平日昼間、徒然なるままに歩いていきました。 | 乱歩酔歩--Random Walk official blog--

平日昼間、徒然なるままに歩いていきました。

須々木です。

 

 

「徒然なるままに」とか書きましたが、別に「することもなく手持無沙汰」というわけじゃないです。

 

語感的に思わず書いてしまっただけ。

 

 

ソーシャルなディスタンスに配慮しつつ、歩いてあちこち行ってきましたよという話です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■「冨安由真展 漂泊する幻影」

 

神奈川芸術劇場〈中スタジオ〉にて開催の「冨安由真展 漂泊する幻影」に行ってきました。

 

ツイッターに流れてきた画像を見て、ビビッと来たので行った感じです。

 

神奈川芸術劇場は初めて行った気がしますが、劇場施設(スタジオ)を使ってやるとこんなことができるのかと。

 

 

 

(今後行く予定で、新鮮な気持ちで見たい人は以下閲覧注意)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まず入り口が・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

扉!

 

 

 

開けると・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

廊下!

 

 

ただし、廊下の両端を完全に塞ぐ形で鏡があるので、合わせ鏡になってずっと続いているように見えます。

 

そして、もちろん自分の姿もどこまでも・・・。

 

ちょっとドキッとしました。

 

 

 

 

 

 

端まで行き扉を開くと、メインの展覧空間。

 

 

かなり暗いので、少し目を慣らす必要があるかもしれません。

 

暗闇の中で、特定のスポットをライトが照らし出します。

 

照らし出されたものを見ていると、ほどなくして明かりが弱くなり、また別の暗闇の中で他のスポットが照らし出されます。

 

光に導かれるように視線を移していくと、今度は壁に廃墟を彷徨う感じの動画が流れ、また暗くなり・・・

 

今度は、どこからかミストが噴き出し、先程と同様のライトが、今度は明確な光の筋を帯びます。

 

みたいな。

 

インスタレーションなので、結局、体験してくださいとしか言いようがありませんが、参考までに写真を。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

長らく放置されていたであろう家具やピアノや小物類。

 

脈絡を感じさせない、それでいて妙にマッチしているそれらに寄り添うように、動物の剥製が佇んでいます。

 

物体は何一つ動かない。

 

ライトの明暗、時々流れる映像、噴き出すミスト以外、変化のない空間。

 

敢えて言うなら、光だけが移ろい、それにつられて鑑賞者も静かにふらふら移動する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな不思議空間を満喫してのち、部屋を出ると・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

再び廊下!

 

 

 

 

 

仕掛けは先程と同様ですが、今度は意味深な車椅子だけあります。

 

車椅子がなければただのデジャヴって感じですが、車椅子があるだけで何故かやたらと想像力が掻き立てられます。

 

 

 


 

 

そして、次の展示空間。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

絵画が並んでいるだけ。

 

ただ、そこは再び暗闇の中で、スポットライトが順に照らしていく。

 

照らされていない絵画は、見ることができない。

 

じっと見ようとしても、またあっという間に暗くなり、別の絵画が照らされる。

 

描かれているものは先程の展示空間やそこで流れていた映像に通じる雰囲気。

 

 

 

 

 

 

 

基本的には、展示空間は以上の2つ。

 

空間としても構成要素としてもコンパクトなのかもしれませんが、非常に印象的な鑑賞体験でした。

 

剥製や絵画など、時間の流れから切り取られた、どこまでも“静”なものと、絶えず移ろい視線を強制的に誘導する力を持つ光の演出、すなわち“動”なものとのコントラストは、なかなか体験したことのないもので、かなり興味深かったです。

 

あと、単純にモチーフも好みでした。

 

「劇場」でアート作品を鑑賞するというのは、こういう感じなのかと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■アートブック/アートグッズ@BankART KAIKO

 

 

神奈川芸術劇場から真っ直ぐ1キロくらいの距離だったので「アートブック/アートグッズ」も見てきました。

 

ちょうど、みなとみらい線に沿って歩く感じです。

 

 

このイベントは、2019年には新高島町駅のところにある「BankART Station」で開催していて、以前そちらも行きました(インスタに写真あり)。

 

今度の第2回は、横浜新市庁舎近く、北仲ブリック&ホワイトの1階にて2020年10月末オープン「BankART KAIKO」が開催場所です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アーティストによる個性豊かな一点もの作品の数々は、見ているだけで楽しいです。

 

本も並んでいますが、本屋や図書館ではなかなか見つけられない、狭い需要を鋭く突く面白い本がたくさんです。

 

価格は200円~10万円とのこと。

 

 

たぶん、コミティアのハンドメイドなグッズ系のエリアが好きな人は、かなりたぎると思います。

 

珍しいアーティスティックな品々を売買する場として定着すれば良いと思います。

 

 

BankART Stationは、地下の秘密基地みたいな趣ですが、こちらのKAIKOはよりオープンで立ち寄りやすい雰囲気でした。

 

もっと多くの人に知ってもらえたら良いなと。

 

 

 

 

 

 

 

 

■ロープウェイができてきた。

 

桜木町駅前から新港地区の運河パークまで結ぶロープウェイができてきました。

 

 

 

空模様が微妙・・・

 

 

 

もともと観覧車が目立っているので、ロープウェイもアトラクションの一つという感じですね。

 

鉄道発祥の地、桜木町(初代・横浜駅)からみなとみらいにかけてのエリアは、様々な種類の船、水陸両用バス連節バスに水素バスに。

 

とりあえず、いろいろ乗り物が豊富ですが、そこに新たにロープウェイが加わります。

 

エリア全体がテーマパークっぽくもあり、楽しげな雰囲気で良いんじゃないでしょうか。

 

(しかし、ロープウェイの料金高い・・・)

 

 

※ロープウェイについては、こちらの記事が見やすいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■女神橋が部分開通した。

 

いろいろ余計なターンを挟んだものの、ようやく部分開通です。

 

 

 

空模様が微妙・・・

 

 

 

土地勘がないと分からないかもしれませんが、「まさにここに橋が欲しいんだよ!」というところにかかってくれてありがたい限り。

 

インターコンチネンタルのてっぺんにいる女神像が見下ろすところに、歩行者専用の橋ができて、海沿いの散策には最高です。

 

 

※女神橋については、こちらの記事が見やすいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

sho