進撃の巨人展感想 | 乱歩酔歩--Random Walk official blog--

進撃の巨人展感想

どうも遊木です。
11/30(日)に、上野で開催されている『進撃の巨人展』に行って参りました。
面子はメンバーの凜ちゃんと、元メンバーの魁ちゃんです。


先に一言感想…すごく良かったです!
思っていた以上に、進撃ファンにとっては充実した内容でした。

ほとんど写真撮影OKだったので、現地で撮った写真なども交えて感想をつらつら述べていこうと思います。
ちなみに大いなるネタバレになります!ご注意を!






まず、私たちが持っていたチケットは12時入場のものでした。
しかし天気も良く、おまけに日曜、展覧会の方はともかく『360°体感シアター哮』の方は人の流れが読めなかったので、「取りあえず早めに行くか」という方向になりました。

チケット販売開始が9時からということで、8:30に上野集合。
公園の銀杏が綺麗でした。




展覧会の方は前売りを持っていたので、さっそく体感シアターのチケット購入に向かったわけですが、当然のようにすでに至る所で人の列が出来上がっていました。
多分、当日券組、10時入場組、体感シアター組の3列ですね。
私たちは昼入場組だったわけですが、この時点で「前売り持ってるからって、時間ギリギリに行ったら入場するのは相当後になるな」と悟りました…。

さて、そんな人間の列に圧倒されながら体感シアターのチケット売り場へ。
最初に発券所に辿り着いたときは多少の列ができていましたが、イベントで鍛えられている我々にしてみれば「なんだ、大してことないじゃん」と言える程度のものでした。
ということで、いざ最後尾に並ぼうとしたところ…




『ここは最後尾ではありません』




出た。

なんだこの既視感…おれたち、こういうの知ってる…。

結論から言うと、美術館の奥に体感シアター用の待機スペースがあって、そのスペースもすでに半分ぐらい人が並んでいたわけですね。…マジか。
しかしまぁ…イベント慣れしている我々からしてみれば、このぐらいはやはり大したことない人数。「…お前ら、コミケを思い出してみろよ。あれと比べたらこんな人数欠伸してる間に進んじまうぜ?」と自分に言い聞かせます。そうだ、こんな人数大したことない。


スタッフのお姉さん「75分待ちです」


マ ジ か


え?この位置で75分待ちって、これ1時間後とかに来た人何分待ちになるの???

という疑問は飲みこんで、だらだらとおしゃべりしながら並んでいたわけですが、どうやら75分というのはチケット購入→鑑賞トータルの待ち時間だったようです。チケット購入後は、わりとすぐに見ることが出来ました。

ちなみにチケットはこちら↓



そして、くだんの体感シアターですが…
非常に良かったです!

進撃ファンなら一度は夢見る「立体機動装置を体験してみたい」という欲に、見事答えてくれる内容でした!
実は「あまり過度な期待はせんとこう…」という気持ちで、部屋に入ったときも学校の視聴覚室みたいな場所だったので「3D映画に毛が生えた感じだろう」というぐらいの心構えだったのですが、とんでもなかったです。始まった途端にみんなほえてました。
まさしく“哮”です。
多分中身は5分ぐらいしかなかったと思いますが、これは5分でも十分体験する価値があります!

そして、ここでちょろっとこれから行く人へのアドバイスです。
眼鏡人は、可能ならコンタクトで行った方が良いです。耳と目をすっぽり覆うものをつけるので、眼鏡の形によってはこれが装着できません。
一応私の眼鏡はそんなに大きいものではなかったので装着できましたが、幅がある眼鏡は難しいと思います。



体感シアターが終わり、相変わらず外には大量の人がいたので、取りあえず列の最後尾がどうなってるか確認。まだ11時前ぐらいでしたが、すでに12時の部の人達が並び始めていたので、我々もその列に加わりました。
おかげで時間になったら、割とすんなり入場できました。

さてここでまたアドバイスです。
「音声ガイドを利用するか否か」
私たちは利用しましたが、一言でいうなら音声ガイドはガイドではなくドラマCDでした。
なので、漫画アニメを見ている人にとっては情報としての新しさはまったくありません。単純に、エレンたちと一緒に展覧会を回りたい人用です。
例えば、
アルミン「エレン、今日は楽しみだね!」
エレン「そうだな!兵長たちも後から来るっていってたし!」
や、
エレン「サシャやコニーが10位以内に入ると思わなかったぜ」
アルミン「そうかな?二人とも立体機動のうんにゃらかんにゃら…」
や、
ハンジ「リヴァイ、今来たのかい?」
兵長「あぁ、風呂に入っていた」
みたいな内容です。

まぁ…なんていうかそちらの筋のファンには大変おいしいガイド内容です。
あと隠しコマンドで聞けるシークレットガイドがあるので、その辺もおもしろかったです。


さて肝心の展覧会の中身ですが…まず入って早々、この扉の前で待機させられます。↓↓



この中身は撮影不可なので写真はありませんが、簡単に言うと「過激な内容なので、そういうのが苦手な方、心臓の弱い方はスタッフにお申し付けください」ってアナウンスされるような内容です。
過激な表現、大きい音とかが苦手な人はNGな感じのものです。

この最初の部屋を抜けて、ようやっと展示場に辿りつきます。
最初の方に諫山先生の紹介のブースがあり、白黒原画、カラー原画が、いろんな工夫を施されて飾られている感じです。







↓↓のすぐ次にある階段には、気付く人だけ気付く展示の仕方がされていたり、ちょっとしたところの工夫が面白かったです。



あと途中には、女型の巨人編の森を立体機動で進んでいるような映像を流していたり、↓↓のような展示方法をしていたり、映像と音声とをうまく融合させている箇所があって「美術館」というイメージが全然なかったです。




最後の方になると、漫画原稿ではなく進撃世界の中に登場するものを実際に再現したエリアがあります。
地下室の扉、エレンの鍵、ミカサのマフラー、イルゼの手帳、サシャの芋、立体機動装置など。

ちなみにこのエリアの音声ガイドはやたら連続しているので、早め早めに聞いていくことをお勧めします。








そしてこのエリアを抜けると、この展覧会の中で数少ない撮影禁止エリアがあります。
最初の部屋を抜かすと、撮影禁止は本当にこの部分だけです。
何故か…結論から言うと、まだ外部に出ていない情報が展示されているからです。
気になる人は展覧会に行きましょう!



そして最後は超大型巨人が見送ってくれます。




この後は他の作家さんの進撃絵が展示されて、劇場宣伝、お土産エリアに続いていきます。
まぁ私が行った日は、お土産エリアも大変な混みようでしたが…。
何故か兵長イメージの紅茶がいの一番に完売してました←



そんなこんなで、進撃ファンには大変充実した内容になっていると思います!
これは多分リピータが続出するのでは。
っていうか、やっぱり体感シアター目的のリピーターが多そう…私ももう一回見たいです。

平日がどんな状態なのかわかりませんが、休日に行く人はとにかく時間に余裕を持って行った方が良いです。

そして、進撃ファンは絶対行くべきです!





aki