王を称えよ!(噂のバーフバリ完全版を見て来た
昨日、遂に「バーフバリ~王の凱旋~完全版」を見て来ました。やったー!
先に総括を書いてしまいますが、「すごいエネルギーとパワーを持った作品だった」の一言に尽きるかなと思います。やぁ~楽しかったです。3時間の間ずっと見所しかない。お尻の痛さに耐えられる人は是非見て欲しいです。
とりあえず、「バーフバリ楽しかったよ!」という思いを伝えたい為だけにブログ書きますね。はい。まだ見てない人でも読めるように内容のネタバレは極力したくないけど、ある程度は許して。
簡単な当日レポ ―――――
服を着るのも煩わしい猛暑の中、月初めの割引デーということもあり朝8時半と早めに出発。1時間電車に乗ってようやく完全版を放映してる劇場に到着。前の席に男の人が座り画面の1/4が頭皮になりテンションが一気に下がりましたが、遂に3時間にわたる私と頭皮の長い戦いがスタート。こんなに長時間劇場に座るのは指輪物語ぶりだけど、最後までもってくれよ、私の尻。
OPでは前回のあらすじ!て感じで前作の総集編の映像が流れだしましたが、前情報を入れないように努めてきた初見の私は「…え…続編…だったの…?」と、思考が停止寸前に。
「あ、私それ知らない、あ、そんなことがあったの、あ、それめっちゃ重要な情報、ネタバレ、あ、あ、あ、ぁ~~~~~………」て感じで、開始数秒で私完全にしくじったんじゃね感が漂い始める。あと2時間と56分くらいあるけど大丈夫か私???
私の様な犠牲者を出さない為にも一応解説を載せておきますが、今作「バーフバリ~王の凱旋~」は、前作「バーフバリ~伝説誕生~」の続編です。いいですかみなさん!?続編です!!!
今作は!!!バーフバリ・エピソード2です!!!!!
前作は「マヘンドラ・バーフバリ(子)」のお話しで、今作はマヘンドラの父である「アマレンドラ・バーフバリ(父)」のお話し、つまり過去編からのスタートです。これは2部にわたってバーフバリ親子を描いた作品だったのです。
や、結果的にはめちゃめちゃ楽しみましたけどね!今作だけでも物語は十分理解できるので問題はなかったのでそこは大丈夫でした。ですが構成として物語は前作とガッツリ繋がってるのでバーフバリ好きになった分だけ、「やっぱ先に前作見ときたかったな!」となったので、最初から100%楽しむためには前作見といた方がいいと思います。
サブタイトルの「伝説誕生」と「王の凱旋」を見れば大体予想はつくと思いますが、物語の軸は超王道です。例に似た映画の名前を上げようかと一瞬思いましたが、「この作品名上げるだけで物語の9割ネタバレなのでは?」となって止めたくらいに王道です。「早く見たい!」「前作探して見てる余裕がない!」て方でも十分楽しめると思いますので、見たい時に見ちゃえばいいと思います。でもちょっと調べてみたらスマホからレンタル視聴がすぐできる所も結構ありそうなのですぐ見られそうですが。便利な世の中になりましたなぁ。私も今週末にホラー映画の返却する時に前作探します。はい。
個人的にインド映画が肌に合ってるというのもありますが、バーフバリは始終「細けぇことはぶっ飛ばす!!!!!!!」くらいの勢いのまま進行していくのでとても爽快痛快。疲れた日本人には良く効くカンフル剤という感じで人気が出るのもなんか納得でした。エナジードリンクというよりは、本格カレーパーティーで歌って踊ろうぜ!みたいな、うん、自分でもなに言ってるかよくわかりません。
あ、歌と踊りも当然出てきます。インド映画だもの。歌舞伎なら「待ってました!」と合いの手を入れる所。某アニメ映画のように突然歌と踊りが始まっても溢れ出るなんかよくわからないパワーで観客をなんとなく納得させてしまえる圧みたいなモノがあります。すごい。
映画を見終わった後は、少年が無邪気に「悟空はすげぇんだよ!スーパーサイヤ人3になれるんだぜ?!」と語るような気持ちになりました。さすがバーフバリ。(?
