漫画と盾とエヴァと私
どうも遊木です。
最近地震が多くて心配ですね。
さて、3月と言えば年度末ですが、RWもここ数年は年度区切りの活動を続けています。(昔はサークル結成日で区切っていた)
年度末には、その年の反省や次の年の活動計画などを各自でまとめ提出、ミーティングで詳細を議論するのが恒例です。別に提出物の文量に指定はないのですが、私だと大体トータル2万字は超えているので、もうこれ大学の課題じゃね?と思ったり思わなかったり。
2020年度のまとめは次の記事でささっと書こうと思うので、今回は最近の活動のまとめをしておきます。
あと最後にちょろっとシンエヴァの感想を書きますが、どんな些細なネタバレも許容できない方は注意です。
〇漫画制作の話。
1月~2月の間、諸事情で結構な期間担当からの連絡を待っていたのですが、その間何をしていたかというと、次作に使う背景素材の準備をしていました。
まぁ、今後ネームの修正が追加されても物語の舞台が変わるわけではないだろうから、さっさと用意するかー…という感じで、須々木氏に3DCG素材を発注。(次作は!舞台がずっと同じ!良かった!)
3D素材は過去にもノベルゲームなどで活用してきましたが、RWでは漫画組の制作をサポートするのにも使用しています。
資料の提出→試作→リテイク→修正……などなどの過程を繰り返し、ある程度のものを用意してもらうわけですが、須々木氏も3DCGを創作のメイン媒体にしているわけではないので、まだまだ手探りの状態ではあります。
将来的には違う媒体同士が、互いの仕事をスムーズにサポートできる体制を整えたいと思っているので、現在の漫画組と須々木氏のやり取りは、その試験運用みたいなもんですね。ジャンル・媒体問わずメンバーを募集しているRWの強みをしっかり活かしたいところ。
須々木氏制作
という感じで、物語のメイン舞台であるビリヤード場の素材が完成したあたりで、再び自分の作業が追加されたので、現在はそれを片付けているという流れです。
今年に入ってから、ちょっと制作の流れが読めないことが多かったので、わずかに残っていた10周年企画の動画編集が止まっていますが、時間が出来次第ばばーっと片付けるので、そちらももうしばしお待ちを。
あとツイッターでも呟きましたが、去年参加したヤンジャン40漫画賞の盾が届きました。(先月の話だけど)
ゾンビ部門だし使用されてる絵がこれだし……マジ扱いどうしよ?となりましたが、届いて速攻収納に押し込まれるのも不憫だったので、暫くは扉の裏の棚に飾ろうと思います。めったに人が見ない場所だけど。
……せめてヒロインの笑顔のシーンだったら印象も違ったのに……。
〇「シン・エヴァンゲリオン劇場版」感想
見てきました。
いや、見届けてきました。
もはや詳細な感想を書くことが野暮に感じるので、本当にざっくりですが、思ったことを。
やはり、新世紀と新劇場版の大きな違いは、物語に真希波マリがいたことだと思います。それまではユイの遺伝子を引き継いでいるという点から、綾波が物語における“母性”の一端を担っている部分もあったのですが、正直綾波の母性は非常に不安定でした。(ミサトさんに関しては、私は母性より父性に近いものを感じている)
それに比べ、新劇場版・破から登場したマリは、女性キャラの中でも抜群の安定感で、それまでの物語で圧倒的に欠けていた芯のある母性を体現していました。
噂によると真希波マリは庵野監督が生み出したキャラではないらしいですが、それを聞いてなんだか「深いな……」と思いましたね。
自分のキャラではない、他人との交流で生まれたキャラ、他者からの介入で物語に登場したキャラが、最後、長い長い月日をかけてようやく大人になったシンジくんと、手を取り合ってホームを駆けていくわけです。……なんだか深くないですか?
そして私は、最後の最後で、声変りを果たしたシンジくんに一番ぐっと来ましたね。
とにかく、今言えるのはこれだけ。
さよなら、エヴァンゲリオン。
ありがとう、エヴァンゲリオン。
aki