噂の100均プラ板でキーホルダーを作ってみた
ブログ久々過ぎますが米原は生きてます。ネタに悩み過ぎて何もできない日々が続いていました『芸術の秋だし新しいことしようぜ!』と挑戦してみたら色々楽しかったのでコレはブログに残そうと思い参上。起こった事や無駄な小話を挟みつつまとめてみました。暇な時にでも読んで下さい。
* * *
Twitterで回ってきた情報で『慣れればインクジェットプリンターでプラ板キーホルダーが作れる!』ということだったので以前から気になってたので実際やってみた。
私がハマるジャンルがグッズが出るような作品じゃない&子どもの頃から好きだったジャンルのグッズを手作りしたいという願望が前からあったので、ミーティング議題が久々の個人制作課題&2作品作るということもあり、イラストを描く以外にも何かしようと今回プラ板に手を出してみた。
というわけで材料を揃えてきた。
【使った材料とか機材とか色々】
●自分で描いたイラスト
●A4普通用紙(必要な分だけ)
●100均のプラ版(透明・4mm・A4サイズ)
●100均プラスチックケース×4個
●100均アルミホイル
●100均まな板(木製)×2
●100均トップコート(透明マニキュア)
●100均ボールチェーン
●花王ケープ180g無香科(マツキヨで買ったら400円でおつり来た)
●マスキングテープ
●穴あけパンチ
●はさみ
○インデックスパソコン
○家庭用インクジェットプリンター
○電子レンジの『オーブン機能』( ※本当は駄目 )
○時間(結構かかった…)
○換気(ケープ・プラ板加熱時の匂い・マニキュアの匂いで頭痛が…)
余計な物も書いた気がしますが『 簡単に作れる☆ 』って謳い文句の読み物で、私はまず『最初に○○を使って…』みたいな出だしで「『○○』なんて持ってねーよ…なに当然のように言ってんだコイツ…』って所でつまずくタイプの人間なのでとりあえず書いとく。自分で作るにあたり、こんだけの物が必要だったよ~、ということだけ伝われば幸いです。大抵のプラ板パッケージには必要最低限の材料が描いてあるのでそれだけでも十分作れる。
* * * 以下【作業手順】
①絵を描く

・さっさと描いて用意しましょう。私は最近お気に入りのクリップスタジオバリュー版(毎月1000円)でお絵描き。
・今回の議題テーマが『秋』だったので季節の果物・金木犀・鳥のモズのイラストを。
・プラ板が縮むと結構色が濃くなるので、色は元絵より明度を10~30上げると加熱後に良い感じになる。
②プラ板にケープを吹きかけよく乾かす
・『アクリル塗料スプレー』があればそっちが良いかも。ケープで代用できるとのことだったので。
・これをしないとインクがプラ板に付かずに浮いてしまう。悲惨。
・結構すぐ乾きますが、念の為に1時間くらい置いた方がいいかもしらん。
※ちなみに私は作り方を良く調べもせずに勢いだけで作っていたら、この工程をすっ飛ばしプリントしてA4プラ板2枚とインクを無駄にした。
※さらにパッケージの説明では『アクリル塗料スプレー』が必要と書いてあったんですが、正直『なにそれ?』状態だった私は『絵が落ちないようにするスプレー』=『フキサチーフ』という思い込みからさらにA4プラ板2枚とインクを無駄にした。

↑左がケープ・右がフキサチーフの被害者
※兎角みんなはちゃんと『説明を読みましょう』あとちゃんと『調べましょう』勢いじゃどうにもならないことがいっぱいある。
③片面に普通用紙をマスキングで止める(4箇所)
・プラ板だと滑って上手く巻き込めないのか、白の色を認識しているのかは謎だが紙を貼らないと上手くプリンターが動かない。
・マスキングは上下左右の4箇所止める。3箇所でも結構安定してたけど、運が悪いと印刷がブレるのでなるべく4箇所が良い。
※うちのプリンタは生意気にも専用用紙じゃないと印刷してくれないモードがある。しかも『これ専用用紙じゃないよね?』と生意気にも判別してくる。畜生お前どうやって認識して判断してるんだよこの頑固者プリンターの癖に生意気だぞ。
④インクジェットプリンタでプラ板に印刷
・当たり前だけど、どっちの面に印刷されるか事前に確かめないと紙の方に印刷されっから。
・インクが乾ききるまで、できれば1日以上乾かした方が良い。完成間近で絵が剥がれると凹む。
※うちの場合、兎角ハウスダストが本当にネック。絵にホコリが付いてインクがそのホコリに集まってくる。悲惨。完成品を保管する目的で買ったプラスチックケースを乾かす際のホコリ避けに使用(画像)正直とても助かった。

