伊豆修善寺遠足!
須々木です。
先日、現旧RWメンバー5人で、伊豆の修善寺に行ってきました(日帰り)。
修善寺温泉で知られる温泉街です。
そのときの様子を、写真メインでお送りします。
なお、面白エピソードもいろいろありますが、それはきっと誰かがうまく調理して出してくれるだろう。
朝、JR東海道本線に乗り込み、三島駅で乗り換え。
ここからは、伊豆箱根鉄道で終点の修善寺駅まで一本です。
というわけで、三島で・・・先に出発するのは左の列車っぽいので、レッツゴー。
お・・・?
おー・・・
電車丸ごとラブライブ!サンシャイン!!のラッピングがされていました。
町おこしのたゆまぬ努力。
彼女らが我々を修善寺に連れて行ってくれるようです。
というわけで、修善寺駅に到着し、駅前からバスに乗り数分。
ガラガラのバスをおりて、さあどこに行こう?(無計画)
「なんとなーく、このあたりを」くらいしか決めていなかったので、まずは地図をゲットして眺めて、その場で決めていく方式。
基本、徒歩で回れる範囲内に見所が集中しているので、あとは適当に。
地図に、「ミシュラン2つ星をめぐる温泉街散策コース」とか書いてあるので、このあたりをベースに。
日枝神社。
「修禅寺の鬼門に当り、弘法大師の建立と言われている」とのこと。
神仏分離で修禅寺から分離されたそうで。
日枝神社境内には、大木が多い。
修善寺温泉は、桂川(修善寺川)にそって続いています。
川には、いくつか朱塗りの橋が架けられていて、綺麗です。
修禅寺。
修善寺温泉街の中心です。
こちらも弘法大師が開いたとされている由緒正しきお寺(創建807年)。
紅葉が美しい。
12月なので、もうほとんど残ってないかと思っていましたが、むしろベストの時期だったのでは。
とりあえず修禅寺でみんなお参りしました。
修禅寺の目の前には、独鈷の湯があります。
修善寺温泉発祥の温泉で、伊豆最古らしいです(807年開湯)。
桂川の中にあるので、なかなか面白い景観です。
現在は足湯のみ。
あとで一回りしてきてから入りましたが、川の音を聞きながらマッタリ良い感じでした。
ずっといたい。
前を通過しただけですが、修善寺温泉街にある老舗の一つ、新井旅館。
明治5年設立。
画家や作家との親交が深く、芥川龍之介も逗留。
国の登録文化財。
大和堂医院。
かつての院長が、療養のためこの地にやってきた夏目漱石を最初に診察したそうで。
修禅寺滞在中の出来事は、夏目漱石を語る上でも重要な「修善寺の大患」として知られます。
独鈷の湯公園より。
独鈷の湯の対岸に位置します。
画面奥が修禅寺の入り口。
指月殿(しげつでん)。
「この地で非業の死を遂げた鎌倉幕府二代将軍頼家の冥福を祈り、母北条政子が建立」とのこと。
伊豆最古の木造建築らしいです。
指月殿の本尊、釈迦如来坐像。
寄木造り。
源頼家の墓。
頼家は鎌倉二代将軍ですが、在位わずか6年で修善寺に流され、祖父北条時政の手で暗殺(享年23歳)。
おやおや・・・なぜ山に入っていく?
この先、意外と長い山道。
今回は川沿いをまったり散策するはずが、なぜ山道をあがっているのだろう?
たぶんみんなそう思っていたはず。
定期的に現れる「おしゃぶり婆さん」の文字。
岩谷観音とおしゃぶり婆さん。
左側が桂谷八十八ヶ所の四十番目の石碑。
右の祠にいるのが「おしゃぶり婆さん」と呼ばれる子宝子育ての神様。
この、人知れず佇む・・・みたいな感じはなかなか良い。
しかし、道はまだ続く。
源義経像。
義経は、鎌倉の初代将軍源頼朝や、修善寺で自害した範頼の弟であり、二代将軍頼家の叔父。
この像は、大正末期につくられたそうです。
獅子にまたがっていますが、苔むした感じが良い。
一行、来た道を帰る。
桂橋の右岸付近。
紅葉が良い。
桂橋より上流方向を。
右に見えるのは新井旅館の建物の一つ。
リッチになったら、修善寺の老舗に留まってみたい。
桂橋。
撮影スポットのようだ。
良いカメラをもった方々がたくさんいました。
桂橋のすぐ近く、竹林の小径。
竹林と紅葉が本当に美しい。
夜にはライトアップをするようです。
修善寺は、寺+紅葉、川+紅葉、橋+紅葉、竹林+紅葉、山の中の紅葉など、紅葉のバリエーションが狭い範囲の中でもたくさんあるのが見所という気がしてきました。
竹林の小径の先、楓橋より下流方向。
右の竹林が、竹林の小径の端。
奥に桂橋が見えます。
楓橋。
こちらも撮影スポット。
この先、温泉街の端にあたる赤蛙公園まで行き、源範頼の墓を見て、空いていたので独鈷の湯でマッタリして、昼食を探しに。
辺りはひたすら蕎麦をプッシュ。
というわけで、蕎麦を食いました。
趣のあるお店、ゆったりとした和室で、十割の蕎麦をいただきました。
うまかった・・・。
ちなみに、竹林の小径が目の前だったので、眺めも良かったです。
そして、食後。
食ったら身体を動かさなくては。
そして、やはり高いところを目指す。
これまた、結構登らされる。
だんだん明るくなってくる。
梅林。
梅の木と紅葉のハーモニー(梅の花とは言っていない)。
梅の季節には相当見応えがありそうです。
公園内には、有名な俳人の句碑が点在していました。
そして、さらなる高みへ・・・
梅はなくても、紅葉だけで十分良い感じの園内。
ついに四阿(あずまや)があらわる。
ここが富士見台なのか?
お・・・おお?
真ん中をズーム。
富士山!
天気予報では、直前まで傘マークがついたり消えたり。
雨も覚悟の上の遠足だったが、これは完全な勝ち組ではないか!
気候も程よく、風もなく、自然物と自然音だけに囲まれて、見晴らしも良い。
マッタリ良い気持ちで寝れそう・・・と言って寝てしまうと大変なことになるので、温泉街に下りましょう。
最後、入る予定だった温泉に向かう途中で、修善寺ハリストス正教会(顕栄聖堂)へ。
明治45年落成。
そして、温泉だ!
温泉で疲れをいやし、とりあえず三島まで戻って、居酒屋で夕食。
良き一日であった。
帰りの電車は当然爆睡でしたとさ。
※ あまり多くないけれど、一応、トゥギャりました。
sho