10月の活動報告
どうも遊木です。
快適な気候が続く今日この頃ですが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
個人的には、がっつり旅に出たり、展覧会に行ったり、近所のイベントに顔を出したり、良い気分転換ができた月だったと思います。
ハロウィンが終わると、今度はクリスマスですね!
まだまだ外歩きが楽しい季節です。
さて、今月の活動報告です。
□制作関連
長~く苦しんでいたネームに、一旦の区切りがつきました。(多分)
冬になる前に、「前進している」という実感を得られたのは大きかったです。ここ1週間で大分気持ちが楽になりました。
人間がメンタルを削られるのって、「なんか停滞してる感」だと思うんですよ。故に、ここ1年ぐらいは非常につらかった。
……しかし!すでに!新たな試練が始まる予感がしている……うあああぁあぁあ。
ネーム以外の創作をちょこちょこ挟んで、メンタルとモチベーションを上手に保っていきたいです。
最近は、楽だからとデジタルばかり使用していますが、たまにはアナログ作業したいなぁ。
ミーティングで提案しようかな……。
らくがきたち
□黄金町秋のバザール
以前開催されていた「黄金町バザール」とは、似て非なるものです。
やや規模が縮小しつつも、以前の文化祭感は継続されているようで(私はこの文化祭感が好き)、何なら新たな展示スペースが開拓されていました。
良いですね。このまま黄金町一体をアートって乗っ取って欲しい。
出展数は減ったものの、全体の作品レベルはちょっと上がったように感じました。(すごく主観ですが)
今までは完成度が30~90以上とばらつきがあったのに対し、今回は全体的に50以上、みたいな。
個人的に一番完成度が高いと感じたのは、「E-夜警」で、コンセプトも表現も直感的に分かりやすかったです。作者の萌えを感じられたのも良かった。
あと、屋外の高架下に展示されていた絵は、展示環境にマッチしていたせいか、周囲の状況と合わせて、妙に頭に残る作品だったと思います。
□「横濱 JAZZ PROMENADE」
これだけ横浜に住んでいるのに、しっかり聞きに行ったのは今回が初めてです。(そういうイベント多すぎないか?)
まず初めに、グランモール公園へ。同時に開催されていた「MM Grass Park2023」のおかげで、綺麗な芝生の上でゆったりジャズを楽しむことができました。
芝生にはYogiboが置いてあり、人によっては寄りかかりながらビール片手にジャズを楽しんでいたようで……おいおい、最高かよ。
その他には、クイーンズパーク、桜木町駅周辺、ランドマークプラザの演奏を聴きました。どれも楽しく聞かせて貰いましたが、ロケーション的にはやはり、グランモール公園が一番良さそうでしたね。
個人的には、テルミンを使用されていた奏者さんがいたのが驚きでした。テルミンの演奏を間近で聞いたの初めてだ。
□「BAY WALK MARKET 2023」&「真・肉祭り inみなとみらい」
ベイウォークマーケットの参加は恒例になっていますが、肉祭りは初めてですね!
甘美な響きだ。こちらは臨港パーク側で開催されていました。
酒と犬はいつものことながら、今回は季節的にハロウィンもテーマに含まれており、ドッグラン周辺の装飾がハロウィン仕様になっていました。
あとは、クラフトビールメインに展開されていた今までと比べ、今回はワインやジンの店が増えた印象です。酒要素が着々と強化されているようだ。
ジャズと合わせて、サークルの公式インスタに写真を更新しているので、気になる人は是非そちらを。
□草津旅行
例によって、旅行と湯治の中間ぐらいのテンションで行ってきました。詳細は次の記事で書こうと思います。
梅雨だった前回と比べ、天気には非常に恵まれました。
歩き回るのに丁度良い気候で、心身共に健康的な生活が送れたと思います。
前回のように西の河原露天風呂が休館してることもなく(最終日は休館だった)、初日以外雨にも降られず(初日は大雨だった)、適度なデジタルデトックスも出来ました(公式アカのインスタは草津から更新していた)。
予算の問題がないなら、本当は月一ぐらいで行きたいです。草津に別荘欲しいよぉ。
□横浜散策
〇神奈川県庁「キングの塔」
例によって、初めて中に入りました。目の前は何度も通ってるんですけどね。
屋上は360度周囲が見渡せる作りなので、俯瞰の資料写真を撮るのに最適でした。開港記念会館(ジャック)はここからのアングルが一番カッコよく撮れる気がする。
〇「Public Art Table 2023」
去年はキング軸だけで開催されていましたが、今年は展示場所が増えていましたね。
どの作品も、テーブル要素とアート要素が去年より上手く融合している印象でした。作る側がこなれてきたというか。
今も、去年の作品が街中で使用されているのを見かけるので、このまま開催が続いたら横浜中にアートテーブルが設置されるのでしょうか。それはちょっと面白い。
〇「ヨコハマきのこ大祭」
去年須々木氏より、「なんかめっちゃキノコ推しのイベントあった」という情報がリークされたので、今年は自分の目で確認してきました。
めっちゃキノコ推しでした。まさにキノコオンリーイベント。キノコのCOMITIA。
どのブースもレベルが高くて、小物やTシャツの販売、キノコ狩り体験、歌、コスプレ、本当に様々なジャンルの“キノコ推し”を見られました。
こういうの見ると、「イベント参加楽しそうだなぁ」と思いますよね。最後にサークル参加したのは随分前のことなので、なんだかとっても懐かしくなりました。
〇「MM Grass Park2023」
前述の通り、グランモール公園で開催されています。ゆったりまったりするのに丁度良い空間。
先日は、ディズニーやジブリの曲が生演奏されていて、「うわぁ、一日中居たい」となりました。
っていうか一日中居る人いるだろ。
〇K-Arena
覗いて来ました。
私が行ったときは男性アイドルのライブだったようで、若い女の子が大量発生していました。
絶妙に動線から外れているので、イベントが無い時は丁度良い休憩エリアになりそうです。
〇「ハロウィンライトガーデン」
ベイクォーターの6階で開催されていたものです。ランタンナイトの次がこれでした。
ハロウィンは色味やモチーフが可愛いですよね。今年は街中のハロウィン装飾……というかイルミネーション関連が、去年より多かった印象です。
〇「ジュラシック・パーク30th Anniversary」ポップアップ・ストア
散歩がてら覗きに行ってきました。
見覚えのある小道具や玩具が展示されており、一作目信者からすると、なかなかムネアツな内容でした。
老若男女来店しており、名作は時代を超えると実感した次第です。
□ミナトノアート
〇ミナトノネコ
旧第一銀行横浜支店で開催されました。入るとすぐに巨大猫ちゃんの尻が……!