↑こんな感じで乾燥待ち
⑤再度ケープでコーティング
・インクが乾いたら再度ケープでコーティング。ケープが乾くまで再度放置。
※時間があるならなるべく乾かす時間を取った方が良い。自分せっかちなのでこの時間が一番苦痛。他の事するか次のプラ板作る。
※インクが完全に乾燥&再度ケープしても爪で引っ掻くと剥がれる程度の付着力なので注意。
※推奨乾燥時間的な事を書いてくれてる人が殆どいなかったんだけど、知ってる人いたら教えて欲しい…。
⑥穴あけパンチで穴をあけて、はさみでカット
・理想の位置に穴をあけるのは難しいので、ハサミで周りをカットする前に穴をあけとくのが無難。
・1日以上乾かしても指で触るとインクが少しかすれたので、なるべくインクには触らない。
⑦オーブンでチンする
・クシャクシャにして広げたアルミホイルを、キラキラしてない裏を上側にして敷きく。そこにプラ板を置いて加熱。
・縮む前に膨らんだりうねったりするので、ある程度の間隔をあけておく。
※『電子レンジのオーブン機能はやめましょう』と書いてあったけどそれで強行。真似した人の家が火事になっても責任は取らない。
※220度でやるとキレイに仕上がるらしいけど発火を恐れて160度でやった。今回使ったプラ板は大丈夫だったみたいで結構キレイにできた。
⑧プラ板が柔らかい内に平らな物でプレス
・加熱後のプラ板は歪んでるので平らな物で挟んで形を整える。強く押し付け過ぎるとインクが剥がれる&プラ板が割れる。
・自分はまな板でプレス。木目の溝にインクが付着するかな?と思い、③で使ったマスキング付き用紙をまな板に貼って汚れるまで使用。
※『本などで挟む』て書いてあるモノも多いけど、運が悪いとインクが剥がれて付くので、本を大切にする人にとっては蛮行としか言えない。いらない雑誌とかでどぞ。漫画雑誌は…ん~…あのザラついた紙にインクが付くような…というか雑誌のインクが写るんじゃないか???
※冷ます&乾燥目的でしばらく放置。次の工程でもインクが剥がれる可能性はまだまだあるからなるべく焦らずに。

↑右上はヒビ割れ・左上と下はインク剥がれ
⑨仕上げにトップコートで表面をコーティング
・ケチらず垂れ流せ。この時に筆の部分が当たるとインクが剥がれる可能性があるので『×筆で塗る』のではなく『○液を垂らす』て感じが良いと思う。筆は液を全体に広げる時だけ使う。たまに端から漏れるけどドンマイ。そん時は拭くか裏面も塗るかしよう。
・完全に乾くまで放置。これも半日くらい放置しといた方が無難。もうなるべく触らない。この時もプラスチックケースでホコリをガート。
※この辺は部屋の匂いがヤバいので換気はこまめに。可能な人は常にした方が良い。というかケープ使い始めた時点でした方が良い。
⑩自分好みのチェーン等の部品を付けて完成!

