6月の活動報告
遊木です。
いつもは「もう月末!?早すぎぃ!」とかほざいてますが、今月だけはあえてこう言いましょう。
ま だ 6 月 だ ぞ。
本当に内陸県にお住いの方を尊敬する。
熱中症には十分にご注意を!
ということで6月の活動報告です。
□漫画制作
去年末から新しい企画を立ち上げ、相変わらず三歩進んで二歩下がる進行速度の今日この頃です。
鈍足なりに、取材に行ったり、サークルメンバーにはディスカッションに付き合って貰ったり、何故か近代史の勉強をしたり、インプットもアウトプットもまぁいろいろしているわけですが。
とにかく考えることが多い!脳みそを使い続けている!うおおお!
ここ数年で身に染みましたが、漫画制作はとにかく論理的思考が基本中の基本。シナリオがあるから文系?絵媒体だから芸術系?いいえ、違います。漫画は圧倒的理系の世界です。(少なくとも商業漫画は)
ということで、最近はひたすら思考することが仕事になっています。
アイデアが浮かんでは思考、取材に行っては思考、ディスカッションをしては思考、イメージラフを描いては思考……永遠に続きそうなトライアンドエラーを繰り返しているわけですが、先日の打ち合わせでようやく、ようやく一筋の光明が見えた気がしました。
今後はこの光が幻にならないよう、引き続き思考のループ……否、螺旋を繰り返していき、今の企画を強いものにしていきたいです。
ちなみに、私がその辺の裏紙にアイデアを書き散らかすと定期的に数学の情報が混ざりますが、これは「漫画制作は理系云々」とは全く関係がなく、義務教育を地の果てに忘れてきた絶望の爪痕です。
□ YOKOHAMA URBAN SPORTS FESTIVAL 2022
6月の上旬に赤レンガで行われました。
初めてのイベントだったので、サークルメンバーはそれぞれ時間を見つけて覗きに行ったようです。
私も丁度次作の参考になりそうだったので、土日の両方とも乗り込んでGoPro回してました。
映像で見たことはあっても、生で本格的なアーバンスポーツを見たのは初めてで、特にBMXが面白かったです。「自転車の正しい乗り方ってなんだろう……」ってなりました。
元はパルクール目当てで乗り込んだのですが、その他の競技も見応えがあり、このまま赤レンガのイベントとして定着してくれたら嬉しいです。
現在は撮影したデータで動きの研究中。
メモは主観です。
□映画鑑賞(ネタバレ注意)
〇シン・ウルトラマン
特撮にも大して興味ないし、ウルトラマンの知識もほぼないので、初めは観るか迷いましたが、行って良かったと思います。普通にシナリオを楽しめました。
登場人物が良くて、特に敵キャラはどれも「うわー、知識があったらもっと楽しめたわぁ!」と感じさせるくらいの魅力。
過去作ではどのように表現されたか知りませんが、各キャラ設定は引き継ぎつつ、現代性を纏って再構築された感じが伝わってきます。
あと、今作で特に気になったのが、ウルトラマンに“ヒーロー”を感じない点でした。
特撮ものの主役はやはり“正義のヒーロー”のイメージが強く、遥か昔に少しだけ見たウルトラマンもその例に漏れていなかった印象です。
一方、『シン・ウルトラマン』のウルトラマンは、自身の持つ強大な力と人類に振り回され、その様は転校先の学校で人との距離感に悩む学生のようでした。
どう見ても“正義のヒーロー”とは思えず、何なら、人類の心の在りようを追究する学者と言った方がしっくりきます。
この“ヒーローの不在感”が好みでしたが、元々のウルトラマンファンはどう感じたのか気になります。今作ではヒーロー的カタルシスは得られ辛いので、それが目的だった人はちょっとモヤモヤしそう。
ただ、私好みの作風、演出ではありました。
〇名探偵コナン ハロウィンの花嫁
これも行くか迷って、勢いで見に行きました。
個人的に前作より面白かった印象。
昨今のコナン映画は、犯人の動機が「はぁ?」となるものが多かったので、いっそテロリスト=特に理由なしぐらいの方が楽しめる気がします。
執行人の時と違って、安室さんが最初からコナンくんに協力要請してるの見て「あ、学んだんだ」と思ってちょっと笑った。
あと、松田さんの事件が放送された時代にリアタイしてた世代なので、その辺の懐かしさはありましたね。
でも、やっぱりコナン映画はベイカー街がぶっちぎり一位なんだよなぁ。
〇犬王
圧巻としか言いようがない。
見る人を選ぶかもしれないけど、それでも圧巻です。
これは観ていない人に感想を伝えるのが非常に難しい。
アニメシリーズの平家物語も非常に良かったですが、それとはまた違う、湯浅監督にしか生み出せない平家物語が、圧倒的熱量で表現されています。
一方、“琵琶法師”の象徴的な使い方はどちらも共通していて、そういう意味では両方見ている方が作品への理解は深まりそう。
あと普通に歴史上の犬王の存在が気になります。一体何者だったのか。
あ、ちなみに2回観に行きました。
□横浜開港資料館
「いつでも行ける」と後回しにし続け早何年になったのか……今回、取材という名目でようやく行ってきました。
玉楠の木は何回か見ていたのですが、ちゃんと入館料を払って中の資料を見てきたのは初めてです。
ペリー来航から横浜が開港するまでの流れ、外国人居留地の時代など、主に関東大震災手前ぐらいまでの横浜の様子がまとめられています。
建物自体も歴史があるものなので、気になる方は是非。
観覧後は周辺を散策し、気温が下がるまで大さん橋で休憩、夕方のベイサイドエリアをぶらついて次作のネタをあれこれ考えました。
あとはちまちま雑事を片付けていました。
『陳情令』の感想もゆるりと続きを書いています。
ところで最近、メンバーの夏野ちゃんが魔道祖師の沼に片足を突っ込んでくれたよう。
そのうち萌え語りが出来そうでおらわくわくすっぞ!
aki