
工事は続くよ、いつまでも。
須々木です。
コロナで引きこもっているうちに、快適な季節は過ぎて行ってしまいました。
今月に入ってから、歩いて行ける範囲でうろうろするようになりましたが、それでも随分な変化があったりします。
というのも、横浜では、東京五輪にタイミングをあわせて、大規模な開発が同時に進行していて、それらが2019年から2020年にかけて一気に開業となっているためです。
横浜駅やみなとみらいは、そもそも普段からどこかしらで工事をしているわけですが、それがさらに勢いを数段増した感じになっていました。
そこで、今回は、今年オープンのスポットをまとめていきましょう。
・・・と思ったのですが、
わかりやすくまとめてあるページを見つけたので、素直にリンクを飛ばしておきます。
横浜に2020年オープンする新スポット・新施設まとめ!アリーナやミュージアム、ホテル(はまこれ)
みなとみらいで工事中のビルは何になるの?~MICE施設、新港地区、桜木町駅周辺編~(はまれぽ)
みなとみらいで工事中のビルは何になるの?~みなとみらい大通り編~(はまれぽ)
横浜駅西口はどう変わる? 神奈川のサグラダ・ファミリアの現状は?(はまれぽ)
2019年もなかなかの勢いでしたが、2020年も結構な勢いです。
そして、今後も当面続くようです。
日本有数の再開発地区であるみなとみらいは、横浜市六大事業の一つとして1965年に提案され、1983年着工、1989年頃から開発本格化という流れで今に至ります。
最初に描かれた街づくりの方向性は、その後もしっかり守られ、年々活気を増しているように感じます。
この数年で、暫定施設は恒久施設になり、広い空き地が徐々になくなってきました。
たっぷり税金を納めてくれそうな大きなオフィスも増えましたし、ビジネスマンも観光客も増えました。
まだ新たな大型開発が控えているようですが、それでもようやく全体像が見えて来たような気がします。
あと10年くらいで、主な開発は終わって、ほぼ完成版になるのではないかと。
個人的には、海沿いの歩行者動線が整備されてきたのがナイスです。
ゆったり広々で、まったり散歩するにはもってこいのエリアです。
横浜駅から山下公園まで、自動車を気にせず散歩できるのが素晴らしい。
混雑しているところもありますが、あちこちに穴場があるので、必ずどこかでマッタリできるのが良いです。
臨港パーク。(6月5日撮影)
その名のとおり、海に面した広い公園。
イベントがなければ、みんな超マッタリしている。
客船が停泊しているのは、横浜ハンマーヘッド。
みなとみらいとは対照的に、ごみごみして雑然とした印象の横浜駅周辺ですが、こちらも着々と再開発が進んでいます。
西口やきた西口付近の開発(JR横浜タワーなど)の終わりがそろそろ見えてきましたが、そのあとに、みなみ西口(五番街付近)やみなみ東口(中央郵便局付近)の再開発が動き出すものと思われます。
JR横浜タワーに最新鋭のシネコン「T・ジョイ横浜」が入るので、流石にムービルは畳むのではないかと踏んで、次は五番街付近の再開発かなあという気はします。
いずれにせよ、1世紀以上つづいてきた横浜駅の工事は、まだ数十年終わることはなさそうです。
なお、このあたりの話をもっと詳しく知りたい人は「エキサイトよこはま22」というものを調べると良いです。
横浜駅きた東口。(本日6月20日撮影)
チープな駅入り口の横に、新しく階段とエスカレーターが出現。
JR横浜タワーとJR横浜鶴屋町ビルを結ぶ「はまレールウォーク」に上がれるようになりました。
なお、チープなところは、これからどうにかするようです。
「はまレールウォーク」(たぶん本日開通)にあがるとこんな感じ。
人ごみを抜ける必要がなくなったので、この地区の歩行者動線はだいぶ良くなる印象。
ちなみに、レールは、東急東横線横浜駅が地下化される前の状態をイメージしているでしょう。
というわけで、なかなか新陳代謝が活発な横浜エリアの紹介でした。
sho