↑数少ない成功作品
【感想】
②の工程すっ飛ばし&フキサチーフ事件でか~な~り~時間と労力と材料と材料費を無駄にしたね!大馬鹿野郎ですわ!最大の敵は自分だった。あとハウスダスト。失敗作を何個くらい作ったっけ…20個超えた時点で考えるのをやめたのは覚えてる。セツメイハチャントヨミマショウ。珍事件が多すぎて逆に楽しかったですわ。ハハッ!道具も一式揃えちゃったし、もうまともな物が作れるようになるまで意地でも続けて行きますよプラ板。ええ。
工作?手芸?図工?絵を描く以外の創作って最近では殆どやっていなかったのでとても楽しかったです。手作りの作業に一喜一憂したり、完成した時の達成感はやはり気持ちが良いですなぁ。完成品はどうするかまったく考えて無いけど…。
【今後やってみたいこと】
●↑の『 秋キーホルダーりべんじ 』もう理想のが作れるまでやる。材料もう買ってきたし。
●220度でどれだけクオリティーに違いが出るか実験。
●ラメ入りマニキュアでなにか見栄えが良くなりそうなデザインを考えて作りたい。
●オーブン欲しい。思い違いでなければ、安いので1980円とかで売ってた気がする。
どれだけ腕が上がったかこれからもブログで報告…できたら良いなぁ。
noz
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Twitterで回ってきた情報で『慣れればインクジェットプリンターでプラ板キーホルダーが作れる!』ということだったので以前から気になってたので実際やってみた。
私がハマるジャンルがグッズが出るような作品じゃない&子どもの頃から好きだったジャンルのグッズを手作りしたいという願望が前からあったので、ミーティング議題が久々の個人制作課題&2作品作るということもあり、イラストを描く以外にも何かしようと今回プラ板に手を出してみた。
というわけで材料を揃えてきた。
【使った材料とか機材とか色々】
●自分で描いたイラスト
●A4普通用紙(必要な分だけ)
●100均のプラ版(透明・4mm・A4サイズ)
●100均プラスチックケース×4個
●100均アルミホイル
●100均まな板(木製)×2
●100均トップコート(透明マニキュア)
●100均ボールチェーン
●花王ケープ180g無香科(マツキヨで買ったら400円でおつり来た)
●マスキングテープ
●穴あけパンチ
●はさみ
○インデックスパソコン
○家庭用インクジェットプリンター
○電子レンジの『オーブン機能』( ※本当は駄目 )
○時間(結構かかった…)
○換気(ケープ・プラ板加熱時の匂い・マニキュアの匂いで頭痛が…)
余計な物も書いた気がしますが『 簡単に作れる☆ 』って謳い文句の読み物で、私はまず『最初に○○を使って…』みたいな出だしで「『○○』なんて持ってねーよ…なに当然のように言ってんだコイツ…』って所でつまずくタイプの人間なのでとりあえず書いとく。自分で作るにあたり、こんだけの物が必要だったよ~、ということだけ伝われば幸いです。大抵のプラ板パッケージには必要最低限の材料が描いてあるのでそれだけでも十分作れる。
* * * 以下【作業手順】
①絵を描く

・さっさと描いて用意しましょう。私は最近お気に入りのクリップスタジオバリュー版(毎月1000円)でお絵描き。
・今回の議題テーマが『秋』だったので季節の果物・金木犀・鳥のモズのイラストを。
・プラ板が縮むと結構色が濃くなるので、色は元絵より明度を10~30上げると加熱後に良い感じになる。
②プラ板にケープを吹きかけよく乾かす
・『アクリル塗料スプレー』があればそっちが良いかも。ケープで代用できるとのことだったので。
・これをしないとインクがプラ板に付かずに浮いてしまう。悲惨。
・結構すぐ乾きますが、念の為に1時間くらい置いた方がいいかもしらん。
※ちなみに私は作り方を良く調べもせずに勢いだけで作っていたら、この工程をすっ飛ばしプリントしてA4プラ板2枚とインクを無駄にした。
※さらにパッケージの説明では『アクリル塗料スプレー』が必要と書いてあったんですが、正直『なにそれ?』状態だった私は『絵が落ちないようにするスプレー』=『フキサチーフ』という思い込みからさらにA4プラ板2枚とインクを無駄にした。

↑左がケープ・右がフキサチーフの被害者
※兎角みんなはちゃんと『説明を読みましょう』あとちゃんと『調べましょう』勢いじゃどうにもならないことがいっぱいある。
③片面に普通用紙をマスキングで止める(4箇所)
・プラ板だと滑って上手く巻き込めないのか、白の色を認識しているのかは謎だが紙を貼らないと上手くプリンターが動かない。
・マスキングは上下左右の4箇所止める。3箇所でも結構安定してたけど、運が悪いと印刷がブレるのでなるべく4箇所が良い。
※うちのプリンタは生意気にも専用用紙じゃないと印刷してくれないモードがある。しかも『これ専用用紙じゃないよね?』と生意気にも判別してくる。畜生お前どうやって認識して判断してるんだよこの頑固者プリンターの癖に生意気だぞ。
④インクジェットプリンタでプラ板に印刷
・当たり前だけど、どっちの面に印刷されるか事前に確かめないと紙の方に印刷されっから。
・インクが乾ききるまで、できれば1日以上乾かした方が良い。完成間近で絵が剥がれると凹む。
※うちの場合、兎角ハウスダストが本当にネック。絵にホコリが付いてインクがそのホコリに集まってくる。悲惨。完成品を保管する目的で買ったプラスチックケースを乾かす際のホコリ避けに使用(画像)正直とても助かった。

