【目指せBlender Master #2】お前に何ができるって言うんだ!?
須々木です。
Blender習得の軌跡を記す不定期連載第2回です。
ちなみに、前回のはこちら。
さて、今回は、Blenderに何ができるのか見つつ、イメージを膨らませましょう。
え、まだBlenderいじらないのかよって?
まあ待て、ここで焦りは禁物だ。
じっくり行こうじゃないか。
ちなみに、あちこちの情報サイトとか参考書とか見ています。
詳しくはググったり、本を買ったりしてください。
それでは行きますよー。
【1】モデリング
3DCG作成ソフトなので、当然ですが、モデリングができます。
基本的には、どの3DCGソフトでも同様だそうです。
でも、僕は他のをいじったことがないので、他とどこが同じでどこが違うのかはよくわかりません。
※モデリング:2Dであるパソコンなどの画面を通して、3Dをつくること。
【2】材質の設定
作成した物体(オブジェクト)の表面の材質(マテリアル)の設定ができます。
画像データの貼り付けもOKらしいので、どうとでもなりそうです。
また、あるマテリアルに対し、部分的に異なる質感を与えることも可能だとか。
凹凸や光沢なども表現可能とのこと。
なかなか有能な。
【3】ライティング
イラストを描くときも、光源は重要だと思いますが、これはもちろん3DCGでも同じで、光源の各種設定が可能です。
光源の位置を自由にできるのはもちろん、複数の光源も使用可能で、スポットライトやポイントライトなど各種ライトもご用意。
さらに、ライトに画像データを付けて、その色で照らしたり、葉っぱの画像で木漏れ日を表現することも可能らしいです。
優秀なり。
【4】レンダリング
Blender Renderというレンダラが内蔵されているので、普通にレンダリングできます。
ちなみに、外部のレンダラを使うこともできるそうです。
よくわからないので、初心者としては内蔵されてるもので全く問題なしですが。
※レンダリング:つくった物体を、光源など考慮しつつ、設定したカメラの位置から見えるシーンとして画像や動画として描画すること。
【5】流体シミュレーション
このあたりから、初心者としてはだんだんテンションがあがってきます。
読んだ通り、流体をシミュレートできるとのこと。
噴水や川などを表現できるということで、リアルな質感を出すためにはありがたい機能です。
また、粘性(粘り気)の設定ができるので、ただの水だけでなく、油や蜂蜜みたいなものもいけるそうです。
あとで出てくる「パーティクル」と組み合わせると、水しぶきも表現できるらしい。
ただし、あんまり大規模なのは厳しいようで、都市を飲みこむ大洪水は良くないと。
【6】物理シミュレーション
このあたり、フリーソフトの限界突破って感じです。
作成した物体に設定された重さや固さに基づき、落下や衝突などの各種物理現象をシミュレートできるらしいです。
どんな動きをするのか考えなくても、答えはBlenderが知っている!
楽しそうだ……早くやりたい……でも、その前にブツをつくらなくては。。
【7】煙シミュレーション
流体シミュレーションに似ているような気もしますが、煙の動きをシミュレートできるそうです。
空気の流れを視覚化できるわけですね。
これは、風を感じる画像・映像をつくりたいなら、重宝しそうですね。
【8】クロスシミュレーション
クロス……cloth……布、ですね。
布の動きをシミュレートできるようです。
初心者としては、人間を描くことは当分なさそうですが、そういう場合はかなりいいですね。
あとは、風になびくカーテンとか。
ちなみに、布に物体がぶつかったときの動きも大丈夫らしいです。
【9】群集シミュレーション
「群れ」をまとめて扱うことができるようです。
虫とか鳥とか魚とか、群れを表現したい場合があれば、バラバラにやるのは気が滅入ります。
ありがたやありがたや。
【10】パーティクル
粒子(パーティクル)の表現もできるそうです。
幻想的な場面とかつくれそうですね。
あと、どういう仕組みなのかまだよくわかりませんが、この「パーティクル」を利用して、髪の毛や芝生の表現ができるそうです。
なお、髪の毛は、ヘアスタイルを簡単にセットできる機能があるらしい。
【11】スカルプト
彫刻……ってことですかね?
