これはスピリチュアルではなくとも言える話です。思考能力、つまり考える力がなければ、人生つまずきやすい傾向にあります。考えなければ悩みもなく楽だと感じる方もいますが、いい加減な生き方でもあります。考える力がなければ、人に騙され、利用されやすく、知らぬ間に罪を犯させられているかもしれません。また、人を傷つけます。視野が狭くなりやすく、一点ばかりを見つめやすくもなります。

 考える力があったとしても、何かに踏み込めない、抜ける勇気がない方も、一点ばかりを見つめやすい方もいます。一点ばかりを見つめるというのは、そこから抜け出せない状況にあるとも言えます。時には簡単に気づく話でも、まったく気づきません。

 子育てでは、親も含めて言葉で話すようにしましょう。突発的なこと、お子様が興奮しているや暴れているなどは例外として、暴力は話せない人がする野蛮な行為です。

 なにかしらの理由で考えられる環境ではなかった方たちは、今からでも遅くありません。未来のために、疑問を持ち、それを言語としてとらえていきましょう。考えた結果、恨みでしかなかった場合は、犯罪などをせずに、簡単ではありませんが次に進んでいきましょう。

 霊的な話になりますが、自然の摂理で、人を陥れたり、奪ったりするものは、死後にかえってきます。なかなかあの世にあがれず、幽霊としてさまよいます。人を陥れる人は反省がなかなかできず、あの世にすらあがれないのです。