イラスト「彼岸花に隠した退廃美」の詳細説明 | 乱歩酔歩--Random Walk official blog--

イラスト「彼岸花に隠した退廃美」の詳細説明

どうも~遊木でぇす。
つい数時間前まで魁ちゃんとネームやってたんですが、ちょっと休憩がてらブログをば。

何書こうかなぁと迷ってたんですが、今更タコパのこと書いても仕方ないし~ということで、11日にupされた今月のTOP絵についてもそもそ語ることにしました。
今後ももうちょい作品について語る機会を増やしていこう…かな?←



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乱歩酔歩

タイトル;「彼岸花に隠した退廃美」
使用ソフト;SAI、PhotoShop

もうとりあえず、描きたいものを描こう~という点以外まったく考えなしに描きだしたので、見切り発車も良いところです。水中っぽいのも彼岸花も、途中でなんとなく付け足していった要素なので、う~ん歪。堕天使?の表情はもっと悦ってるものにしたかったのですが、勉強不足ですねぇ。エロさが足りない←
そしてどうでも良いことですが、私、鼠蹊部を描くのが好きなんですよね。ちなみに女の子のじゃなくて、ガリガリした骨格の鼠蹊部です。いや、ホントどうでも良いんですけど。実は今回そこを描いているときが一番テンション高かったんじゃね?疑惑が浮上してます。

さて、この作品には全体の作品のタイトル&設定の他に、各要素のタイトル&設定?があります。サイトだとスペースの関係上詳しい説明が載せられなかったので、ここでうだうだと語らせてもらいまーす。

では、



①毒に口づけ
乱歩酔歩

とりあえず描き始めは、髑髏が足に口づけしてる、というイメージしかありませんでした。そして、実は以前描いた油絵も同じ感覚で制作していたのですが、ぱっと見は明るい綺麗な色味にしたいなぁと。しかしよく見ると「…なんだこれ?」みたいな。
まぁ今回はよく見なくても「なんだこれ」ですけど。
実は身体の一部に何かを突き刺して、どろっとした液体を垂らすという表現は、以前からずっと使ってる持ちキャラならぬ持ち表現です。なんか好きなんだ。

グリルパルツァーの「接吻」は有名ですが、一度あれを題材に絵を描きたいなぁと思いつつ、今回は「崇拝のキス」だけになりました。


②私のコレクション
乱歩酔歩

カミングアウトすると、おれ、目玉焼きが描きたかったんだ←
でも目玉焼きだけじゃなぁ…とか考えていたら、「じゃあ目玉焼きだから一緒に目玉も描こう」と相成ったわけであります。そして始まった目玉の親父クローン計画。
もうこの絵は目玉焼きへの愛情が伝わればいいかなと。
ちなみに実際目玉焼きを撮りました。↓↓

乱歩酔歩


③ペルソナ
$乱歩酔歩

マヨナカアリーナではありませんよ←
これは最初からこういうシチュエーションにしようと思って描き出しました。でも、仮面になったのは最後の最後に変更された結果です。最初のうちは、花とかペンダントだったんですが、どれもしっくりこなくて…最終的に何故かこんな不気味なものに…。
「君の流した雨が降る日、僕は素顔を捨てた」というのが設定?です。
色はSAIでつけて、文字と曇りと光の表現はPhotoShopで追加しました。


④愛したまま死んでください。
乱歩酔歩

これは本当にぱっと思い浮かんだ物語の一場面を描いた感じです。
何かの機会に出会った暗殺者とサイボーグ。二人はお互いの素性を知っていて、殺伐とした日々の合間に心を通わせる。仲良くなった二人はお互いがお互いの救いになっていたが、ある日、雇い主や製作者が敵同士になり、二人もその戦争に巻き込まれていく。二人は戦うが最終的に、結局お互いを殺せないという状態になり、サイボーグ側に搭載されていた自爆装置で「君を愛したまま、自分が愛されたまま、一緒に死のう」という感じに…みたいな。
人物はSAIで、背景は、実は花火の写真です。なんか火花が飛び散って、崩れそうな建物をイメージしたんですがね…うーん…。




などなど、↑↑のような設定っぽいものがあったわけです。
どれも、ぶっちゃけ良い印象のものじゃないんだけど、しかしなんだか惹かれてしまう美しさがあるというなんとも感覚的な話になりますが、そう思ったものを詰め込んで、天使が表の世界に出ないように自分のお気に入りの彼岸花畑に隠し、一人で楽しんでるわけですね。
つまり変態なんだ。





ということでそろそろ作業に戻ります。
ネームがwww終わらwwwないwwww


aki