人間も動物であり、自然の中で生きています。体も自然物を摂取して、自然に触れて生きています。これは当たり前の話ですが、デジタルや化学の発達などにより、意識が自然に向かなくなりつつあります。

 

 薬によって壊された体はなかなか戻りません。最初薬が体に合っていたとしても、合わなくなる場合もあります。同じ薬または体の機能を補う薬を飲み続けていれば、補っているはずの体の機能が弱くなる場合もあります。薬は便利の用で恐ろしい品物でもあるのです。
 よく薬は毒にもなるといわれていますが、それは真実です。

 

 薬物中毒の症状は、合法の薬で規定量の場合も起こります。さらに、違法薬物と同等の症状も出る場合もあります。
 特に自然から摂取される漢方薬と違い、化学で合成される薬と比較すれば、人間の体に合うのは漢方です。また漢方の薬草にアレルギーがあるなどとなれば話は別ですが、基本は先程述べた通りです。
 化合物よりも自然がよいというのは、自然の中で生きる人間にとって当たり前の話であります。