↑こんな感じで乾燥待ち
⑤再度ケープでコーティング
・インクが乾いたら再度ケープでコーティング。ケープが乾くまで再度放置。
※時間があるならなるべく乾かす時間を取った方が良い。自分せっかちなのでこの時間が一番苦痛。他の事するか次のプラ板作る。
※インクが完全に乾燥&再度ケープしても爪で引っ掻くと剥がれる程度の付着力なので注意。
※推奨乾燥時間的な事を書いてくれてる人が殆どいなかったんだけど、知ってる人いたら教えて欲しい…。
⑥穴あけパンチで穴をあけて、はさみでカット
・理想の位置に穴をあけるのは難しいので、ハサミで周りをカットする前に穴をあけとくのが無難。
・1日以上乾かしても指で触るとインクが少しかすれたので、なるべくインクには触らない。
⑦オーブンでチンする
・クシャクシャにして広げたアルミホイルを、キラキラしてない裏を上側にして敷きく。そこにプラ板を置いて加熱。
・縮む前に膨らんだりうねったりするので、ある程度の間隔をあけておく。
※『電子レンジのオーブン機能はやめましょう』と書いてあったけどそれで強行。真似した人の家が火事になっても責任は取らない。
※220度でやるとキレイに仕上がるらしいけど発火を恐れて160度でやった。今回使ったプラ板は大丈夫だったみたいで結構キレイにできた。
⑧プラ板が柔らかい内に平らな物でプレス
・加熱後のプラ板は歪んでるので平らな物で挟んで形を整える。強く押し付け過ぎるとインクが剥がれる&プラ板が割れる。
・自分はまな板でプレス。木目の溝にインクが付着するかな?と思い、③で使ったマスキング付き用紙をまな板に貼って汚れるまで使用。
※『本などで挟む』て書いてあるモノも多いけど、運が悪いとインクが剥がれて付くので、本を大切にする人にとっては蛮行としか言えない。いらない雑誌とかでどぞ。漫画雑誌は…ん~…あのザラついた紙にインクが付くような…というか雑誌のインクが写るんじゃないか???
※冷ます&乾燥目的でしばらく放置。次の工程でもインクが剥がれる可能性はまだまだあるからなるべく焦らずに。

↑右上はヒビ割れ・左上と下はインク剥がれ
⑨仕上げにトップコートで表面をコーティング
・ケチらず垂れ流せ。この時に筆の部分が当たるとインクが剥がれる可能性があるので『×筆で塗る』のではなく『○液を垂らす』て感じが良いと思う。筆は液を全体に広げる時だけ使う。たまに端から漏れるけどドンマイ。そん時は拭くか裏面も塗るかしよう。
・完全に乾くまで放置。これも半日くらい放置しといた方が無難。もうなるべく触らない。この時もプラスチックケースでホコリをガート。
※この辺は部屋の匂いがヤバいので換気はこまめに。可能な人は常にした方が良い。というかケープ使い始めた時点でした方が良い。
⑩自分好みのチェーン等の部品を付けて完成!

↑数少ない成功作品
【感想】
②の工程すっ飛ばし&フキサチーフ事件でか~な~り~時間と労力と材料と材料費を無駄にしたね!大馬鹿野郎ですわ!最大の敵は自分だった。あとハウスダスト。失敗作を何個くらい作ったっけ…20個超えた時点で考えるのをやめたのは覚えてる。セツメイハチャントヨミマショウ。珍事件が多すぎて逆に楽しかったですわ。ハハッ!道具も一式揃えちゃったし、もうまともな物が作れるようになるまで意地でも続けて行きますよプラ板。ええ。
工作?手芸?図工?絵を描く以外の創作って最近では殆どやっていなかったのでとても楽しかったです。手作りの作業に一喜一憂したり、完成した時の達成感はやはり気持ちが良いですなぁ。完成品はどうするかまったく考えて無いけど…。
【今後やってみたいこと】
●↑の『 秋キーホルダーりべんじ 』もう理想のが作れるまでやる。材料もう買ってきたし。
●220度でどれだけクオリティーに違いが出るか実験。
●ラメ入りマニキュアでなにか見栄えが良くなりそうなデザインを考えて作りたい。
●オーブン欲しい。思い違いでなければ、安いので1980円とかで売ってた気がする。
どれだけ腕が上がったかこれからもブログで報告…できたら良いなぁ。
noz