

天使が通る

華燭の典

フィクサー

羽客

セレンディピティ

断金の交わり

落花情あれども流水

杯中の蛇影

巨人の肩の上

シネクドキ

鳥なき里の蝙蝠

ペンローズの階段

死児之齢

瓢箪から駒

第九の芸術

アカシックレコード

朝には紅顔ありて夕べには白骨となる

 

※海外の言葉などは、訳し方によって言い回しが違う場合があります。

 

 

絵札=ワード、読み札=言葉の意味、という感じで遊びました。

(言葉によっては出典など、補足情報もつけました)

 

 

 

実は、言葉の選出に結構悩んだ……。

ゲームが成立する難易度調整をしながら、ユーモア、作中での使い勝手、ジャンルの種類、新しい学びなど、多角的な視点から結局このチョイスに。

 

苦労した甲斐あって、ゲームは良い感じに盛り上がったと思います。

 

 

最後には、それぞれ推しワードを発表して貰いました!

 

▼須々木「アリストテレスの提灯

絶対に使わない気がするのにインパクトがあって良い。 (覚えたことが)人生で初めて役に立って、感動の再会だと思った。

 

▼霧島「落花情あれども流水意無し」

発想が面白いし、表現としてお洒落だと思う。

 

▼米原「落花情あれども流水意無し」

言葉として美しいし、発想が文学的で感性が良い。 次点で「シネクドキ」も面白かった。 こういう概念を指す言葉があるのかと。

 

 

 

今回、カルタを作ることで、私自身も良い復習になりました。

気に入ってメモしても、内容全てを憶えているわけではないので……。

このようにミーティングで扱うと、頭に定着して良いですね。

 

 

さて、みなさんはいくつわかりましたか。

そして、推しワードはどれでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

余談ですが、カルタ制作でまず「入れよう!」と決めた言葉は「アリストテレスの提灯」。

 

意味はウニの咀嚼器、つまり口。

 

なんやそれ。

おもろすぎるだろ。

 

aki