マウス操作で、物体の一部を盛り上げたり凹ませたりできるそうです。
粘土遊びみたいな感じで便利そう。
同様の操作をするには、昔はかなり高度な技術が必要だったらしい。
【12】ノード機能
エフェクトをいろいろ組み合わせて複雑なことができるようです。
まだまだ遠い世界ですが。
【13】アニメーション
Blenderは別に静止画に限定したソフトではありません。
普通に動画をつくれます。
YouTubeなどにたくさんアップされていますが、極めると意味不明なほどクオリティーの高い動画がつくれるようです。
ちなみに、固いものの動きはもちろん、柔らかいものについても、Armatureという骨みたいなものを用いて動きを設定することができるようです。
他にも、モデリングを複数記録して、間の状態はもっともらしく動かしてくれるシェイプキー・アニメーションなんてものもできるようです。
これは、人間の表情の変化などに使えるそうです。
【14】ビデオ編集
レンダリングしたり外部から読み込んだりした動画や静止画を編集し、一つの動画として出力することができるそうです。
その過程で、エフェクトを追加することも可能。
【15】ゲーム制作
Blenderはゲームエンジン機能を内蔵しているので、ゲームを制作することができます。
建物などの中を進んで敵を倒したりしていくゲームならば、Blenderだけでつくれるらしい。
すごいね。
なんでフリーソフトなの。
【16】スクリプト機能
Python(パイソン)によるプログラミングが可能らしいです。
Pythonというのは、Perlとともに欧米で広く普及しているオブジェクト指向スクリプト言語の一種で、プログラマーの生産性とコードの信頼性を重視して設計されていて、利便性の高い大規模なライブラリを備えているそうです。
とか言っても全然わかりませんが。
インタラクティブなコンテンツも制作できるらしい。
平たく言えば、Blenderの機能拡張など、さらに上級なことができるっぽいです。
とまあ、某参考書を参照しつつ大きく16の機能をとりあげてみました。
これはマスターしたらとんでもないことができそうですね。
夢は広がるばかり。
さて、他にも機能について話題があるので、多少触れておきましょう。
まず、日本語環境について。
以前はなかなか残念な感じだったようですが、現在は公式に日本語対応しています。
また、開発ペースが非常に速いため、手元資料ではよくわかりませんが、海洋シミュレーションやカメラトラッキング等の機能がさらに追加されているようです(詳細不明)。
ちなみに、最新版は、2012年10月3日にリリースされた、ver2.64。
この最新版では、骨を先につくって、その周りに肉付けすることで物体を制作できるようになったりしたそうな。
というか、調べると次から次へとビックリ機能がでてくるので、とりあえずこんなものにしておきましょうか。
本を見たり、ググったりしながら今この文章を打っていますが、テンションあがってきたー。
そんな感じで、第2回はこのあたりで終わりにしましょう。
ではでは、第3回もお楽しみに~
Blenderマスターに、俺はなる!
sho
Blender習得の軌跡を記す不定期連載第2回です。
ちなみに、前回のはこちら。
さて、今回は、Blenderに何ができるのか見つつ、イメージを膨らませましょう。
え、まだBlenderいじらないのかよって?
まあ待て、ここで焦りは禁物だ。
じっくり行こうじゃないか。
ちなみに、あちこちの情報サイトとか参考書とか見ています。
詳しくはググったり、本を買ったりしてください。
それでは行きますよー。
【1】モデリング
3DCG作成ソフトなので、当然ですが、モデリングができます。
基本的には、どの3DCGソフトでも同様だそうです。
でも、僕は他のをいじったことがないので、他とどこが同じでどこが違うのかはよくわかりません。
※モデリング:2Dであるパソコンなどの画面を通して、3Dをつくること。
【2】材質の設定
作成した物体(オブジェクト)の表面の材質(マテリアル)の設定ができます。
画像データの貼り付けもOKらしいので、どうとでもなりそうです。
また、あるマテリアルに対し、部分的に異なる質感を与えることも可能だとか。
凹凸や光沢なども表現可能とのこと。
なかなか有能な。
【3】ライティング
イラストを描くときも、光源は重要だと思いますが、これはもちろん3DCGでも同じで、光源の各種設定が可能です。
光源の位置を自由にできるのはもちろん、複数の光源も使用可能で、スポットライトやポイントライトなど各種ライトもご用意。
さらに、ライトに画像データを付けて、その色で照らしたり、葉っぱの画像で木漏れ日を表現することも可能らしいです。
優秀なり。
【4】レンダリング
Blender Renderというレンダラが内蔵されているので、普通にレンダリングできます。
ちなみに、外部のレンダラを使うこともできるそうです。
よくわからないので、初心者としては内蔵されてるもので全く問題なしですが。
※レンダリング:つくった物体を、光源など考慮しつつ、設定したカメラの位置から見えるシーンとして画像や動画として描画すること。
【5】流体シミュレーション
このあたりから、初心者としてはだんだんテンションがあがってきます。
読んだ通り、流体をシミュレートできるとのこと。
噴水や川などを表現できるということで、リアルな質感を出すためにはありがたい機能です。
また、粘性(粘り気)の設定ができるので、ただの水だけでなく、油や蜂蜜みたいなものもいけるそうです。
あとで出てくる「パーティクル」と組み合わせると、水しぶきも表現できるらしい。
ただし、あんまり大規模なのは厳しいようで、都市を飲みこむ大洪水は良くないと。
【6】物理シミュレーション
このあたり、フリーソフトの限界突破って感じです。
作成した物体に設定された重さや固さに基づき、落下や衝突などの各種物理現象をシミュレートできるらしいです。
どんな動きをするのか考えなくても、答えはBlenderが知っている!
