やりたいことがいっぱいあるのは、多分幸せな事である。
どうも遊木です。
気付いたらもう8月も後半ですよ。
大人になると時間の経過が早くなるとは聞いていましたが、こんなにも感覚が変わるとは。
リアルに時間泥棒がいる気がします。
今回は、ずばり「私が死ぬまでに完遂させたい創作企画」について、記事をかきたいと思います。
やりたいことは本当に星の数ほどあるのですが、今回はその中でも上位に食い込む数項目をピックアップしました。
□「クラウン」(漫画)
作品を見る⇒pixiv
2018年の夏より、web上で隔月更新していた連載漫画です。諸事情により一時休載していますが、現在も自分が望む形で表現していくために行動中ですので、企画自体は止まっていません。
この作品を制作する上で、強く意識しているのは漫画版「風の谷のナウシカ」(宮崎駿作)と「ピグマリオ」(和田慎二作)という作品です。どちらの作品も、物語を通して歴史、民俗(種族)、生活、戦争、愛、生と死……多くの要素を表現しています。作者なりの“神話”を描いていると言う言葉がしっくりくるかもしれません。
私も「クラウン」に対して、“自分なりの神話を創りたい”という想いを乗せています。しかし、描けば描くほど感じるのが、圧倒的な知識不足、勉強の足りなさです。
幸い、現在はインターネットの普及によって何かを調べることがとても簡単になりました。故に、前もって知識がなくても、ネタの切り口を持っていれば、それなりのものが創れる気がしてしまいます。が、実際は逆でしたね。ネタの切り口を沢山持っている人は、結局いろいろなことを知っているんですよ。
「クラウン」を“神話”と呼ばれるような大きな物語にしたいなら、日々勉強を重ねていくしかないなぁと感じています。
□「ヒビカ・シティー・プロジェクト(HCP)」(サークル企画)
2015年から開始したサークル全体の企画です。
※HCP;〈ヒビカ〉という一つの街において繰り広げられる出来事を、サークルメンバー全員の手で同時並行的に紡ぎ出すプロジェクト。
これについては、そもそも明確な終わりがあるものではないので、何を持って完遂とするかは微妙ですが、ただ、私が個人で進めている「ジレンマ猫」の物語を完結させたいという意味ではありません。
HCPにおける一番のオリジナリティは、世界観でも設定でもなく、「制作スタイル」だと思っています。この制作スタイルを楽しいと感じ、個々の作品だけでなく展開の仕方も含め、企画全体が評価される完成度まで持って行く。それが目指すところです。
数年前に、強化年間ということでサークル全体で集中的に取り組みましたが、もともと先を急ぐ企画ではありません。それでも、何かしらの形でレベルアップする機会があったらそのチャンスは逃さないようにしたいです。
□「Doors」(漫画)
これは元々須々木氏原案の作品で、サークルを始めて最初の1年ぐらい、力を入れていた漫画です。(実は探し出すとサイトのどこからか見られます)
現代ベースのロー・ファンタジーで、まぁ……どこ〇もドアっぽいものが出てくるサスペンス?です。イベントで同人誌も出しました。
本編の連載に限らず、関わるもの全般、もう随分長いこと動いていませんが、実はちょいちょい話題にはあげてきました。「やる機会があったらやりたい」とは言い続けつつ、現実的な優先順位の問題で放置されていた作品です。
いつになるかはわからないけど、必ず完結させるぞ……!と考えていたのですが、最近になって変化してきた周囲の環境によっては、もしかして思っていたよりは近い将来、また制作を開始することになるかもしれません。そのときは勢いを持って取り組みたいです。
□「I walk around Yokohama at random.(仮)」(アート)
「横浜×Random Walk×自分の創作」をテーマにしたアート企画です。
タイトルも仮タイだし、内容も詰め切れていないのですが、これもずっとやりたいと思っていたことで、今年度から具体的に動き始めました。アート企画ということで、長い期間、腰を据えて取り組もうと思っています。
なんとなくやりたいことはありつつも、最初の一歩目をどう切りこもうか4月からずっと悩んでいたのですが、最近になって「これが何かの突破口になるかも」というアイデアが出てきました。
横浜は、様々な場面でアートを積極的に街に取り入れています。そして、活動拠点としてRWも横浜に拘ってきました。多くの文化を日本に招き入れた場所であり、狭い範囲に様々な特色がある。歴史と便利さを兼ね備えた、創作にうってつけの街です。
自分達の活動と街がどう結びつき、どのような作品に繋がるのか、今からわくわくしているので、この企画は丁寧に扱いたいです。
あと、これは自分が主体となっているわけではないので省きましたが、その昔制作した「ノンノ・リレイショー」も完遂させたい、というか完遂させるときにプロジェクトメンバーの一員でありたい企画です。
須々木氏が主体の作品ということで理系ネタが結構出てくるのですが、思っていたよりも早く(科学技術的な意味で)現実に追いつかれそうなネタがあるらしいので、どうにか続きを作る機会が早く来ないかなぁと思っています。
個人制作のもの、誰かと組んで進めるもの、どれもやり遂げたい企画です。
身体はひとつしかないし、現実的な優先順位というものは当然ありますが、「全部やりたい!」というわがままを諦めたら何のために創作活動をしているかわからなくなるので、どの項目もチャンスが巡ってきた時に逃さないよう、準備だけは進めていきたいと思います。
創るってたのしい!
aki