ノンノ・リレイショー制作舞台裏~背景編~ | 乱歩酔歩--Random Walk official blog--

ノンノ・リレイショー制作舞台裏~背景編~

どもども遊木です。

今日っていうか日付的には昨日ですが雹がやばかったですね。自分はバイト中でしたが、雹が降り出したら働いている4人中3人が入り口で空を見上げてました。身長が大中小ときれいに並んでいたのでなんか笑えた。ちなみにその中の一人は店長です。お前ら仕事しろよ。



さてさて、ずっと書こう書こうと思って書いてこなかったノベルゲーム制作舞台裏を明かしちゃいます。偉そうにいうほどネタはないけどな!


まずRandom Walk横浜本部にはミーティングなどで使用する大きめの白板があるのですが、制作し始める前に白板に必要情報を殴り書きしていくことが多いです。主に須々木氏とのすり合わせもこの段階で行われます。

乱歩酔歩

白板に妙な数字が書いてありますが、これはノンリレで出てくる街中の象徴的建物の実際の高さや、視点からの距離や見え方の比率などを計算したものです。
ノンリレは設定上『リアルさ』を重視しているので、「うーん、こんな感じ~」とアバウトにラフを挙げると…須々木氏から「全然比率違うから」とダメ出しをされます。ぐぎぎぎぎこの理系め!←偏見
ところで左下の“アオリ”って文字が“アホ”に見えますね。右の生き物っぽいものには触れずにおこう。

設定といえば、このゲームは未来の横浜をイメージしているわけですが、実は須々木氏はこんなものを作っています。

乱歩酔歩

何この蜂の巣。
そう思ったあなたは正常よ、安心してちょうだい。

まぁ…体験版をプレイしてくださった人は、どこにこの資料が必要だったのかわかると思います…。しかしこの街の設定には苦労させられた…(遠い目
一度完成近くまでできているものでも容赦なくブチ壊す原作者がいるので、もうとにかくできる限りの資料を用意してもらうしかないですハイ。…でも私、須々木氏はこういう作業実は結構好きなんじゃないかとふんでるのよね。細かい作業好きだし。
この地図を使いつつ、「主人公は今どこの位置で、どっちの方向を向いて、だから背景にはこの建物がこのぐらいの大きさで入るんだよ」みたいな打ち合わせをするわけです。縮尺の話とかになってくるともう血涙がでてくr
アホな子には厳しい世界。

しかしカカシ平面的なものではわからないものもあります。
代表的なのが超不安定円柱構造の研究所です。建物内がちょいと不思議構造になっていてまぁぶっちゃけパースとれねぇよという状態になるわけですね。そうすると今度はこういうのが現れます。

乱歩酔歩

いつかちゃんとしたジオラマ作りたいですね。
見ての通りあまり大きいものではないので、これでどうやってパースとるの?と思った方には申し訳ないですが、なんのひねりもありません。ただ無理やりデジカメをねじり込み撮影するだけです。
当然のごとくぼけぼけの写真の中からマシなものをチョイスして、「大丈夫、俺ならこの資料でいける」と自己暗示をかけたらもう安心です。万事解決。もう何も恐くない。

誰だ今死亡フラグとか言ったやつ。




誰得かは不明ですがそんなこんなで舞台裏でした。
体験版だけであんなに吐血したのだから、今後はどうなるのかしらとか想像するとちびります。でも、いつかこのこだわりが作品の中で静かに活きてくるのだと信じて…やるどおおおおおおお!!!!!


他の人の舞台裏も知りたいなぁ…知りたいな|ω・`)チラッ

以上、舞台裏背景編でした。
当サイトでのDL準備はまだ整っていませんが、先日ぐらいから体験版がミラーサイトに登録され始めたらしいので、まぁぶっちゃけ一足早くできてしまうという…。
そしてサイトのカウンターの回り方に驚愕しました…すげぇぇえええ
須々木氏がTwitterでなんか言ってるなーと思ってからサイトを見たのですが…これは慄く。

なんかたぎってきました…!
完成版に向けてがんばるどー!




ところでオタチ可愛いよオタチ。


aki