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ドラマ観ながら見てること

どうもこんばんは霧島です。

今期のドラマがぼちぼちスタートしたようなのでゆるゆると観ています。

私の観るドラマは結構ジャンルに偏りがあるんですが中でも1話目面白かったな〜というのをさらっとご紹介。

ご紹介というか主にキャラクターについて思ったことをだらだら書いてます。

ネタバレぽいことも書いてるかもしれないのでそういうのはやだ〜という方はスルーした方がいいかもです。





○「恋はDeepに」
海をめちゃくちゃ愛してる海洋学者の渚海音(なぎさみお)と、海中展望タワーの建設に携わる御曹司、蓮田倫太郎(はすだりんたろう)の2人が運命的な恋に落ちるーーーーというラブコメですが、ヒロインのキャラクターが結構面白くていいなと思いました。

第一話で海音は所々不思議な行動を取ることがあるんですが、人間的に好印象を与えつつ、彼女はどうしてこういうことをするんだろう?と興味を引けているのがいいなと思います。
恐らくそれは彼女の秘密に関係する行動となっているので、その理由が明かされた時観ている側としては謎が解けたことがカタルシスにもなるし、そのキャラ自体がぐっと起ってくるので忘れられないキャラクターになるのではないかなと思いました。

普通の人ならこうするところをこのキャラはああするんだな、どうしてだろう?みたいなのがあると一気にそのキャラに興味が湧くと思うのですが、その答え合わせをどのタイミングで持ってくるのかは結構重要だなあと思います。
因みにこのドラマではそれを引きに使っているようでした。

また、行動自体はそれほど奇異的なものでなくても、「異常に(頻度など)」というのを付け加えるだけで特別になるのだなと思います。

例えば今回のドラマで言うと、落ちてるゴミを拾う(これ自体で結構キャラ起ちになる行動だとは思いますが)などがありますが、それを職場に着くまでに延々と回収してたら多分普通の人とは違うなとなりますよね。しかもそれが「いい人」を演出する為の行動ではないんだろうなというのも併せて匂わせている。

要素を組み合わせることで同じ行動でも観ている人に与える印象を操作できるんだな〜と思いました。そういうキャラ性をキャラ自体の行動で見せていくのはすごく好きだなと思います。自分でやろうと思うとなかなか出来てないんだけど…(白目)

結構ドラマ自体の作りが親切というか、わかりやすいので、なんとなくこういうことなんじゃないかな…?と予測できるのも話題性としていいのではないかなと感じました。私はこう思うけどあなたは?みたいな話題の種にできるというか。

割と映像系の作品を観るときは先の展開を予想しながら観てしまうタイプですが、それをいい意味で裏切られるのが好きです。そう来たかー!!みたいなのが気持ちいい。

基本的にはラブコメの様なので先の展開も段々2人のやり取りに夢中になっていくんだろうな……と思いつつ、キャラに興味があるので引き続き観てみようと思います。

因みに主演は石原さとみさんと綾野剛さんです。単純に画面が美しいのでそれだけでも観ていられそうな気はします。←

○「コントが始まる」
売れないお笑いトリオ、マクベスの春斗、潤平、瞬太と彼らを応援するファンの里穂子、そしてその妹つむぎ。彼らの織りなす群像劇です。

なんだか映画っぽい雰囲気だな、と思いました。
このドラマは結構共感タイプというか、誰もが感じたことがあるであろう思いを描こうとしているのかな、と第一話を観て感じました。恐らく一緒に泣き笑いして楽しむタイプの作品……めちゃくちゃ好きですね。
ただ視聴しながら胸を抉られそうなので気を付けたいと思います。

この作品はキャラの特殊性というより関係性で見せているというか、会話のテンポや内容が面白いなと感じました。

群像劇なのでキャラクターは初回から追うべき人たちが多いのですが、その中でも1話は優先順位のようなものがあるので混乱せず見やすかったです。

また、マクベスは同年代の男性3人で成り立ってますが、それぞれクール、熱い、明るいとキャラ性がバラバラなのも魅力的だなと感じました。
2話、3話とそれぞれのキャラクターやそれを取り巻く環境などが深掘りされていくのかなと思うのでその辺りも楽しみです。

先程キャラの特殊性ではないと書きましたが、特殊な部分が軍を抜いて目立つ様な描き方をしていないだけで、誰でも変わった部分は持っているのを前提に「いそう」なキャラが出来上がっている様に感じました。
この塩梅は結構キャラクターを作る上で重要なのかもしれないなと思います。

特殊性であったり意外性であったり何か「他と違う」と思わせる部分、ひっかかる部分はキャラを見せる上で大切ですが、それが飛び抜けると完全な主人公になってしまうなとも思います。全員が主人公というのも面白そうですが、そこまで強めのキャラクターでは無い方が、群像劇を描く場合良いのかなと感じました。

○「ネメシス」
一見デキる男風のポンコツ探偵風間と、天才的な能力をもつ助手のアンナの2人が事件を解決に導く探偵もの。

1話完結の推理ものですが、個人的には推理を楽しむというよりその裏にあるキャラクターの謎を追っていく方が気になるなという感じです。

キャラクターとしてはとにかくアンナちゃんが最強だな……と思いました。
かわいく賢く強い…演じているのが広瀬すずさんなのですが、動いてるだけで「かわい………」と画面に釘付けになってしまいます。
私は1番にビジュアルから掴まれるんだ……

漫画とドラマのキャラ作りで1番違うのはやはり見た目の造形を1から作るか否かかなと思うのですが、(ドラマの場合俳優さん自身という素体がどうしても要素としてあるので)それでもイメージの延長として色々な俳優さんの役作りを見るのは勉強になるなと思います。

この点に関しては常に現在進行形で悩まされている部分でもあるので、何故その人を可愛いと思うのか、かっこいいと思うのか、嫌だと思うのか……姿形なのか表情なのか動作なのか…というところは気にしていきたいところだなと感じます。

アニメやマンガなどのキャラクターももちろん参考になりますが、個人的に3次元の方が自分のフィルターにかけた時に取り込みやすい印象があります。
(これは模写とかとは別の話です)

そんな感じで特に気になる部分についてつらつら書いてみましたが……この他にもいくつか観てるのでまた機会があったら何か書くかも…書かないかも……

取り敢えず今放送してるものについて書きましたが、もし他にキャラクターとか面白げなドラマがあれば教えていただけると嬉しいです。作業のお供にします。

 

因みにこれはブログの内容と全く関係のないただのらくがき。

したらば!

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