秋の夜長に韓国ドラマ。 | 乱歩酔歩--Random Walk official blog--

秋の夜長に韓国ドラマ。

どうもこんばんは霧島です。
世間は3連休が続くようですがそれに合わせるかのような台風ですね…やだねえ。

私は相変わらず引きこもりなので、今日は最近観て面白かった韓国ドラマ(Netflix)について書いてこうかなと思います。

普通にネタバレするので嫌な方はスルーしてくださいね。

内容は「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」と「社内お見合い」です。





まず一つ目「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」

 

 


あらすじ:ソウル大のロースクールを首席で卒業したにも関わらず、自閉スペクトラム症であるためどこの弁護士事務所にも雇ってもらえない主人公のウ・ヨンウ。ところがある日、業界大手のハンバダに弁護士として採用されます。最初は周囲に煙たがられるヨンウですが、類稀な記憶力を駆使して依頼人が抱える問題を解決していく、という法廷を舞台にしたヒューマンドラマです。


この作品のオープニングが結構頭に残る感じで不思議かわいいんですけど、その演出が本編にも結構そのまま使われてるんですよね。

主人公のヨンウはクジラが大好きで、なんでもクジラの話に繋げ、話し出すと止まらなくなります。

物語冒頭、自身の感情にも疎いような描写があるのですが、そんな彼女が瞳をキラキラさせながらクジラの話をするので思わず気になってしまいます。純粋に好きなものの話を楽しそうにしている…それだけでこうも魅力的に見えるものなんだなあと思いました。
物語のターニングポイントで彼女が閃く瞬間にいつもクジラの演出が使われるのも印象的です。

法廷ドラマとしても、優秀な同僚達の中、他とは違う視点をもつヨンウの解決策にスカッとする、というのがお決まりのパターンになるのかなと思ったら全然そんなことはないというのも面白かったです。試合に勝って勝負に負ける…というような展開もあったりして考えさせられます。

裁判で扱われる内容については、当たり前ですが韓国という国が抱えている問題を扱っている面が大きくなるほどと思いました。こういうこと日本でもありそうだなとか、逆に日本でこういうのはなかなかなさそうだなとか考えながら観るのも面白かったです。

そのうち日本版のリメイクもできたりするのかなと思いつつ、ウ・ヨンウ役のパク・ウンビンさんの演技が細かいところまですごかったのでそのリメイクとなると大変そうだなとも思いますが…。

全16話だったのですが、一区切りといった風にもとれる終わり方だったので、そのうち2が作られるんだろうな…と思っていたらもうそんな話も出てるとか…出てないとか…いやでも面白かったのでぜひ続き制作されたら観たいな…


メインは法廷ドラマですが恋愛要素も少しあります。こちらは本当にスパイスといった感じなのですがその様子もとてもかわいいので注目していただきたい…

ヨンウの相手役のイ・ジュノ(カン・テオさん)が優しい雰囲気のイケメンで、ヨンウを見守る視線がめちゃくちゃ優しくていいんですよね…

私の個人的な推しはヨンウの上司のチョン・ミュンソク弁護士(カン・ギヨンさん)です。
仕事一筋なクール系かと思ったら部下の話を親身に聞くタイプなんだよな…ギャップがえぐくて好きです…かわいいおじさんて感じだった…

あとは全体的に女性のキャラが強め(色んな意味で)なのも個人的に好みでした。

ハンバダとテサンという業界大手の二つの事務所が火花を散らす展開が随所にあるんですが、そこの代表は2人とも女性なんですよね
日本でもなかなか見ないけど韓国だとより珍しいイメージ…私の偏見かも知れませんが…

ヨンウの親友のグラミ(チェ・ヒョニョンさん)や、同僚のスヨン(ハ・ユンギョンさん)も芯の通った感じがとても好きでした。ヨンウがなかなか自身の気持ちを表に出すのが苦手なタイプなので、そういった他のキャラがいることで良いバランスになっていたようにも思います。

同僚はもう1人クォン・ミヌ(チュ・ジョンヒョクさん)という男性がいて、役どころとしてはヨンウをライバル視してる感じなんですが、彼は職場では腹黒い感じなんですよね。でも彼はヨンウが想いを寄せるジュノと同居していて、ジュノの前では結構ふざけた良いやつなんです。そこをもっとくれよ…!!
と思いながら見てました。まだだいぶやなヤツポイントが私の中で高くて16話観ただけだとそこまで上位に食い込んでこなかったんだよな…私ならこう動かす…!みたいなのを1番思わせてくれたキャラクターは間違いなく彼でした。