楽しそうだ……早くやりたい……でも、その前にブツをつくらなくては。。
【7】煙シミュレーション
流体シミュレーションに似ているような気もしますが、煙の動きをシミュレートできるそうです。
空気の流れを視覚化できるわけですね。
これは、風を感じる画像・映像をつくりたいなら、重宝しそうですね。
【8】クロスシミュレーション
クロス……cloth……布、ですね。
布の動きをシミュレートできるようです。
初心者としては、人間を描くことは当分なさそうですが、そういう場合はかなりいいですね。
あとは、風になびくカーテンとか。
ちなみに、布に物体がぶつかったときの動きも大丈夫らしいです。
【9】群集シミュレーション
「群れ」をまとめて扱うことができるようです。
虫とか鳥とか魚とか、群れを表現したい場合があれば、バラバラにやるのは気が滅入ります。
ありがたやありがたや。
【10】パーティクル
粒子(パーティクル)の表現もできるそうです。
幻想的な場面とかつくれそうですね。
あと、どういう仕組みなのかまだよくわかりませんが、この「パーティクル」を利用して、髪の毛や芝生の表現ができるそうです。
なお、髪の毛は、ヘアスタイルを簡単にセットできる機能があるらしい。
【11】スカルプト
彫刻……ってことですかね?
マウス操作で、物体の一部を盛り上げたり凹ませたりできるそうです。
粘土遊びみたいな感じで便利そう。
同様の操作をするには、昔はかなり高度な技術が必要だったらしい。
【12】ノード機能
エフェクトをいろいろ組み合わせて複雑なことができるようです。
まだまだ遠い世界ですが。
【13】アニメーション
Blenderは別に静止画に限定したソフトではありません。
普通に動画をつくれます。
YouTubeなどにたくさんアップされていますが、極めると意味不明なほどクオリティーの高い動画がつくれるようです。
ちなみに、固いものの動きはもちろん、柔らかいものについても、Armatureという骨みたいなものを用いて動きを設定することができるようです。
他にも、モデリングを複数記録して、間の状態はもっともらしく動かしてくれるシェイプキー・アニメーションなんてものもできるようです。
これは、人間の表情の変化などに使えるそうです。
【14】ビデオ編集
レンダリングしたり外部から読み込んだりした動画や静止画を編集し、一つの動画として出力することができるそうです。
その過程で、エフェクトを追加することも可能。
【15】ゲーム制作
Blenderはゲームエンジン機能を内蔵しているので、ゲームを制作することができます。
建物などの中を進んで敵を倒したりしていくゲームならば、Blenderだけでつくれるらしい。
すごいね。
なんでフリーソフトなの。
【16】スクリプト機能
Python(パイソン)によるプログラミングが可能らしいです。
Pythonというのは、Perlとともに欧米で広く普及しているオブジェクト指向スクリプト言語の一種で、プログラマーの生産性とコードの信頼性を重視して設計されていて、利便性の高い大規模なライブラリを備えているそうです。
とか言っても全然わかりませんが。
インタラクティブなコンテンツも制作できるらしい。
平たく言えば、Blenderの機能拡張など、さらに上級なことができるっぽいです。
とまあ、某参考書を参照しつつ大きく16の機能をとりあげてみました。
これはマスターしたらとんでもないことができそうですね。
夢は広がるばかり。
さて、他にも機能について話題があるので、多少触れておきましょう。
まず、日本語環境について。
以前はなかなか残念な感じだったようですが、現在は公式に日本語対応しています。
また、開発ペースが非常に速いため、手元資料ではよくわかりませんが、海洋シミュレーションやカメラトラッキング等の機能がさらに追加されているようです(詳細不明)。
ちなみに、最新版は、2012年10月3日にリリースされた、ver2.64。
この最新版では、骨を先につくって、その周りに肉付けすることで物体を制作できるようになったりしたそうな。
というか、調べると次から次へとビックリ機能がでてくるので、とりあえずこんなものにしておきましょうか。
本を見たり、ググったりしながら今この文章を打っていますが、テンションあがってきたー。
そんな感じで、第2回はこのあたりで終わりにしましょう。
ではでは、第3回もお楽しみに~
Blenderマスターに、俺はなる!
sho