あちこちで演奏している街 | 乱歩酔歩--Random Walk official blog--

あちこちで演奏している街

須々木です。

気温的な意味でヤバい夏が終わり、徘徊するのに適した気候になりました。

 

 

先日は「横濱 JAZZ PROMENADE 2023」(ジャズプロ)を回ってきました。

 

 

 

 

 

ジャズプロと言っても、いろいろなプログラムがありますが、今回回ったのは街角ライブ

 

街角ライブは桜木町駅からみなとみらいにかけてを中心とする15か所で同時に進行していくので、それを各自好き勝手に回っていく形式です。

当然無料。

 

今までも道すがらちょっと聞くくらいならありましたが、しっかり回る気で行ったのは今回が初。

というわけで・・・

 

非常に良かったです。

 

ホールライブを見ていないので比較はできませんが、オープンな街角であちこちジャズが鳴り響くのがそもそも良いです。

贅沢空間です。

 

アーティストもそれぞれが自分の特色を出していて、気持ち良く楽しそうに演奏していました。

 

会場ごとに特色もあってそれもまた良し。

 

かなり広い屋外スペースでやっているものもあれば、建物脇の狭いスペースで近い距離感で進行するものもあり、さらにはかなりしっかりステージを組んでいるものもあり、建物内のイベントスペースでやっているものもあり。

 

15か所中10か所を見た印象として、グランモール公園 美術の広場ステージは解放感と居心地の良さ、クイーンズパークは勢いとエンタメ感(背景でコスモワールドのアトラクションがぐるぐる回ってるのもむしろあっている)、横浜市役所アトリウム(2日目のみ)はクオリティの高さと迫力が印象的でした。

 

もちろん、その時々のパフォーマンスによって印象は異なると思いますが。

 

今まで結構都合が合わないので見れてなかったのですが、可能なら普通に毎年楽しみたいものです。

 

 

 

 

 

ところで、近年、横浜はジャズに限らず音楽全般に結構力を入れてきています。

 

横浜市内全域では「横浜音祭り」というのがあったりしますが、特に力をいれているのはみなとみらい地区。

 

みなとみらい STREET MUSICは適当に歩いていると見かけることがありますし、さらに昨年からは「Music Port YOKOHAMA」を掲げ、いろいろな取り組みを加速していきそうな雰囲気です。

 

 

あと、目立つのはみなとみらいを中心として音楽関連施設が次々にオープンしていること。

 

みなとみらい地区内だけでも、もとからあったものを含めて、

  • パシフィコ横浜・国立大ホール(収容人数約5,000席、1994年開業)、展示ホール(最大収容人数約18,000席、1991年開業)
  • 横浜みなとみらいホール(大ホール:収容人数2,020席/小ホール:440席、1998年開業)
  • ランドマークホール(収容人数510人、2018年リニューアル)
  • ぴあアリーナMM(収容人数約10,000人、2020年開業)
  • KT Zepp Yokohama(収容人数約2,000人のライブハウス型ホール、2020年開業)

 

他にも、赤レンガ倉庫では屋外、屋内ともにいろいろ音楽イベントをやっていたりします。

 

加えて先月末、みなとみらいの横浜駅側に世界最大級の音楽専用アリーナ「Kアリーナ横浜」(収容人数約20,000人)がオープン。

Kアリーナに関しては、アリーナを含む街区名が「ミュージックテラス」となっています。

 

さらに、その近くで現在建設中の超高層ビル×2の「横浜シンフォステージ」では、ヤマハがブランド発信拠点を構えるそうで。

列挙した音楽施設が全部徒歩圏という好立地に満を持して乗り込んでくる感じですね。

 

 

正直なところ、これほど次々に建てても供給過多なのではないかと思っていたのですが、普通にどこも盛り上がっているようです。

むしろここまで集積したなら、相乗効果でさらに盛り上がってくれると良いです。

そして横浜に金を落としてくれ。

 

 

横浜では以前よりアートには力を入れている印象がありましたが、ここにきて音楽プッシュが加速してきました。

この調子でどんどん活気づいてくれると良いです。

 

 

 

 

 

 

 

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sho