6月のまとめ。 | 乱歩酔歩--Random Walk official blog--

6月のまとめ。

須々木です。

6月が終わるより前に梅雨が明けてビックリです。
いよいよ夏本番、無駄に滾りますね。

というわけで、軽く今月のまとめをしておきましょう。




■サイト関連

以前のブログで、「6月に」などと書いていましたが、「何かのタイミングに合わせて」の方の都合で、7月にずれ込む方向です。

ただのサイト更新なので、あまり期待せずに気長にお待ちください。
他の部分も含めて、9月まである程度片をつけたいと思っています。




■文化庁メディア芸術祭

第21回文化庁メディア芸術祭受賞作品展に行ってきました。

第14回から毎年行っていますが、今回ももちろん行きました。
毎回、小難しいアートと俗っぽいサブカルが見事にごちゃ混ぜになったカオティックな雰囲気を楽しませてもらっています。
時代の変化に敏感な芸術祭なので、観覧していると〈その一年間を実際に生きて得た肌感覚〉と〈会場に並ぶ作品群から滲む空気感〉の突き合わせ作業をしているような感覚があります。
そして、これが結構癖になります。

1回ごとに、いろいろ思考し語るのも楽しい一方、本質的には継続して鑑賞することが大事なのかなとも思います。
一つの作品が、そのバックにある多くの情報、ストーリーを無視しては成り立たないように、メディア芸術祭も、単体で取り出すとちょっと勿体ないのかなという気がします。
なので、無駄に構えず毎年ふらりと行って楽しんでくるのは、結構おススメです。




■Mosaic Port「飲み会という名の飲み会」

創作コミュニティ Mosaic Portの集まりです。
当初は「意見交換会という名の飲み会」となっていた気がしましたが、いつの間にか「飲み会という名の飲み会」になってました。
つまり、飲み会です(笑)

今のところ、Mosaic Portでこういう集まりがよくあるわけではありませんが、これはこれで良いもんです。
今回は結局7人でしたが、このくらいの規模の飲み会は結構好みだったりします。
普通に夜解散のつもりが、朝まで楽しんでしまいました。
ありがとうございました!

Mosaic Portは、近いところに住んでいる人だけの集まりではないので、気軽に会えない人もいて難しいところもありますが、その代わり、あちこちでこのような場が設けられて楽しくやっていけるようになると良いなと思います。

あと、勿論、飲み会だけでなく、ノンアルでお茶会もありでしょうし、勉強会もありでしょうし。
いろんなタイプの集まりが発生すれば、それぞれ好みのところに参加できて、活力を得る機会ともなるでしょう。




■ワールドカップ

開幕してから、なかなか見応えのある試合が多くて楽しんでいます。
前のブログでベスト16と予想したチームのうち、4つハズレました。
ドイツが散るとか思わないって!

日本代表も、散々な前評判を覆して、見事にベスト16です。
次の相手ベルギーの戦力を考えれば、一方的にやられる可能性がかなり高いとは覚悟していますが、全力をぶつけて戦って欲しいものです。

グループリーグ3戦目のポーランド戦は、世界的に物議をかもしていますが、「倒すべき相手が目の前にいない」という特殊な状況の中、ルールに従って実利的に事を進めた采配は、個人的には大いに評価したいと思います。
しかも、この場合の倒すべき相手が、グループで争っていた「セネガルやコロンビア」だけでなく、トーナメント初戦で当たる可能性のある「ベルギーかイングランド」でもあった点が、ますます厄介な状況を生み出しました。

日本は過去に2度決勝トーナメントに進んでいますが、いずれもグループリーグの3戦で全力を尽くし、余力のない状態で、ボーナスステージとしてトーナメント1回戦を戦っていました。
そして、当然の帰結として、そこで敗退してきました。

今回、その壁を超えるにあたり、「グループリーグ第3戦に全力を尽くさない」という攻めの決断を下したことは、改めて凄いことだと感じます。
ここでしくじって敗退すれば、世界的な笑い者になることは確実だったからです。
ワールドカップにおいて弱小国の一つでしかない日本がとり得る手段はそう多くはなく、見苦しくても目標を愚直に目指す姿勢は、いずれ正当に評価されると思いたいです。

ギリギリのところで、「負けたらどうしよう」ではなく「勝ち進むにはどうしよう」という考え方ができる人は、サッカーの世界に限らず、より称賛されて欲しいと思います。

件の試合は、勿論、一つのサッカーの試合として見れば、正直面白くないものではありましたが。
ただ、一連のストーリーの中にはめ込めば、時に上げて時に下げる、見る者を揺さぶる見事なエンターテインメントだと感じます。

こんな作品つくってみたいですね!

 

 

 

 

sho