MP創作企画用イラストメイキング
どうも遊木です。
みなさんは室温何℃で暖房器具使いますか?
夏もそうですが、エアコンって一度つけると負けた気がしてなかなか使えないんですよね…。
さて、ちょっとRandom Walk内の話ではありませんが、先日まで私は須々木氏が管理している創作コミュニティMosaic Portの方で、ちょろっと創作企画の主催をやっていました。
企画内容はこんな感じですね↓
★創作コミュニティMosaic Portメンバー向け企画★
— 遊木秋勇(Random Walk) (@rw_akiyu) 2016年11月16日
本日より「お題イラスト制作!作者は誰だ!? 当てっこゲーム」を開催します。MPメンバー向けの企画ですが、どのようなルールなのかご紹介!
…さて…何人参加してくれるか。 #mosaic_port #MP_創作企画01 pic.twitter.com/psMAKIgrrj
リンク先の画像を見て頂ければ主な内容はわかると思いますが、ざっくり言うと「絵描きに同じテーマでイラストを描いて貰って、正体を隠したままメンバー専用掲示板に作品を投稿⇒各作品の作者が誰なのか当てあう」みたいな感じです。
企画は自由参加だったので最初は人を集められるか不安でしたが、最終的にはコミュニティメンバーの半数以上が参加してくれたので、コミュニティ初の創作企画としてはまずまずの結果になったのではないかと思います。
まぁこの企画は「創作」と銘打っていても、その実「メンバー同士のコミュニケーション」が一番の目的だったので、これをきっかけに一歩ずつメンバー同士の距離が近づいていけばなぁと考えています。
ちなみに、ツイッターでのやり取りを須々木氏がトゥギャってくれたので、こちらを見ると企画がどのような雰囲気と流れだったのかわかります⇒http://togetter.com/li/1053009
ということで、私がこの企画で提出したイラストのざっくりメイキングを毎度のことながらつらつら書いていこうかと思います。
特に凝ったことはしていないので、別個でメイキング画像は作りませんでした。
まず、今回の制作企画には「もうすぐ冬」という共通のお題がありました。
このお題をみんなに出したのは私ですが、特に深い理由もなく「“秋”ってテーマでの制作は去年うちのサークルでやっちゃったしなぁ…じゃあもうすぐ冬だからそれで良いか」みたいなクソ軽いノリで決めてしまったが故に、いざ自分で制作する段になって「やべぇ…全然思いつかねぇぞ…」と、出だしから躓くアホ丸出しな展開に突入。
期限が近づいてようやっとぼんやりしたイメージが湧いたので、何となく脳内を過った言葉をメモメモ。
ちなみにメモの内容は↓↓でした。
・冬籠りの準備をしている誰か。
・周囲は冬籠りと思っているが、本人はこの眠りが二度と目覚めない眠りだと気付いている。
・屍の上で自分の死を待つ孤独。
すげぇひん曲がった中二ぶりがわかりますね!正直自分でも何でこんなメモ残したかわかりません。
…私の創作メモは基本いつもこんな感じです。中二を恐れずぶっこんでいきます。
イメージが固まった(?)ところでラフ画に入ります。
使用ツールはSAIで、最後だけちょろっとPhotoShopです。
多分最初は、メインの人物が「虫」寄りのイメージだったんでしょう。
この段階では頭から触覚が生えてて、翅っぽいものもあります。
背景の色は最初から黒の予定だったので、早めに色を置いて人物の型取りをします。
今回の絵は線画なしの描き方。
次にヅr…髪を生やします。
背景が黒いから白で良いや…という安易な発想。
そのまま髪の描き込みをします。
[マーカー]と[水彩筆]で髪の塊を描き込んで、適当に立体感をつけます。
この段階でうっすら肌に色をつけて整えていき、目隠しを描き入れます。
このときはどうやら服を着させてあげる気があったようです。
そして多分、このあたりですでに「虫」のイメージは消えている…←
次に腕を花にします。
この花は拡大すると桜になっていて、自分で描いたものを素材として個別保存してあるので、それを使っています。
今回はそれをひたすら乱用。使い勝手が良いです。
確かpixivでこの桜の描き方をレクチャーしてくれてる人がいたのですが…かなり前に見たものなので忘れてしまった…気になる人は探してみて下さい。
花が桜色のままだとイメージに合わないので、色調を青にします。
その後は後ろ髪を描き足し、何故か足が鳥類になりました。
花の数を調整しながら、鳥脚を描き込んでいきます。
次に椅子となる髑髏の山を描きます。
基本はコピペ⇒変形で重ねていき、少しだけ向きの違う髑髏を描き足しています。
配置が済んだら、髑髏の山全体に[乗算]で影を付けます。それで多少コピペ感が薄れるはず…。
次に地面の草です。
これも事前に自分で作った草の素材を、変形したり色調を変えたりして配置しています。
他ががっつり「冬」の要素満載だったので、ここで「秋っぽさ」も入れておきます。
…しかし結局地面に敷かれた雪のせいで「秋」要素が完全に負けました。
ジーザス。
後ろ髪を描き足したり、全体の影の調整をしてSAIでの作業は終わりです。
最後にPhotoShopに移動して仕上げです。
[スクリーン]⇒[ぼかし(ガウス)]をかけ、半径pixelをMAXにして、レイヤー不透明度を50%ぐらいにします。
これで、なんだか神秘的な雰囲気に……なったのか?
何にせよ困ったときのガウスは優秀。
若干カンバスの幅(主に右側)を狭めて、完成です。
久しぶりに漫画とは関係ない一枚絵を描いたので、感覚を掴むまでにやや時間がかかりましたが、イラストはイラストで漫画を描くのとは違う楽しみがありますよね。
…最後に一言添えておきますが、私の今回のイラストは「もうすぐ冬」というよりは「もう冬」となったことは間違いないです。
aki