まぁその辺り含め2期ぜひとも期待したいので興味の湧いた方はどうぞご覧ください。(今から観ようと思う人がこの記事を読むのはあまり良くない気もするが…)



法廷ドラマを観たので次は恋愛物観るか…と思って「社内お見合い」観ました。

 

 

タイトルからもうベタですが内容もベタです。でもこれもめちゃくちゃ面白かったです。

あらすじ:食品研究員として会社で働くシン・ハリ。ある日隣人とのいざこざで借金を抱え困っていると、親友で財閥令嬢のスヨンからお見合いの身代わりを頼まれます。絶対嫌だと断るハリですが、お礼に目が眩んで引き受けることに。待ち合わせ場所に向かうとそこに現れたのは先日就任したばかりの社長で…というラブコメです。


これ何がそこまで刺さったかというとまず単純に出演者のビジュアルがめちゃくちゃいい。

個人的に1番好きだったのは主人公ハリの親友役のスヨン(ソル・イナさん)でしたが、主人公のハリ(キム・セジュンさん)も相手役のカン・テム社長(アン・ヒョソプさん)も、その秘書役のチャ・ソンフン(キム・ミンギュさん)もみんなめちゃくちゃかわいいしかっこいいんですよね…スタイルもいい…

男性陣は仕事パートで前髪を上げてる時と前髪を下ろしてる時のギャップもすごくよかった…勉強になる…
チャ室長は眼鏡かけてる方が断然好きでした。あとシャツになるとわかる体格の良さ…なるほど…と思いながら観てましたね…


真っ先に飛び込んでくる情報としてビジュアルを最初に挙げましたがそれぞれのキャラクターの軽妙さが個人的には特大のヒットでした。ああいう軽さ…!いい…!
ラブコメのコメディの部分がキャラを立て、かつ作品の面白さを底上げしている感じで良かったです。

それからヒロインのハリが普通にめちゃくちゃ仕事熱心で優秀なの文句なしで好きですね。
あの塩梅どうやったら出せるんだろう…!というとても良いポイントをついてくるヒロインだと思います。

ただいい子というだけでは鼻につくし、かと言って抜けてるばかりだとイライラする…(私の性格の問題かも知れませんが)、そういうのを感じさせない良いヒロインだったなと思いました。愛されるというのはすごく重要なポイントだと思います。

少し悲しい部分を抱えつつでもそれはあまり感じさせない強さ、引くかと思ったらガンガン攻める意外性、でも弱いところもやっぱりあって…みたいな大変魅力的なヒロインでした。着ている服やお部屋の内装が個性的でかわいいのも100点。

そしてこのヒロインを好きになるんですねヒーローは。
社長もね…こういう身分違いの恋系にありがちな俺様系だと私はスン…てなるタイプなんですが基本がワーカホリック過ぎて気になりませんでしたね。←

あと育ちの良さが言動の端々からきちんと感じられるのも説得力があって良かったです。
割と序盤からヒロインのこと好きなのも個人的に観ていて楽しかったですね…
こちらもキャラクターのプラスとマイナスの揺れ幅が絶妙でした。


他のキャラクターも、ともすれば何こいつ!となりそうなところをうまくそうならないようにフォローできているのはなんなのか…そこを自分の中でもう少し噛み砕けられればいいなと思います。


話は変わりますが関係性としては社長と秘書だけど兄弟のように育ってて、社長に対してたまに雑というか辛辣な部分があるチャ室長とても良かったですね。こういう関係性とても好き…見ていて面白いし信頼関係が見えたり上下関係で上の立場にいる人の懐の広さが見えたりして美味しいと個人的には思っています。


他にも面白いキャラたくさん出てくるんですが(ハリの同僚とか家族とか)、特にカン・テム社長のお祖父様(会長)が良いキャラだったんですよね〜!めちゃくちゃお茶目で…なので欲を言えば終盤きちんと和解したスリーショットが観たかったですね…


こちらは全12話で、「これ少女マンガで見たことある〜!」みたいなシーンが盛りだくさんでしたが(特に序盤)それでも最後まで楽しく試聴しました。

ああいう次から次へと観たくなっちゃう引き…大事だよね…
勉強しようと思います。


それでは思ったことをつらつら書いただけになってしまいましたが…面白いので秋の夜長にでも観てみて下さい。


したらば!


rin