どういう決着をみるのか
「漫画の主要出版社、東京アニメフェア参加を拒否」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101210-00001028-yom-ent
都の青少年育成条例改正に関する問題です。
8日に角川書店の井上社長がTwitterで東京国際アニメフェアボイコットを表明してから、他の出版社はどう動くのか気になっていましたが、結局、コミック10社会(秋田書店、角川書店、講談社、集英社、小学館、少年画報社、新潮社、白泉社、双葉社、リイド社)そろってボイコットのようですね。
ここでは、都の青少年育成条例改正の文面を引用して検証し、正義か悪かという主張を並べるつもりはありませんが、純粋に疑問に思うところがあります。
改正案成立に強硬な姿勢を貫く石原都知事、および猪瀬副知事は、この状況を予想できなかったんでしょうかね?
改正案に対する強い反発が起きることは、容易に想像できたと思うのですが…
子供の面倒を社会で見ていくという改正案の趣旨は当然賛成です。
そもそも、現在の日本の閉塞感の根本は、「少子高齢化」ではなく、「少子化」でしょう。
子供が社会においてどれだけ大切かは、全国民がしっかりと理解すべきことだと思います。
しかし、だからこそ、月に数件しか苦情の来ない有害図書のあーだこーだをやる以前に、やるべきことがあるでしょう。
都知事、副知事ともに、確かな実行力とすぐれた見識を持った人だと思います。
それならば、その力を有意義に使ってもらいたいです。
こんなもので、子供を守った気にならないでもらいたいです。
価値観の多様化とグローバリゼーションは、拒んでも拒みきれない世の中の流れ。
汚いものにふたをするやり方は、もはや時代錯誤としか思えません。
もしこの一連の流れが、なんらかの信条に基づくのなら、政治家としてではなく、再び一人の作家として語った方がいいのではないでしょうか。
とは言うものの、一人ひとりの言葉は、蟷螂の斧にすらならない小さなもの。
そして、これから下される判断に対する評価は、後の世がするもの。
今はただ、座して見守るのみ。
sho
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101210-00001028-yom-ent
都の青少年育成条例改正に関する問題です。
8日に角川書店の井上社長がTwitterで東京国際アニメフェアボイコットを表明してから、他の出版社はどう動くのか気になっていましたが、結局、コミック10社会(秋田書店、角川書店、講談社、集英社、小学館、少年画報社、新潮社、白泉社、双葉社、リイド社)そろってボイコットのようですね。
ここでは、都の青少年育成条例改正の文面を引用して検証し、正義か悪かという主張を並べるつもりはありませんが、純粋に疑問に思うところがあります。
改正案成立に強硬な姿勢を貫く石原都知事、および猪瀬副知事は、この状況を予想できなかったんでしょうかね?
改正案に対する強い反発が起きることは、容易に想像できたと思うのですが…
子供の面倒を社会で見ていくという改正案の趣旨は当然賛成です。
そもそも、現在の日本の閉塞感の根本は、「少子高齢化」ではなく、「少子化」でしょう。
子供が社会においてどれだけ大切かは、全国民がしっかりと理解すべきことだと思います。
しかし、だからこそ、月に数件しか苦情の来ない有害図書のあーだこーだをやる以前に、やるべきことがあるでしょう。
都知事、副知事ともに、確かな実行力とすぐれた見識を持った人だと思います。
それならば、その力を有意義に使ってもらいたいです。
こんなもので、子供を守った気にならないでもらいたいです。
価値観の多様化とグローバリゼーションは、拒んでも拒みきれない世の中の流れ。
汚いものにふたをするやり方は、もはや時代錯誤としか思えません。
もしこの一連の流れが、なんらかの信条に基づくのなら、政治家としてではなく、再び一人の作家として語った方がいいのではないでしょうか。
とは言うものの、一人ひとりの言葉は、蟷螂の斧にすらならない小さなもの。
そして、これから下される判断に対する評価は、後の世がするもの。
今はただ、座して見守るのみ。
sho