ねぇ知ってる?2021年も半分が終わるんだよ?
どうも、紆余曲折の末、数日前からようやっと原稿作業を再開した遊木です。
生きてます。
再開したばかりというのもありますが、久しぶりの原稿作業はまだルンルンで出来ています。
このルンルンがあと何日続くのかわかりませんが、ノっているときに出来る限り進めたい所存。
私は基本、ネームが本題、作画は仕上げみたいなノリで漫画制作をする人間なので、ネームにOKが出ると「もう7割は終わったな」とか考えてしまうのだ……。
でも多分あと数日経つと「馬鹿が、何が7割だ」って言ってると思います。毎回言います。
いい加減学べ。
これも毎回のことですが、作画に入ると、頭ではもう違う物語を考え出してしまうんですよね。
多分、作業BGMにアニメとか流している影響もあると思いますが、作画中は結構ネタが思いつくので、メモ帳を開いて、作画、ネタメモ、作画、ネタメモ……を繰り返すことが多いです。
……あれ?だから作画遅いのかな??
……いや、普通に筆が遅いのか。
ネタと言えば。
何か作品を「面白い!」と感じるときって、多かれ少なかれ自分の好きなネタが入っていることがほとんどじゃないですか。
そして普通は、その数が多い作品ほど、好き度が増していくものだと思います。
鑑賞専門の場合は、特に問題はないでしょう。「嵌れる作品見つけた!幸せ!」となるオタクがほとんどだと思います。私も何かの作品に嵌っているときは、萌えですごくテンションが高いです。人生の幸福度が常時の1.5倍増しです。
ただ!それは!鑑賞者の自分だけ!
創作者の自分は、好きな作品に出会うと「うわあああ」と頭を抱えるのだ!
創作者の私は嵌れる作品に出会うと、嵌る作品に出会う→つまり自分の好きなネタがいっぱい使われてる→好きなネタ=いつか自分の作品で使いたいネタ→うわああああ!!!ネタが被るぅぅぅ!!!……となるわけです。
例えば、私は最近魔道祖師に嵌っていますが、関連作品を見るたびに「うほおおしゅきぃいい!」となる一方、その興奮と同じ大きさで「ああああネタがぁああ」と地に膝をついて絶望するわけですね。ジーザス!
じんせいは、そうかんたんにはいかないものだなぁ 〇つを
……だから、本当は思いついたネタをさっさと出力したいんですよ。筆は遅いけど。
ネタ被りを見ると心身にダメージを負う人間なので、ダメージを負う前にさっさと世に解き放ってしまいたい。他の作品で見てしまう前に。
筆が遅いとか言ってる場合じゃないぞ。
ただ、かといってインプットは疎かにしない方が良いんですけどね。
やっぱり良作を見て「うおお…こんな発想があったとは」とか「めっちゃ良いキャラだな…こんなキャラ登場する話描きたい」とか、そういう刺激は大切だと思うので。
最近だと、メイドインアビスに出てくるオーゼンから「このキャラ良いなぁ」という刺激を受けました。
変人で残酷さがあり、最後までそのキャラ性がぶれることはないのに、何故か物語が進むにつれ、懐の深い、母性すら感じる人物像になっていく。魅力的なキャラだなぁと。
ただ、後々出てくるボンドルドも、最後までキャラ性がぶれるわけでもないのに、最初と最後で抱くイメージが変わったので、多分つくし先生がそういう表現がお上手なのでしょう。
しかしボンドルド、てめぇは許さねぇ。
うおおお…早く長編描きたい……ッ。
ぅぅ……取り合えず目の前の作画頑張ります。ハイ。
最近の私↑
aki