日常と非日常と母の日 | 乱歩酔歩--Random Walk official blog--

日常と非日常と母の日

遊木です。
旅先から帰って、やることが溜まってバタバタしていたらすっかり写真を載せるのを忘れていました。

とりあえずばぁあああと写真を載せていきます!

















































家族が旅好きで、小さい頃はよく旅行をしていました。
でもうちは、家族だけでいく旅行は所謂“観光”タイプではなかったので、本当に“旅!”という感じのものをしていた気がします。
気の向くままに目的地を変えて、ノリとテンションで行く先を決める…今考えると、とんでもなく無計画な旅でした。子供だった自分は楽しくはしゃいでいれば良かったですが、良く考えると突然旅に出ようと言って出発しちゃうってすごいですよね。宿なんか予約しないで旅立つので、基本車中泊…途中、いい加減車中泊が辛くなるとたまたま空き部屋がある宿に泊まったりもしましたが、移動が基本夜中だったので、あまり宿で夜を過ごした記憶がありません。
…そして何がすごいって、突然「旅行に行こう!」というノリに冷静に対処する母が一番すごいと思います。世のお母さんはそこでGOは出さないと思うんだよ、うん。
でもそんな無計画な旅だったからこそ、貴重な経験をさせて貰ったと思っています。特に今回行った草津は、昔もまとまった日数滞在していることが多かった場所なので、とても思い出深い地です。

今回の旅で数年ぶりに草津を訪れましたが、母との二人旅は初めてで、昔家族全員で行ったときとはまた違う目線で景色を見れたと思います。
そういえば旅に出る前、「いつからか、旅行の前日でも普通に寝られるようになったな」とふと思いました。子供の頃は、旅行の前日はドキドキして全然寝付けなかったんですけどね…知らない間に普通に寝られるようになっていた自分に気が付いて、なんだか少し物足りない感覚を覚えました。しかし、今回母と旅をして気が付いたのが、自分は日々いろいろなことに対して随分と“浮かれないように”していたんだなぁということです。旅の前日に寝られるようになったのもその影響ですかね。
でも、よく考えると浮かれない旅行なんて、100%楽しんでるとは言えないですよね。いつからか旅に限らず、浮かれて恥をかくことを恐れるようになったのかもしれません。学生の頃、遊びに行ったときに友人に、私が楽しんでいるかわからないと言われたことを、今更納得しました。自制した楽しみなんて、楽しんでないのと一緒だっていう。

日常を生活する中で、自制は必要なことだと思います。
でも、非日常のときくらい、もうちょっと羽目を外しても良いのかなぁと思いました。羽目を外して恥をかいて、そこでようやく見えるものもあるんだと、昔の自分はそうやって旅先でいろいろなことを学んだ気がします。まぁ大人と子供で、許される限度というものはもちろんあるとは思いますが。

旅をしてリフレッシュをすると言いますが、今回の母との旅はそれを実感できました。
旅をしたおかげで日常の凝り固まったものを解せたし、非日常に行ったからこそ日常を少し客観的に見られるようになったと思います。何より久しぶりの保護者同伴の旅で、物事に“浮かれる”感覚を思い出せました。
そういう意味でも、旅っていうのはやっぱり良いですね。


なんだかいろいろ語りましたが、まぁ何が言いたいかって言うと「旅行に誘ってくれてありがとうお母さん」ということです。そして日々、お疲れ様です。

Happy Mother's Day!


aki