梅酒とかジブリとかの話 | 乱歩酔歩--Random Walk official blog--

梅酒とかジブリとかの話

どうもこんばんは霧島です。

日中はクーラーのきいた部屋で仕事をし…夕方散歩にでかける…という毎日を過ごしています。
本当は16時くらいに散歩に出かけたいんですけどまだ全然暑いので参ってます。朝の散歩に切り替えるべきかな〜〜〜でも散歩したあと汗だくになるのでお風呂入らなきゃだしな〜〜〜1日2回お風呂入るのめんどくさいな〜〜〜

まぁそのうち一回くらいは試してみようかなと思います。


話は変わりますがずっと作りたい作りたい思ってた梅酒、今年やっと漬けました。
6月になるとスーパーに青梅が並ぶのでそわそわしてたんですが、瓶とかその他の材料を買い集めるのにやっと成功しました。
材料大体重いんだもの…

作り方は簡単で、1キロの青梅(私は南高梅を使いました)を洗ってヘタを楊枝で取り除いて、あとは700gくらいの氷砂糖と交互に瓶にしきつめて、最後に1.8ℓのホワイトリカーを注ぐだけ。

1週間くらいは瓶をぐるぐる回したりして氷砂糖を溶かしてたんですが、今現在はもうだいぶ溶けて色が出てきたように感じます。

最初に入れた氷砂糖の量が結構多かったので、まだ梅の実は浮いてます。大体1ヶ月くらい経つと沈むようなのでもう少し様子見しようかなというところ。
飲み頃は大体半年から1年後くらいらしいので、年末あたりに一度味見してみようかな〜と思います。楽しみ!


梅酒の話はこのぐらいにして、先日ジブリの最新作君たちはどう生きるかを観てきました。とくに内容のネタバレはしませんが、所感だけ書いておこうと思うのでそういうのも見たくないという方は以下読み飛ばしを。






事前情報はなにも入れず、公開日だけ把握していたので予約開始と同時に初日のチケットを購入して臨みました。

はっきり言って今までに体感したことのない映画体験でした。
目に飛び込んでくるものをその瞬間瞬間にただ受け取ることしかできず、呆然としたまま映画館を出たのは生まれて初めてでした。

まさに宮﨑駿監督の原液というか、天空の城ラピュタのポムじいさんの言を借りるならば「わしには強すぎる…」といった感じです。

この年になってこんな不思議な感情を知るとは思いませんでした。

身体を壊さない限り大抵の場合創作できる人間なのですが、今自分に何が起こっているのかがよくわからず、しばらくは映画のことばかりをぐるぐると考えてしまい、ろくに作業が手につきませんでした。そしてカオナシがごとくただひたすら他の作品を飲み込むような日々を送っていた…。

初見からそろそろ1週間が経ち、ようやく少し自分の身に何が起きたのかわかるようになって多少言語化できているのかなという感じです。


提示されたものがあまりに巨大で私には一度で受け取るのは無理だったんだなと今は思います。というか端から、これはどういう物語なんだろうと読み解こうとするような見方が間違っていたんだなと思います。

昨今色々な作品を観るにあたって一鑑賞者としてではなく、作り手側の視点を持つようになりました。

以前お世話になった担当さんに、(自分が)そういう目で作品を観るから純粋に楽しめなくなってしまったというようなお話をされたことがあります。
現在の私もその感覚は多少わかるようにはなっていましたが、本作は本当にそういう目で観てしまうと受け取れないものがあまりに多い気がします。


キャラクターというか、出てくる人間の感情だけで情報量がすごい。なかなかアニメであそこまで生の感情に触れる機会はそうないように思います。


それ以外の部分を取りこぼしてしまうのが恐ろしくもあり、それでもなお囚われ続けていることに戸惑い、今はただもう一度観たいと思っている私がいます。
正直一回観た時点では私にはエンディングを聴く容量すら残っていませんでした。


一から百まで何が起こるのか把握している今の状態で鑑賞すると、絶対に受け取るものが違うなという確信だけはあります。
できるだけ早くもう一度観たいです。自分のために。


あとこれは単なる愚痴なのですが、初日はやはり人が多くて、私の目の前に座った長身の男性の後頭部がまあまあ視界に被ってしまい、フルスクリーンで観れなかったのはただただ無念でした。座席から頭一個分出ることある!?みたいな…私も頑張って背筋を伸ばしたんですけど完全に無駄でしたね。
いやネタバレに怯えるよりは全然いいけどね…!


まだパンフレットなども販売されていないのでそのあたりの解禁も楽しみにしつつ、もう一度あの世界を体感したいです。


したらば!


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