上の階では、即売会のような雰囲気でグッズや書籍が販売されていました。
個人的に気になったのは、生涯、猫と共に暮らしたと言われる大佛次郎の漫画「ぼくの伴侶 猫と大佛次郎物語」です。
普通に資料として読みたい。
〇ミナトナフォト
象の鼻テラスで開催されています。
↑とは別日に行ったのですがあら不思議……見覚えのある巨大猫ちゃんが……。
住まい変えた?
横浜を色んな角度で切り抜いた写真が展示されており、どこで撮影したのか考えるのが楽しかったです。
□関東大震災関連の展示
夏から関東大震災関連の展示を見てきましたが、今回は横浜開港資料館と日本新聞博物館(こちらは初めて)の展示です。
〇開港資料館「関東大震災100年 大災害を生き抜いて-横浜市民の被災体験-」
こちらは個人の被災体験を切り抜いた展示です。
震災直後の悲惨な様子から、偽情報での混乱、その混乱がどのように鎮圧されていったかなど、当時を生きていた人のリアルな声が展示されていました。
1923年の横浜は、東京市(後の東京23区)の5分の1程度の人口に関わらず、震災での全壊戸数は遥かに多かった、というのは以前もどこかに書いたかもしれませんが、残された写真を見るとそれも頷けます。
本当に、いくつかの建物以外はまっさらに潰れて、建物だけでなく、市電や自動車も瓦礫とかしている。
特に、火災の被害は尋常じゃなかったようです。
瓦礫に挟まれた人を助けようとしても、取り残された子供を助けようとしても、火がすぐそこまで来てしまい泣く泣く見捨てるしかなかった……このエピソードは印象でした。
〇新聞博物館「そのとき新聞は、記者は、情報は―関東大震災100年」
こちらは、震災当時の“情報の流れ”にスポットを当てた展示でした。
当時の新聞がどのような役割を持ち、記者がどのように動いたのか。また、誤情報がどう広まり、どんな二次被害を出したのかなど、現代の情報リテラシーと直結する内容が多々あり、人間の思い込みや無知の恐ろしさを考えるきっかけになる展示でした。
朝鮮人に関する悲惨な誤情報は有名ですが、他にも「今回の地震は山で大爆発が起きたから」や「横浜は大海嘯で海に沈み全滅した」など、そりゃないよ!と思わせる内容が、当時の新聞に載っていたようです。
関東大震災の話から、戦争中の情報統制下ではどのように災害が報じられていたのか、阪神大震災、東日本大震災、熊本地震など、その後も日本を襲った自然災害についてと、そのときに飛び交った偽情報について多数まとめられていました。
コロナ禍のときも問題になりましたが、日ごろからどんな情報に対しても、ファクトチェックを心掛けていきたいですね。
ちなみに常設展はささーッと走り抜けたので、次回しっかり時間を作って見てきます。
□BankART KAIKO「惑星トラリス」他鑑賞
作品展示の仕方が、別世界へ誘うような、世界観を重視したものになっており、私好みの展覧内容でした。影絵と竹素材、どちらも好きなものなので、そもそも媒体が私向けなのだ。
実は、松本秋則さんのことはBankARTが日本郵船の倉庫にあった頃から知っていて、当時から面白いなぁと思っていました。結構昔から活動されている方のようです。
少し前から倫子さんと共に作品発表をされていますが、個人的には、去年より二人の作品がちゃんと融合してきたように感じました。
今までは、「それぞれの個展が同じスペースで開催されている」という印象でした。それぞれ面白い作風ではあるものの、合作する意味があまり感じられなかったというか。
それが徐々に「合作しているからこその良さ」が作品から見えてきて、その変遷が興味深いなぁと。
今後もお二人の変化を追っていきたいです。
そんな感じで、10月はアクティブに動いてました!
個人のインスタ、サークルのインスタ、それぞれ更新しているので、是非気になる人はそちらもどうぞ~。
aki