『ベルセルク 黄金時代篇I 覇王の卵』の感想とか。
日によって起きている時間帯がバラバラ。
日本にいながら世界中の時刻を巡る安楽椅子の旅人、須々木です。
おはようございます。
なぜこんな時間にブログを書いているのか、まったくもって意味プーチンですが、半日前に見た映画のレビューを忘れないうちに書いておきましょう。
内容を忘れるとかじゃなく、ブログを書くことを忘れそうなので。。
と、言うわけで!
見てきましたよ『ベルセルク 黄金時代篇I 覇王の卵』
※公式サイト→ http://www.berserkfilm.com/index.php
ネタばれの要素はほとんど含まないマイルドなレビュー、というか、ただの感想をつらつらと書いておきましょう。
ちなみに僕、漫画をそんなにたくさん読んでいるタイプではありませんが、一番好きな漫画は?と聞かれたら、『ベルセルク』と答える程度の原作ファンです。
でも、別に人に熱烈に薦めたりはしません。
ていうか、18歳未満は見ない方がいいと思うよ。。
人のもっとも深遠で、ドロっとしていて、醜くて、それゆえに神々しくたくましく美しい側面を、鬼気迫る作画、展開で描き出す、連載中の現時点ですでに“大作”と呼ぶにふさわしい作品だとは思っていますが、敢えて薦めたりはしません。
ちなみに、横浜本部にばっちりそろってます。
それで、これが劇場アニメ作品になると発表されたときは、正直どうなることかと思っていましたが、制作の詳細が発表されていくと、どうやらかなり本気らしい…ということで、そこそこの期待をして待っていました。
ちなみに、回想部分に当たる「黄金時代篇」だけで3部作やるそうです。
全部で何作つくる気なんでしょうね?
そんなわけで、ついに行ってきたわけです!
さて、前置きが長くなりましたが、ざっくり感想を。。
まず、全体的な印象としては、原作ファンもはじめての人もしっかり楽しめる作品だったなあと。
原作があるものを、別の形でやると、「どっちの方が良いか?」という話がよく出てきますが、これはとりあえず、それぞれがそれぞれの利点を生かしている、という感じでした。
原作漫画も、空間的な広がり、迫力を「漫画としての限界」までやっていますが、やはりこの点では劇場版アニメは強く、圧倒的なものがありました。
音楽も非常に良かったので、ベルセルクという作品のもつ魅力、世界観を存分にひきたてていたと思います。
劇場版では尺の都合もあるので、大幅にカットされている部分もありますし、脇役まで含め大量にいるキャラクターたちの見事な内面描写が特徴的な原作にはどうしても敵わないところもありますが、それでも劇場版としての魅力は十分に発揮できていると思います。
まあ、敢えて気になるところと言えば、3Dアニメーションを使っている部分のぬるっとした動きでしょうか。
ただ、それも見ているうちに気にならなくなるし、補って余りあるプラスがたくさんあったので、問題なしということで。
要点だけまとめてしまうと、ごくありふれた普通の話になってしまう気がするのに、細部まで込められた気迫、こだわりというものが、一つの重層的な世界を構築して、見るものを魅了、圧倒していく。
そんな「ベルセルク」という作品のもっとも重要なポイントを、原作漫画と手法は違えど、しっかりとつかんで離さずに作り上げられた作品だと思いました。
やっぱり、こういう「作品に対する愛情を感じる作品」は、見ていて気持ちがいいものです。
できれば、2時間半くらいでつくってほしかった。
少し短かったナリィ~。
まとまりのない感想でしたが、とりあえず2作目を早く見たいネ!
以上です~
sho
日本にいながら世界中の時刻を巡る安楽椅子の旅人、須々木です。
おはようございます。
なぜこんな時間にブログを書いているのか、まったくもって意味プーチンですが、半日前に見た映画のレビューを忘れないうちに書いておきましょう。
内容を忘れるとかじゃなく、ブログを書くことを忘れそうなので。。
と、言うわけで!
見てきましたよ『ベルセルク 黄金時代篇I 覇王の卵』
※公式サイト→ http://www.berserkfilm.com/index.php
ネタばれの要素はほとんど含まないマイルドなレビュー、というか、ただの感想をつらつらと書いておきましょう。
ちなみに僕、漫画をそんなにたくさん読んでいるタイプではありませんが、一番好きな漫画は?と聞かれたら、『ベルセルク』と答える程度の原作ファンです。
でも、別に人に熱烈に薦めたりはしません。
ていうか、18歳未満は見ない方がいいと思うよ。。
人のもっとも深遠で、ドロっとしていて、醜くて、それゆえに神々しくたくましく美しい側面を、鬼気迫る作画、展開で描き出す、連載中の現時点ですでに“大作”と呼ぶにふさわしい作品だとは思っていますが、敢えて薦めたりはしません。
ちなみに、横浜本部にばっちりそろってます。
それで、これが劇場アニメ作品になると発表されたときは、正直どうなることかと思っていましたが、制作の詳細が発表されていくと、どうやらかなり本気らしい…ということで、そこそこの期待をして待っていました。
ちなみに、回想部分に当たる「黄金時代篇」だけで3部作やるそうです。
全部で何作つくる気なんでしょうね?
そんなわけで、ついに行ってきたわけです!
さて、前置きが長くなりましたが、ざっくり感想を。。
まず、全体的な印象としては、原作ファンもはじめての人もしっかり楽しめる作品だったなあと。
原作があるものを、別の形でやると、「どっちの方が良いか?」という話がよく出てきますが、これはとりあえず、それぞれがそれぞれの利点を生かしている、という感じでした。
原作漫画も、空間的な広がり、迫力を「漫画としての限界」までやっていますが、やはりこの点では劇場版アニメは強く、圧倒的なものがありました。
音楽も非常に良かったので、ベルセルクという作品のもつ魅力、世界観を存分にひきたてていたと思います。
劇場版では尺の都合もあるので、大幅にカットされている部分もありますし、脇役まで含め大量にいるキャラクターたちの見事な内面描写が特徴的な原作にはどうしても敵わないところもありますが、それでも劇場版としての魅力は十分に発揮できていると思います。
まあ、敢えて気になるところと言えば、3Dアニメーションを使っている部分のぬるっとした動きでしょうか。
ただ、それも見ているうちに気にならなくなるし、補って余りあるプラスがたくさんあったので、問題なしということで。
要点だけまとめてしまうと、ごくありふれた普通の話になってしまう気がするのに、細部まで込められた気迫、こだわりというものが、一つの重層的な世界を構築して、見るものを魅了、圧倒していく。
そんな「ベルセルク」という作品のもっとも重要なポイントを、原作漫画と手法は違えど、しっかりとつかんで離さずに作り上げられた作品だと思いました。
やっぱり、こういう「作品に対する愛情を感じる作品」は、見ていて気持ちがいいものです。
できれば、2時間半くらいでつくってほしかった。
少し短かったナリィ~。
まとまりのない感想でしたが、とりあえず2作目を早く見たいネ!
以上です~
sho