あずきバーが食べたいです | 乱歩酔歩--Random Walk official blog--

あずきバーが食べたいです

冒頭の挨拶を考えるのに、実はいちばん時間をかけています。
こんばんは!
スイカよりも先に、メロンを食べました。
夏野です。


今日のミーティングは漫画制作ドキュメンタリープロジェクトの感想会でした。

その中でも何度となく話題にのぼった、「引き」の重要性。
漫画でも小説でも映画でも、もちろんブログでも、
読み手が最初に目にするのは、いちばん頭の部分ですよね。

そのほんの少しの部分で、
読者に「これを読みたい!」と思って貰うにはどうしたらいいか、を考えるのは、
物を作る上でなかなか難しいところだと思います。

考えあぐねた結果が「シャララ☆私の原稿は落ちん!」になるわけです。
過去の前口上を改めて読み直して、これが一番ふざけてるなーと思いました。

ちなみにブログでは、読みたい!と思って貰う前書きではなく、
印象に残る挨拶を心がけています。
名前を覚えてもらう為に人事を尽くしているわけです。

そろそろ覚えて貰えましたか?


さてさて。

今日は、プロジェクトのメンバーが描いた漫画をあらかじめ読ませて頂いて、
感想を交換したり、制作意図などを聞いたり……と言った具合でした。

誰かの描いた作品を読む時は、いつもとても楽しくて、どきどきします。

本屋さんに並んでいる漫画や小説を読むのももちろん楽しいのですが、
描き手の人間を目の前に、その人の作品を読む、というのは、
また違った楽しみがあるものです。
アートとは、人と人を繋ぐものなのだなと、実感する瞬間です。


商業的な成功とか、テクニック云々とか、そんなことよりもっと大事な、
「誰かに伝えたいことがある」という純粋な気持ち。
荒削りでも拙くても、作品のひとつひとつに、
それはちゃんと込められているから。

作り手が込めたその「気持ち」に、
私なりに何かお返事が出来ていたらいいなーと思います。



あの人の目に、この世界はどんな風に映っていて、
あの人はどんな言葉で、それを語るのか。


作品を通して知る、新しい世界。
私はどれもとても素敵だなと思いました。




夏野でした。

aka