それでは良いお年を!(今年最後の映画鑑賞してきました | 乱歩酔歩--Random Walk official blog--

それでは良いお年を!(今年最後の映画鑑賞してきました

こんばんは。米原です。こっちは先ほど親のおこぼれにあずかったオードブル。

貧乏人には中々手が出ない刺身だ~!やった~!あと肉と揚げ物。やった~!

 

 母に限定おせち整理券争奪戦の手助けを頼まれていましたが、母が寝坊するというアクシデントにより企画倒れとなりました。どのお店のどのおせちが欲しいか事前に聞いとけば先に行って並んだりとかできたかもですが後の祭り。普通にオードブル買って帰りました。いや~、でも個人的にはおせちより嬉しかったりして…。ありがたやありがたや。

 

 今日は出かけた足で「ファンタスティックビースト」の続編も見て参りました。「ボヘミアン・ラプソディ」と迷ってましたが、時間的にこっちの方が都合が良かったので。噂では「ハリポタ原作の知識がないと分からない所が多い」と聞いていたのでちょっと不安でドキドキでしたが、前作のファンタビを見てればハリポタ世界の設定をあまり思い出せなくてもギリ楽しめる構成になってたと思うので、ある意味すごいなぁ~と思いました。ファンにとっても盛り沢山+ハリポタライト層でもそれなりに楽しめるバランスが中々絶妙だったかと思います。(ハリポタライト層の意見)相変わらず目が楽しい迫力の映像でした。お話も原作や次回作との繋がりを匂わせる感じで続きが気になりました。現在5部構成?だった気がするので次で折り返しかな?やっぱり原作者が関わってる作品は良きです。


 私は、割となんでも「初見で見てる内は普通に楽しめる」所はとても助かる性分だなぁと思ってたりします。「自分に合わない作品だな」と思ったら即決で見るのをやめることができるのも才能だと思いますが、「大抵の作品は見れる」所は割と気に入ってます。1日寝て起きて全体の構成やら演出やらを振り返ると「…いや、冷静になるとアレは『ナイ』な。」と思う事も結構あるんですけども!映画見た後に考察とか見たり色んな人の意見を見るのが好きな事もあり、自分は「物語」が「じわじわ効いて来る」タイプというか、パッと出てこない鈍い所がある気がします。後から、色んな人の意見を見て「それは同意!」とか「それはそう思わないなぁ~。」とか「あの演出はそういうことか!」とか、他の方の感想にツッコミ入れたり、制作者の意図とかが見えはじめて漸く、「あぁ、私この作品でそう思ってたんだ。」て感じで振り返りながら、最後に漸く「面白いと感じたか?好きだったか?」て繋がってくるんだと思います。

 問題だけ見て先に答えを出して、答えが本当に合っているか?の途中式を後から考えてるんですねこれ。我ながら二度手間だなと感じます。かなりのろいペースですが、これはもう「自分が作品を楽しむ時の癖のようなもの」だと思ってますのでスタンスは変える気はあまりないのです。しかし欲を言えば、も~少しそこにたどり着くまでの過程をスピードUPしたいなぁ~と思う今日この頃でありました。

 

 反射的に「あ、好きだわ」て思った作品は結論も「やっぱ好きだわ」てなることもあるし、「面白かったなぁ~」と思ってたはずなのに「…いや…思い返すとそうでもないな…。」となったり、自分でも自分がわからなくなることもしばしば。

 なんというか、「面白いか?」に基準を置くと、物語・構成・演出・カメラワーク・キャストとの相性など、全体に求める基準が跳ね上がりがちですが、「好きか?」に基準を置くとかなりガバガバ判定だな自分、と思いました。「好き」に理由や理屈を求めてないんだな自分。ガバガバだ。(2回目

 このブログ書いてて、これ「自分の漫画作りのスタンスにも通じるモノがあるななぁ」と思えて来ました。自分にはもう問題に対しての答えが出てるのに、先生は途中式が合ってないとそれは合ってるとは言えないよね、て言われてペケ貰う、みたいな。(うるせー好きなんだよ

 でもまぁ、結局の所「過程のスピードUPの技術を身に付けねば」という結論に至るので、数こなして慣れないとなぁと思ったのでした。折角の大晦日ということで映画の感想ついでにちょっと自分を見つめ直してみたりしました。はい。

 

 今年は引き籠っていた1年だったのですが、映画はやはり手っ取り早くインプットできるのでとても助かりますし、劇場でもレンタルでも定期的に見ておきたいなぁ~と改めて思いました。(本当に良いものですね。)今年もあと数時間となりました。来年も健康に気を付けつつ沢山創作活動できるようにしていきたいです。それでは良いお年を~。

 

noz