劇場から出た後も思い出す度にニコニコしてたので、周りから見たらひとりで笑ってる不審者だったと思います。これを読んで気になった方は是非劇場で王を称えてください。レポはここで終わります。
やぁ~これでやっと色んなバーフバリ関連の記事やイラストが漁りに行けると思うと嬉しいです。今ちょっと検索したら「2までがバーフバリです。」で書いてある記事がヒットしてめっちゃ笑いました。あぁ~、はやく前作も見たい。
以下、ザックリした見所(という名の個人的に見て欲しい所)を勝手に紹介します。まぁ見てってください。
見所① 「バーフバリ」
主人公だし当たり前なんだけども態々上げるのには理由があるんだ。とにかく、やること言うことが大体見所だからTOPに上げられるのは仕方ない。
始まりからありえへん事を次々と平然とやってのける姿に圧倒され「私は一体なにを見せられているんだ???」と思考が鈍り始め、物語が進むに連れて徐々に感覚が麻痺しどんなに絶望的な状況でも「バーフバリならきっと何とかしてくれる…」という期待感に代わり、終盤では「さすがバーフバリ!」みたいにさも当然のことの様に感じられ、最後は熱狂と共に「バーフバリ!バーフバリ!」と叫んでる民衆のひとりになっている。完全版になる前のポスターでは「王を称えよ!」とあったように、この映画はまさに王を称える映画なんだなぁと実感しました。この謳い文句を考えた人天才かよ。唯々バーフバリの凄さを感じればOK。
見所② 「強い女たち」
バーフバリの叔母で育ての母でもある「シヴァガミ」は国母と敬われる、現王国の発言力と政治権のTOP。国民も他の王族も彼女の前に平伏す。存在感と貫禄がすごい。
今作のヒロインポジ「デーヴァセーナ」(バーフバリ(父)の妻でバーフバリ(子)の母)もすごい。才色兼備で武芸も達者なスーパーヒロイン。王族として誇り高く、シヴァガミにも物怖じしない度胸と鋼の心臓の持ち主。すごく強い。バーフバリも惚れる女。
見所③ 「ど派手なアクション」
派手であることが正義と言わんばかりに派手。如何に派手にするかに命を懸けてる感ある。
見所④ 「壮大な風景」
CG技術もふんだんに使い広大で壮大な風景が沢山出て来たので見てて楽しかったです。あと全体的に色使いがカラフルで華やかなのも好みでした。「ここ明らかにミニチュアやろ!」てシーンもあってちょっと和みました。
見所⑤ 「風」
バーフバリは自分の目で見たい!と思っていたのでツイッターに流れてくる紹介文やイラストは極力薄目でやりすごして来たんですが、「バーフバリの周りには風が吹いてる」という旨の文章をうっかり読んでしまいずっと頭から離れなかったのですが、やっっっとすっきりしました。予想の5倍くらい吹いてました。風。
見どころ⑥ 「クマラ」
デーヴァセーナの従弟。王族だけど小心者でお調子者なところがある。彼がいないと今作の物語は成り立たないので是非彼の動きには注目して欲しい。好きなキャラというのもある。
おまけ 「白鳥」
なんのこっちゃ?て感じだけど見ればわかる。めっちゃ笑ったしめっちゃ好きなシーンなので是非頭の隅に置いておいて欲しい。や、多分イメージ映像的なソレだったんだろうけど、笑った。
これから夏本番ですが、バーフバリに元気を貰ったので頑張って原稿しますかね。まぁ、次のブログは多分ホラー映画回で若干テンション落ちてる気がするんですけど…。それではまた次回。
noz