テロル | 乱歩酔歩--Random Walk official blog--

テロル

遊木です。
月末ですね。


そろそろアニメの交代時期ですね。
来月からは待ちに待ったサイコパスの二期が始まりますが、スタッフの入れ替えでネット内はなかなか荒れている様子…。あとはCV櫻井事件ですかね(それは一体)
これは填島関係の伏線か…?という憶測が飛び交っていますが、過去にも櫻井さんは同作品内で違うキャラを担当したことがあるらしいので、やっぱり関係ないんですかね?普通にオーディションで決めたと公式サイトにも書いておりますし…うむ。
あと、やっぱり二期では狡噛さんは絡んで来ないんですかね?まぁ多分劇場版では出てくると思いますけど…出て来て欲しい。

二期の脚本は熊谷さんですが、熊谷さんと言えば今期は残響のテロルをやってましたね。
個人的にテロルは、ちょっと物足りないというか中途半端というか、惜しい作品でした。
設定は、もともとダークエンジェル(海外ドラマ)が好きだったので、近い感じで馴染みやすかったのですが、最初から最後まで予想外のことがなかったというか…。
極秘施設にいた子供が脱走、成長して日本にテロを仕掛ける、それはかつて行われていた非人道的な計画を表に出すため…何の捻りもない展開だからこそわかりやすいのかもしれませんが、正直後半の流れより、前半のスピンクスの謎かけの方がエンターテイメントの面から見たら面白かったし、このご時世にあえて「原子力」関係の話題を持ってくるなら、もっと印象的というか、それこそ世界に引き金を引くようなメッセージを込められる切り口もあたのではないかと思います。
あとヒロインがあまりにもアウェイというか…主人公二人を観測する立ち位置が必要だったのかもしれませんが、あの流れなら柴崎刑事で十分その役目を担えていたと思います。あれじゃヒロインは単なる足手まといで、主人公二人に対して何のアクションも取れなかった感じがします。

あの流れで行くなら、やっぱり最後に日本がその後どうなったか、何を失い何を得て、何を間違ったのか、その作品なりの答えを出した方がおもしろかったかなぁと思います。じゃないとVON=希望という繋げ方も、胸に響かないですよね。

音楽も映像も良かったし、出てくるキーワードも良かったので、なんだかいろいろ惜しかったなぁと。そんな印象でした。




次期ではないですが、来年放送予定のデュラ二期も楽しみですねー。
そういえば最近、ようやく空の境界の未来福音を見たので、ついでに全部見直してます。
空の境界もなかなか興味深い作品ですよね。


aki