
さくらももこ展行ってきたよ
どうもこんばんは霧島です。
夕方散歩に行くのが日課なんですが、昼間めちゃ暑くて半袖で過ごしててそのまま外に出ると凍える…みたいな日々を過ごしてました。はやく気温安定してほしい気持ちと暑くなるのは嫌だなという気持ちがせめぎ合っています。
昨日は風が強かったね…
先日ちょっと時間があったのでさくらももこ展に行って参りました。
子どもの頃アニメを観た記憶はあるのですが、実はアニメの雰囲気が私は少し苦手で原作をちゃんと読んだことがありませんでした。でもなんかこの機会を逃すの良くない気がする…と思って急遽出かけたのですが、結果展覧会めちゃくちゃよかったです。
原稿もたくさん展示されていて、抜き取って読んでも面白いいわゆる「キャラクターのマンガだなぁ」と楽しんでいたのですが、表紙絵などの緻密な装飾もとても素敵でした。曼荼羅のように細かく描かれていてカラフル。見ているだけでなんだか楽しくなってくるような不思議な力があるなと感じました。
あと印象に残っているのが、タイトルやノンブルなどの手書きの文字の原稿です。こだわりがすごいというか、読む人を楽しませようという気持ちがすごいというか、描くのが楽しいんだなと見てる方まで嬉しくなってしまうような…遊び心…
展示自体は撮影禁止がほとんどだったので是非実物は会場で…という感じなのですが、モザイクアートの展示などもあり創作の幅の広さにも唸りました。もちろんマンガ、イラストだけでなく文章も面白い…
展覧会の第1章は「ももことちびまる子ちゃん」と題されており、第2章は「ももこのエッセイ」となっていくんですが、やはり私はエッセイも読んだことがなく…
原稿用紙を特大で印刷したものを天井から吊り下げるような展示があったのですが、あの展示方法は混雑してても読みやすくていいなと思いました。そしてこれもやはり漫画と同じで前後が繋がってない、文章を切り取ったような展示なのにその部分だけ読んでも面白いんですよね。文章が面白い。
今まで触れてこなかったなんて、長らく勿体無いことをしたな…と思いますが、今度さくら先生のエッセイもぜひ読んでみようと思います。
他にも息子さんとの合作の絵本やコジコジの展示など盛りだくさんで本当に楽しめました。また、途中さくら先生のオールナイトニッポンの音源が流されていたんですが、声がまるちゃん役のTARAKOさんと本当に似てらっしゃる…それが理由で起用されたというのも頷けます。
展覧会会場を出るとすぐミュージアムショップで、原作マンガが欲しい…と思っていたら売っていたので買いました。
ちびまる子ちゃん-大野君と杉山君-
アニメは苦手だったといいつつ、大野くんはかっこよかった…という記憶が頭の片隅にあったのですが、まさか劇場上映されていたとは知りませんでした。そんなピンポイントで推しの漫画が描かれてることある??と思いましたがこちらは一巻完結の劇場版用の原作です。
今作はさくらももこ先生が劇場版用に脚本を書き下ろして、それを自分でも漫画にしたいということで漫画にされたそうなんですが、月刊連載と並行されてるんですよね…すごいやらおそろしいやら…
漫画本編もとてもよかったです。クラスのガキ大将的存在の大野くんと杉山くんをまるちゃんの目線から眺めている作品で、2人の…というかクラスの友情に胸が熱くなります。
もうすっかり忘れてたんですけどまる子ちゃんは小学3年生なんだね…なんかめちゃ大人っぽい子どもというイメージがあったので、そのギャップも面白いです。
というかまるちゃたちは永遠に同じ年を生きるサザエさん方式だと思ってたんですが(いやアニメはそうだと思うけど)私が買ったコミックスの最後に26歳になったまる子ちゃんたちが同窓会をする話が収録されててひっくり返りました。めちゃ成長しとる…!
調べたら中学生の話もあるんですね…これは永沢くんが主人公の様だけど…奥が深い…
そんなわけで原稿の合間に飛び込んだ展覧会でしたが、とても良い刺激になりました。
私も引き続き制作色々頑張ろうと思います。
したらば!
rin