はじめての『 黄金町バザール 』で久々の現代アート鑑賞 | 乱歩酔歩--Random Walk official blog--

はじめての『 黄金町バザール 』で久々の現代アート鑑賞

 横浜に引っ越して来てから今年で3年。コロナ禍やら天気やら用事やら仕事やらで機会を逃し続けていた、『黄金町バザール』に先日ようやく行くことができました!

 

『 黄金町バザール2024 "世界のすべてがアートでできているわけんではない"』
 
 腰が重い状態がずっと続いていたので、今回RWメンバー達と行く機会があって助かりました。

 

 戦後売春街だった土地の歴史から、現在の取り組みやアート活動含め、黄金町バザールについての知識を教えて貰いながら鑑賞ができたので、とても楽しく有意義な時間となりました。

 

 黄金町という場所の「歴史」と「アート」が融合した独特かつ親和性がある空間で、しっかり現代アートを楽しめる企画になっていると感じました。

 実際その場に行ってみて、アングラ的な要素を許容し、むしろそれすらパワーにして表現するアートという媒体との親和性の高さに関心しました。

 アングラ的な歴史を上書きするようにすごくキレイな近代的な街並みになっていたらむしろグロテスクなものを感じていたかもしれませんが、どんな記録でもなかったことにするのではなく、次へ繋げて活かすエネルギーに変換して行くという雰囲気を肌で感じることができました。

 

 実際に赴いて歴史を知ったことで、空っぽになった街並みから「アート」という答えに辿り着いたというのは、奇跡のような必然のような不思議な感覚になりました。

 

 作品数も多く散歩する感覚でアート鑑賞ができるもの良いですね。あの独特な空気を一度味わってみると色々刺激になって面白い思いますので、気になっている方は是非~。


 今回、現代アート系の鑑賞は本当に久しぶりでした。

 現在、『 第8回横浜トリエンナーレ 』も開催中ですが、「3年に1度の現代アートの祭典」という場のガッツリ重厚系な現代アートをいきなり浴びるのは心身ともに負担がデカいかなぁ~!と腰が引けてました。

 ので、今回の黄金町バザール鑑賞のおかげで、現代アートに触れる感覚を慣らすことができたと思います。個人的にナイスタイミングでした!また色々な展示会を周りたい意欲が沸いて来ました。


 蛇足ですが、この黄金町や関内駅周辺は、ゲーム『龍が如く7~光と闇の行方~』の舞台のモデルにもなっているので、聖地巡礼の足であのちょんの間街の独特な雰囲気や独特すぎる建造物の中を見学するのもアリかと思います。はい。

 

 今月と来月で何日かかけて横浜トリエンナーレも周る予定ですし、見たい映画もまだまだあるので引き続きインプットに精を出したいと思います。それではまた次回!
 

noz