4月なんてなかった。
どうも遊木です。
先ほどまでネームを描いていました。
昨日からノンストップで作業していたのでかなり意識が朦朧としていますが、ブログを書いてからじゃないと寝れないのである。(何故なら今日は月末だからだ)
今回は、制作期間がトータルで一ヶ月半しかないカツカツスケジュールの上に、「ワンアイデアをエンタメに」という、ザ・商業漫画の練習をしているので精神的にもカツカツです。(基本同人脳)ただ、これに関しては避けては通れない道なので頑張ります。眠い。
ここ1年ぐらいで制作している作品は、どれも自分なりの「学び」を設定して挑んでいます。去年の夏ごろ制作していたものは①長編を読み切りにする練習。先日終わったものは②ニッチな題材をエンタメでコーティングする練習。そして現在取り掛かっているものは③エンタメのためのエンタメ練習です。
私の創作活動の方針から考えると、まぁこの三つは最低押さえなきゃいけない演習だと思っています。①に関しては改善すべき部分が多数ありつつも、自分が設定していた最低限の結果は残せました。②に関してはまだ結果が出ていないのでわかりませんが、結構ギリギリかなぁ…ううん…と思っています。
そして現在取り掛かっている③……果たしてどうなるのか…。
そういえば、ひとつ前の制作が終わり、今の制作に入るまでの1週間ぐらいでアニメをいくつか見ました。以下、簡単に感想など。多分ネタバレはないです。
〇メイドインアビス
須々木氏に進められて見た作品。非常に良かった。
元々ダーク・ファンタジーが好きというのもありますが、なんというか、自分が目指しているファンタジーとして非常に良いお手本になる作品だなぁと。
ベルセルクや漫画版ナウシカ、ピグマリオなど密度びっしりのファンタジーが大好きで、自分が目指している方向もそっちなのですが、なんといってもどれも重い。もういろいろ重い。超重い。
その点、メイドインアビスはエンタメと重さのバランスが非常に良かったです。
世界観と設定は非常に作り込まれている一方、キャラクターの行動原理は実にシンプル。そして、可愛い絵柄でもなかなかにエグさを感じる「え、そんなところまで描いちゃうの…?」という容赦のない描写。どれも素晴らしい。これは久しぶりの良作です。
悔やまれるのは、修羅場真っただ中で劇場版が見られなかったことだ……うわーん!
〇さらい屋五葉
ようやっと見ました。オノナツメ作品らしい、粋なキャラが織りなす渋い物語でした。
原作をしっかり読んでいないのですが、ACCAよりややB級感が強い印象。
どこかくすんだ世界に、うまく馴染んでいるようで馴染めていないキャラクターたちが、まるで指し色のように存在することで作品をまとめている、そんな印象でした。
オノナツメ先生の作品は、作家性がごりごりに感じるのがとても良いです。他の作品も見たいなぁ。
〇宝石商リチャード氏の謎鑑定
これは、ネットでヴィク勇の民がおススメしていたので見ました。
結論から言うとBとLの世界が好きな人におススメ。完全なボーイズラブではないにしろ、ブロマンスとしても結構濃い方(?)のブロマンスの印象です。まぁ私は楽しめましたがね!個人的に、爽やか好青年が実は闇属性を隠し持っていたのが好みだった。あと単純に宝石の知識が増えるのが良い。
あと、作中に出てくる約款だったり、キャラクターの設定だったり、辻村先生は何か思うところがあってこの話を書いているのかなぁと感じなくもないです。原作未読なのでわかりませんが。
噂によると原作の方がアニメより数十倍主人公ズがいちゃついているらしいので、是非原作も読みたい所存。(ゲンドウポーズ)
あとすごくどうでも良いですが、私は最初にリチャード氏が「グッフォーユー」をお話あそばされたとき盛大に吹きました。櫻〇ボイスは反則やん。そして「エクセレント」は第二派だった。
〇歌舞伎町シャーロック
凜ちゃんが見ていたので後追いしました。
世界観設定は結構好き系で、全体の流れもそこそこ面白かったのですが、いかんせんシャーロック・ホームズを題材にしているので……あれよ…展開がね…名前でわかるじゃない…?ねぇ?
つまりそういうことです。著名なものを題材にするときの難しさですよね。キャッチーなかわりに先読みされやすい。
こんな感じでしょうか。
めちゃめちゃ眠くて、多分おかしい日本語大量発生ですが広い心でスルーして下さい。
あああ早く作画に入りたいぃいいい!!!!
以上、自粛期間に入って初めて「おれ、普段から人間活動自粛してたんや…」と気付いた遊木でした。
アデュー。
aki