『ノンノ・リレイショー』のモブの話
RandomWalk初のノベルゲーム作品 『ノンノ・リレイショー ~人形の巡る街~』
懐かしいですね!ブログの上にも広告出てますね!DL販売を開始してから5年?ということは作業に関してはもっと前?てなると時の流れの速さに震えて来ますね。おぉ。
今回も蔵出し企画です。今年は特に、持ち込み用の漫画を描く意外は兎角バイト先と家との往復しかしてないので過去を掘り返すネタしかなくて申し訳ないです。でも折角発掘してきたので見てってください。当時もめっちゃ頑張って作業しましたから。
私、米原の担当は背景用の「モブ」の量産が主。ゲーム画面を華やかにする手伝いですね。シナリオは須々木さん。世界観が決まる背景は遊木さん。(各メンバーへ指示出しもことふたり) 立ち絵も現在は脱退しましたが他のメンバーが担当していたので、ゲームの内容を考える必要がなかったので、比較的に楽な方だったと思います。でもまぁ頑張ったので見てください。
2人、3人でまとまってるのは数えるのが面倒だったのでまとめて74個としました。
「こういう角度のこういうシーンで使いたいからよろしく。」て指示がくるので「りょ!」て感じで作業に入ります。【指示が来る⇒ラフを描く⇒代表のチェック⇒OKが出たら本描き】という流れです。「いいから量産だぁ!」て感じでひたすら増やしましたが、後のノベルゲームでも活躍してくれる良い素材ができました。重宝されると思うと嬉しいですな。ヘヘヘ。あの頃の私、頑張ったな。良くやった。よすよす。
シーンや用途に合わせて塗りがちょっと丁寧なのと雑なのとがありますが、まぁこんだけ小さいとどれが丁寧か雑かなんてわからな~い。良く見ると同じキャラのポーズ違いとかあります。モブでも全員まったく違う人だと逆に不自然かなと思ったので。あとデザイン考えるの面倒なんだ。でも体に動きがある分、上のモブより描いてて楽しかったので、気持ち筆も乗りました。イェイ。
ざっと計算しただけでも139人以上いるのか。見直すのと粗が目に付くので完成した後はしばらく見られなかったですけど、やぁ~さすがに5年も経った今なら「私頑張ったな!」て自分でも褒めてあげたくなります。や、当時メンバーからも「めっちゃ頑張ったな!」てチヤホヤして貰いましたけど、どっちかっていうと「あんまり無理すんなよ!もっと雑でもいいだぞ!(むしろスピード重視してくれ)」て感じでめっちゃ精神と体力の心配されてたイメージが強く残っててですね。最後の1週間の修羅場意外は全然平気だったよ。
他にも教授とたこ焼き屋のおっさんの立ち絵や、ちょこちょこ背景の小道具を手伝ったり、後半の修羅場では上がって来た立ち絵線画に着彩するお手伝いしました。着彩作業は完成版を載せると自分の手柄みたいになっちゃうし、あまりに手を入れた所がちょこっとすぎて良く分からないのもあったのでそういったのは自重しまいた。
夏コミのノベルティシールは完全に私の独断と趣味で作りました。素材全部提出し終わって、最後のプログラムと当日に持って良くROMに焼く作業を待つだけの状態だったので、このままのんびりするのもなんだか申し訳ない&当日までそわそわ、してたこともありチマチマと作ってました。カットは手作業で地味に大変なのだよ。でもこの作業嫌いじゃないので黙々と量産してました。なんか、振り返ると量産ばっかりしてるな。
モブを描くのは大変だったなぁ~とは思うんですが、「背景と合成する際にモブを小さくしなきゃいけない罪悪感で遊木さんのトラウマになる。」という予想外の所に爪跡を残す結果になりました。今でも時々夢に見てうなされてるそうです。スマンね!でも本人は割とけろっとしてるよ!最後の1週間の修羅場の記憶が無い程度で。
やぁ~思い出してみてもあの時は大変だったとしみじみ。はじめてのノベルゲーム制作だったのでもちろん全員はじめてだらけ。どこにどれだけ労力を割くか、ていう加減もわからなかったので、なんか、「全体的に頑張った!なんかめっちゃ頑張った!」て感じで各員満身創痍だったことだけは覚えてます。
ノンリレは手探りで作ったはじめてのノベルゲームですが、1番頑張ったノベルゲームでもあるので是非やって頂きたいです。この作品のお陰で各員のスキルも向上しましたし、以降の作品でもノンリレの経験が生かされてるので。まだやってない、て方の興味をちょっとでも引けたら記事を書いた甲斐があるってもんです。やってね!
次の記事のネタどうするかなぁ~。夏になったらホラー映画鑑賞するつもりなので感想書こうかなとは思ってるんですが、季節的にまだちょ~っと早いんですよねぇ。それではまた~。
noz