芸術の秋 | 乱歩酔歩--Random Walk official blog--

芸術の秋

どうも、ややお久しぶりです。遊木です。
先週は凜ちゃんと魁ちゃんとイベント参加してきましたが、個人的にイベントスペースのジャンル配分を見て、最近の流行りや傾向の流れについて考えたりするのが好きです。

さて、気が付いたら10月ももう後半に入るわけですが、夏から引きずっている作業がなかなか進まなくて苦心しています。先日はとうとう夢にまで出てきました…(白目)

そんな感じで煮詰まっている日々を送っていますが、煮詰まったまま作業を続けても非効率的なので、気候も丁度良いということで最近はちょくちょく出かけたりしています。

いくつかご紹介をば。


まずは、横浜トリエンナーレ。



まだ横浜美術館エリアしか見ていないので、詳しい感想は全区域を見てから書こうと思います。

私は、美術館や博物館や展覧会に行く醍醐味は、もちろんそこに展示されている物も重要ですが、個人的には、そういう空間特有の非日常の空気に触れることだと思っています。
見知らぬ土地へ旅行に行ったときと似た感覚ですね。自分の日常とは切り離された空間に身を置くことで、フィクションで言うところの所謂「冒険気分」を味わうと言いますか…。現実は漫画やアニメのように、都合よく運命の出会いや事件には遭遇しないので、展覧会や博物館と言う非日常の空間に行くことで、そういう「冒険気分」を疑似体験している感じです。多分、小さい子が「〇〇ごっこ」するのと同じ感覚なのでしょう。


お次は、16日に浜離宮朝日ホールで行われた羽毛田さんのコンサート。



母に連れられて夕方から東銀座にどんぶらこと向かったわけですが、初めて歌舞伎座を生で見ました。ビルに囲まれた中に一つだけ和テイストの建物が合って、なんだか不思議な感じでしたね。
あと何と言っても築地が目の前なので、寿司屋の多いこと多いこと…。一回で良いのでここで好きなだけ寿司を食べたいです…ぅおおお!

さてコンサートの方ですが、小規模ホールながら音質はとても良かったです。
このホールはどうも、音が良いのでそこそこ有名な場所らしいのですが、羽毛田さんも冒頭でそのことを言っていました。話によると、聞く側だけでなく演奏する方にも良い場所のようです。
楽器はピアノ、チェロ、コントラバス、ギターだけだったので、イマージュのような電子音や照明、映像の演出はなく、シックな大人な雰囲気で、これはこれで良いなーと感じました。
私は以前から、楽器はバイオリンよりチェロの方が好みだったので、ピアノの音にチェロが重なる瞬間とかが本当に良かったです。
後半の頭にお馴染みの「地球に乾杯」が演奏されたのですが、いろいろな曲の中でもやっぱりこれは印象深いですよね。私個人でも、学生時代にダンス部がこの曲を使って披露した舞台がとても好きだったので、当時の舞台の情景と音楽が重なってすごく感慨深くなりました。


最後が、行こう行こうと思って行けていなかった、みなとみらいの「MARK IS」内にある「Orbi」。



ここは自然体験型のミュージアムなのですが、なかなか興味深かったです。
そういえば、現在ミュージアム内にあるシアターで上映されている映像のナレーションが梶さんでした…。エレンが…エレンが…ナレーションしとる(ザワッ
ちなみにサイトにある予告編でもちょっとだけ梶さんのナレーションが聞けます。

ここは娯楽施設と言うよりは、少しマニアックと言いますか、このジャンルのものが好きな人向けの施設だと思います。
動物の生態や大自然の映像、それらを今風の体験型、体感型にアレンジして展示している感じです。所謂博物館系が好きな人には良い施設かと。個人的にはベースキャンプかアースクルージングのエリアでぼーっとしていたい…。平日に行くと適度な人口密度で快適です。
というか、「MARK IS」の中自体に至る所に椅子や机があるので、読書や物書きにはもってこいの場所です。あと4階にあった東京ガスのショールームはなかなかおもしろかったです。



そんな感じで、天高く馬肥ゆる秋を過ごしております。
台風の影響でサークルのミーティングがつぶされてから、またいつ台風が来ないかとドキドキしておりますが、気候に負けず作業を進めていきたいです。

誰かシナリオと動画制作のセンスくれないかな。


aki