10月の活動報告
どうも遊木です。
今ぐらいの気候が一番過ごし易いです。
今月は芸術の秋ということで、沢山インプットをしました。
それぞれ語れることは沢山あるのですが、全部書くと例によって論文みたいになるので、ちょっとずつコメントしていきます。
ということで、今月の活動報告。
□漫画制作
一旦小さな区切りまで作業しました。
と言っても、「ここからまた捏ね繰り回すんだろうなぁ~」という予感はしています。
今回のネームは、サクサク進む箇所と時間を食う箇所が過去一明確でした。
時間を食う箇所の根本の問題は、やはり自分の知識不足にある気がするので、なんかもう、強制的に勉強する時間を作るしかないかなぁと思っています。
学生のときは大学が遠かったので、通学時間を使って読書をしたり資料を読んだりしていたのですが、そういう時間もすっかりなくなってしまいましたね……。
この歳になってようやく実感する勉強の重要度。(遅い)
□SHUZO AZUCHI GULLIVER「Breath Amorphous 消息の将来」
BankART Station + BankART KAIKOで開催中(~11/27)の展覧会です。
実は、初めて現代アーティストの個展に行きました。(多分)
トリエンナーレとか黄金町バザールは行くんですけどね……そういえば個展はなかった。
変な言い方ですが、「これぞ現代アートの神髄」と感じさせる展覧会だったと思います。
以前もどこかで書いた気がしますが、私はかつて現代アートが嫌いで、故に大学2年のときに現代アート系の授業を端から全部受講したわけですが、その頃にこの展覧会に来ていたら果たしてどんな感想を抱いたのか気になりますね。
個人的には「なんか……なんかわからんけど、良いな」と思いました。
個展だから、同作者の作品をずっと見続ける訳じゃないですか。
そうすると、不思議と“意味不明”の中に“意味”が見える気がするんですよ。作者の拘りというか、哲学というか、何かを貫きたいんだなって、察せるというか。
もしかしたら、いわゆる現代アートの“意味わからん現象”って、複数作者展の方が顕著なのかもしれません。
確かにこの展覧会の作品も、一つだけ展示されていたら「???」ってなるし。
“意味わからん現象”に陥っている人は、是非一度個展にも行ってみて欲しい。
□⻩⾦町国際AIRプログラム 2022 成果展「交流再来」
黄金町バザールの代わりに開かれた展覧会です。
作品数が少なかったおかげで、いつもよりじっくり鑑賞できました。
黄金町バザールでは、とにかく全ての作品を見ることに集中してしまいがちですが、今回は、鑑賞して、キャプションに戻って、また鑑賞して……など、その場で作品を噛み砕く時間が取れた気がします。
しかし、入場無料だと心配になる……。
黄金町バザールだって大した値段じゃないのに。
□ミナトノアート2022
〇ミナトノARアートフェスティバル
これは面白い試みだったのではないかと。
インスタのストーリーズ機能を使用した作品で、街の既定ポイントに行くとARアートが見られる、といったものです。
なかなか可能性を感じる……ちょっと自分でも作ってみたいと思いました。
〇ミナトノ芸術交差展
JR横浜タワーアトリウムで開催されていました。
少ない作品数ながら、作者の“色”を感じられる作品が多かったです。
自分の作風を持っている人が羨ましい……。
あと、展覧会名が上手いと思いました。
〇ミナトノテラス
象の鼻テラスで開催されていました。
中心に飾られていた象さんが、なかなかの見応えでした。
あと、ここでもARアートが見られましたね。(多分)中の人に教えてもらった……。
□マリンタワー
改修工事明け、初めてのマリンタワーです。
アートスペースと、展望フロアを見てきました。
30階メディアアートギャラリーでは、横浜の景色とメディアアートを融合した作品が見られます。
□神奈川県立図書館 本館
9月にオープンしてから行く機会を狙っていたのですが、ようやっと覗いてきました。
めっちゃイイですね……大学の近くにこんなんあったら、ずっと入り浸りそう。
普通に読書する席(椅子が良い)だけでなく、飲食や通話可能エリア、逆にめちゃめちゃ静かに読書する専用のエリア、研究室という名の完全個室、白板が横に設置されたスペースなど、やりたいことに合わせた空間が用意されている……すばらしい!
□横浜税関
はい、いわゆるクイーンですね。
こんだけ横浜にいるのに、入口までしか入ったことがなかったという……いや、近くて無料だと逆に「また今度でいっか」ってなるんやて。
今年は税関150周年らしいです。開港から10年ちょいで設置されたんですね。
税関の歴史、コンテナでの密輸方法や、検閲で引っ掛かった物の展示などがあります。
□JICA横浜 海外移住資料館
これも、目の前は通るのに中に入ったことがなかったという……いや、近くてmry(略)
夜、外から見たときに「え、なんかオオアリクイいるんだけど」とは思っていたのですが、ようやく何者なのか確認しに行けた……。
普通にアート作品でした。
資料館では、沖縄移民の歴史についての展示がされていました。
□キング軸・アートテーブル
8月のブログで「投票してきました~」と書いたやつの本チャンです。
結果の感想は、8割予想通り、2割予想外と言ったところ。
大賞は「やっぱりか~!まぁそうよね」って感じでした。プレゼンの時点でわかるものですね。
2期3期もあるので、それぞれの作品が、場所によってどう印象が変わるのか確認しに行きたい。
ステージの音楽も良かった。
□野毛山動物園
ウォーキングがてら、すごく久しぶりに行きました。
コロナの影響で展示は縮小気味ですが、天気が良かったせいか遠足の子供たちが大量にいました。
わかるよ、動物いいよね。
しかし冷静に考えて、動物園無料で入れるのすごくないか?
その他にも、関内の出航スタジオツアーズを覗きに行ったり、ベイウォークマーケットに顔を出したり、取材のために各地をうろついたりしていました。
10月は、朝ネーム、日中外出、夜ネームのサイクルが多かった気がします。
有意義ですね。疲れますけどね。身体より脳みそが。
まぁ、次作の糧になりそうなインプットばかりだったので、ある意味ずっと漫画制作していたとも言えますが。
あー……早く取材をガンガン活かせる身分にならなければ。
ミナトノシリーズの写真は来月更新予定です。
では!
aki