鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎 観てきた! | 乱歩酔歩--Random Walk official blog--

鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎 観てきた!

どうもこんばんは、霧島です。

寒い…冬だね!!明日から12月だもんね!(白目)


11月は映画を観たりスイパラ行ったり山に登ったり本を読んだり原稿を80Pちょい描いたりしてました。疲れた!!


ということでブログには何を書こうかなと思ったのですが、月頭に観た映画とは別に昨日観た映画が良かったのでそれについて書こうと思います。



「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」を観てきました。

以下ネタバレもするかもなので観に行く方は自己責任でお願いします。





公開当初からSNSで話題になっており、私のTLでも好きな作家さんが描いたFAが流れてきたりして気になってたのですが、昨日やっと行けました。


ちなみに私は鬼太郎のお父さん(目玉おやじになる前)と水木という男性のバディもの…みたいな前情報しか知りませんでした。ゲゲゲの鬼太郎の知識としては、子どもの時に3期を観たことがある気がします。リアルタイムではないと思うのですが、ユメコちゃんがいたのは覚えてる…


そんなわけで鬼太郎というキャラクターとその周辺についての知識がふんわりとある状態で観に行ったのですが、知識が朧げでもめちゃ面白かった。


鬼太郎とネコ娘などが序盤に出てくるのですが、映画のストーリー自体は鬼太郎が生まれる前の話です。(タイトルを見ればわかるが)

ちなみにキャラデザは最新のものなのかな?ネコ娘が美少女のやつ…



あらすじ:戦後、復興を遂げた日本。その裏で、財政界を牛耳る龍賀という一族がいた。血液銀行で働く水木は、自身の昇進のために、懇意にしている製薬会社の社長が龍賀家の跡目をつぐ場に居合わせようと、哭倉村を尋ねる。時を同じくして、失踪した妻を探すために白髪の大男も哭倉村を訪れていた。龍賀家で先代当主時貞の後継について醜い争いが始まる中、ある人物が惨殺される事件が起こる。



しょっぱなからちょっとおどろおどろしい雰囲気や、いかにも昭和という感じでタバコの煙が室内や車内に充満してるシーンなんかは謎のノスタルジーがありました。古い映画やドラマの影響かな…


舞台が因習村なので自然背景なども多く、背景美術が美しかったのも印象的でした。


跡目相続のため一同総出なのでキャラクターの数も多いのですが、皆んな腹に一物抱えてそうな人ばかりでこわいです。なんかコナンとかで観たことある!みたいな感じ。

つい人物相関図を脳内で構成しつつ観てしまいました。


哭倉村は龍賀家が支配しているので水木とゲゲ郎(水木がつけた鬼太郎の父の名前)はよそ者なわけですが、結果各々の目的を果たすために徒党を組みます。

ゲゲ郎が幽霊族だと知らない水木はゲゲ郎を追って禁足地へ…といった感じでトラブルに巻き込まれて行くのですが、途中入るアクションがめちゃくちゃ良かったです。


主に闘うのはゲゲ郎ですが、着流しで無双するのめちゃくちゃかっこよかった…

ゲゲ郎の見た目はまんま大きくなった鬼太郎(色違い)という感じなのですが、頭身が高いからね…


リモコン下駄で闘う様に「き、鬼太郎だ〜!!」となりましたが、個人的にはゲゲ郎が温泉好きなのも「目玉おやじだ〜!!」となってよかったです。


そしてゲゲ郎の目的は居なくなった奥さんを見つけることなんですが、これが終始一貫してて最後の最後までしんどいです。


ストーリー展開的にも悪役や黒幕がどんどん入れ替わって飽きないし、それでいてストーリーの破綻はなくかつ結構なエグさで爪痕を残してくるあたり嫌いじゃないです。

黒幕はマジで色んな意味で気持ち悪かったので伏線と繋がった時かなりスッキリしました。


映画自体はPG-12で凄惨なシーンも普通にそのまま流れるので、「いやああその死に方このまえホラー映画で観たぁぁあ!!」みたいなのもちょいちょいあってホラー耐性低めの私には結構きましたが…



物語が一応の解決を迎えそこからエンドロール…そして墓場鬼太郎へとつながる…みたいな感じもよかったです。普通にここもしんどくてぐっとくるんですが、これエンドロール終わったあとに流れるから映像終わるとすぐ会場が明るくなんるですよね…情緒…



そして、全部見た後の特典の破壊力たるや…私は行くのが遅かったので現物は持っていないのですが画像だけ見ました。めちゃくちゃいい絵だったので私も欲しかった…やっぱ気になる映画は早く行かなきゃだめだな…


墓場鬼太郎は未視聴だったのですが、帰宅して1話だけ観ました。鬼太郎の顔が怖くてこれはこれで…

合間にまたちょこちょこ観ていこうと思います。


久しぶりにアナログらくがき水木とゲゲ郎。

2人の身長差もよかった…




したらば!



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