水彩色鉛筆画メイキング | 乱歩酔歩--Random Walk official blog--

水彩色鉛筆画メイキング

はい遊木です。
先日予告していた水彩画のメイキングを載せます。

まぁー…すごいざっくりですよ。
メイキング載せるほど特別なことしてないので。



■使用道具
エスキース(デジタル)…SAI

本描き…鉛筆、水彩色鉛筆



①エスキース作成
ハイ、まずどういう絵にするか悩みに悩みます。ぶっちゃけこの時間がほとんどでした。
今回は出産祝いということで、柔らかいイメージに。
絵柄はイラストチックにするか、絵本チックにするかなど迷いましたが、最終的には「渡す相手がいる」ということで、ストレートに写実にしました。

この時点では花が背景にいます。




②下描き
エスキースを印刷し、トレース台で線だけ拾います。
ポイントはデジタルでエスキースを作る時点で、画用紙サイズでデータを作っておくことです。
縮小拡大すると印刷後に線画が荒れるので。

ここで表情などの修正を入れます。




③塗り―肌
肌を塗っていきます。
今回はエスキースで配色を大まかに決めているので、肌は肌でガッツリ色乗せちゃってます。



赤や茶色で陰影をつけていきます。
今回の絵の場合は、色が濁るので陰影表現でも黒は使いません。


(見にくい写真しかなかった…)


④塗り―服、髪
その他の部分にも色を置いていきます。
この時点で大分エスキースの配色と違ってきてますが、良くあることです。良くあることです…。



濃さを使い分けてシワなどに厚みをつけていきます。
ここまでは水彩色鉛筆は全部水で溶かしてます。




⑤人物仕上げ
絵から水気が飛んだら、色鉛筆(水に溶かさない)で濃さの調整や服のシワなどの細部の描き込みをします。
色鉛筆はうすーくうすーく塗るのを繰り返して、濃さを付けていきます。

ただし、今回は写実性より雰囲気が大事な絵なので、あまり立体的にしないようにしてます。




⑥背景
エスキースでは花が入っていましたが、雰囲気壊しそうだと判断して全面カットしました。
うっすら色をのせておしまいです。









今回の制作で思ったこと。

水張りはちゃんとすべきだった←



久しぶりにアナログ作業しましたが、やっぱりデジタルより集中して作業できるなぁと思いました。あと、気付くと左手が[Ctrl]+[z]やろうとしてた…。





ではでは失礼。



aki