ツートンキャラを自作に出してみたい。
どうも遊木です。
徐々に冬の足音が聞こえる今日この頃、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
秋はイベントが多く、最近は展覧会などに行く機会も増えています。
といっても、現在はネームを進めなくてはいけないので、やはりアウトプットの方が多い毎日です。
アウトプットには作業BGMがつきもの。
というわけで、今回は作業BGMについてご紹介。
最近はもっぱら『ONE PIECE FILM RED』のAdoさん(ウタ)の歌をヘビロテ中です。
以下、各曲の個人的感想。
なお、超素人の感想なのであしからず。
※『ONE PIECE FILM RED』のネタバレを含みます。
【新時代】
中田ヤスタカ
宣伝で一番流れるだけあって、曲もPVも非常にキャッチーです。
作品内の『ウタ』というキャラ、特に第一印象を正確に表現していると思いました。
映画鑑賞後に聞くと、世界の歌姫として自信を持った曲調の裏に、これから彼女が成すことへの不気味さを感じます。
実際、歌詞だけ見ると、「あれこれいらないものは消して」や「目をつぶりみんなで逃げよう」など、どことなく“みんなに勇気を与える歌姫”が言うには、違和感のある歌詞が散りばめられており、ウタの内に潜む狂気が感じられます。
【私は最強】
Mrs. GREEN APPLE
個人的に一番口ずさんじゃう曲です。
作中では比較的地味な使われ方をしたというか、物語の核心部で流れた曲ではなかったので、映画鑑賞時はそんなに記憶に残らなかったのですが、繰り返し聞くと癖になる。
まさにウタが「私は最強なんだ」と自己暗示をかけるための歌なのに、所々ルフィやシャンクスと過ごした日々も紛れ込んでいる感じが切ないです。
あと、PVのサビの演出が好きです。生物がぶわっと広がるシーンに“最強”を重ねるのが絶妙な感性だと思いました。
【逆光】
Vaundy
作中で流れたときに、一番印象に残った曲です。
初めてウタと麦わらの一味が戦うシーンで、バトルと曲の組み合わせが最高にカッコ良かった。
ウタの闇落ちが確定した瞬間だけあって、前2曲とは明らかにテイストが違います。
しかし、どの曲にも“世間知らずな正義”が出ているのがすごい。
作中でウタも思い知りますが、世界はそんなに単純ではなく、正義のありようなんてころころ変わる。
『逆光』はまだそれに気づく前の彼女で、しかも、まるでルフィが裏切ったかのような曲調が、エレジアで生きるしかなかった彼女の情緒の未熟さを感じます。
【ウタカタララバイ】
FAKE TYPE
これは作中で一番圧倒された曲です。
もう……何ていうかすごい…。曲もすごいが歌えるAdoさんがすごい。
歌系動画投稿者がこぞって歌ってみたをあげています。
とにかく中毒性のある曲。
素人が聞いても、ラップの中にしっかり音程があるのがわかるんですよね。単調なラップだって難しいのに、歌いながらラップって、本当にどうやってるの?
個人的には、最後の戦いに入るタイミングで、良くこの曲をチョイスしたなと思いました。映画を知らないまま聞くと、これからラストバトルが始まるって絶対思わないでしょ。
ヘビロテしているのは主にこの4曲で、定期的に『Tot Musica』『世界の続き』『風のゆくえ』なども聞いています。
『風のゆくえ』は曲としてはすごく好きなんですが、作業BGMにはちょっと向いていないというか、聞くとしんみりしちゃってペンが進まん……。
ではでは、ウタの歌に力を貰いつつ、引き続き作業を頑張ります。
aki