天空の真下 -2ページ目

天空の真下

空想大好きな、永遠のドリーマー

実態は
齢60にして危ういくらいの豆腐メンタル
危ういくらいの平凡な日々

自分はいわゆる「推し」というものは持たない。

持っていない。

…のつもりであったが、なんだかんだで、メディアを通して知った有名人が何人か心に留まり、その人物たちから、人生のエッセンスを得ていると思う。

 

その特定の人物に纏わる作品やパフォーマンスは映像や画像でチャックしてしまうし、なんだかんだで興味のないその他大勢より、相当自分の中では大切に温めたい存在だ。

 

そういうのを「推し」というのだろうな。

 

今回、そんな人物が再び、自分の心の中に浮上した。

 

何気なくTVつけてたらやってたアメリカさんのアカデミー賞。

助演男優賞ノミネートの面々にある男の名前。

え?

思わずTVにかぶりついた!

 

ロシア人俳優のその人物は、紛れもなく自分の「推し」だった。

実は最近の普段の生活の中ではすっかり忘れてたけど。

 

2年ほど前に、役者としての彼を見出し、結構出演映画その他チェックしていた。

が、

例のウクライナ戦争。

ロシア映画の公開や規制が今後かかるのかな?

この役者の演技も作品ももう、この先見るのも難しいかな?

 

そんなこんなで、記憶の彼方に追いやられていた。

 

 

 

結局彼は、2025年アカデミー助演男優賞の受賞は逃した。

でも彼の出演映画は、アカデミー作品賞他各部門を総なめした。

 

明日、早速その映画を見に行こうと思っている。

 

 

 

以下は、自分と、彼の「出逢い」の映画のプロモーション動画。↓

 

 

 

 

 

 

 

以下は

自分が書いたその時の映画レビュー。↓

 

 

『ウクライナ侵攻(という報道が主要になっている昨今ですが)中にロシアを舞台にした映画があると聞き是非是非観たいと思ってついに実現。

 

自分自身に投影しながら鑑賞。文句なしの5点ですが、自分目線というか、自分の体験談になってしまうので一般の方の参考にはならないと思います。

自分語りですみません。

 

自分自身1980年代の終わりソ連時代と1990年代ロシアになってから単独で列車の旅の経験があり、現在もロシア語を勉強中です。

また偶然にも自分LGBT当事者でもあります。

 

ヨーロッパも含め当時ずいぶんコンパートメント使って旅をしたけど、男女、年代関係なく様々な人々と同室になるのはザラでしたし、若い男女がそれこそそういう関係になったりする場面も実際多々あり(自分はそういったことは幸い経験せず、男女国籍関係なく共に仲間意識が芽生え議論したり馬鹿話したり…旅の終わりにはお別れが辛かったりしたものです)ああ、あるあるだなーって思って見始めました。

壊れたトイレ、水が飛び散る旧式の洗面所、懐かしく思い出しました。

 

自分は、やはり色々あって傷心のままヨーロッパ暮しを終え日本に帰国する際に、冬の終わりにシベリア鉄道を使いました。

本当に少なくともまる一晩は自由時間あったりで、ロシア人のお友達になった方の家に泊めてもらったりした事も思い出し…。

その旅を終えロシアの地を去り日本にいよいよ向かう時、何か心にとても温かいものが生まれて涙が出そうになった事も…ライラを見てまた自分に重ねてしまったりで。

何から何まで記憶を蘇らせてくれました。

 

あと実際リョーハのような若者、いたよなーって。

一見ぶっきらぼうで冷たいけど、芯は人情味に溢れていて優しく温かい…

ロシアってそんな人が多かったなぁって。

あの女性車掌さんがまた実にいい味で…。

 

ラウラに当時の自分を重ね合わせて…あの頃に戻ってもう一度彼の地に行って彼らに会いたくなる‥そんな郷愁を味わわせてくれた映画でした。

 

人生は果てしなく続きます。

一時の夢のような経験も、その後の現実にかき消されます。

でも、一つの旅(旅行という意味だけではなく様々な非日常的な経験)で心の中に芽生えた温かいものは一生の財産にもなり得ます。

 

ライラもリョーハもその後の人生にとって何かかけがえの無いものを見つけたんだろうなって。

ずっと、二人の心の中でこの出会いと旅が輝き続けて欲しいと願いつつ。』

 

 

 

 

#アカデミー賞 #ウクライナ戦争 #ノミネート #レビュー #ロシア #コンパートメントNo6 #俳優 #ユーラボリソフ #旅行 #役者

 

 

 

 

 

 

 

秋が終わる


11月が終わる
午後に車で出かける
傾いた眩しい西日
いよいよ色褪せた紅葉の終わりを照らして
澄んだ冷たい空気
何もかもが鮮やかに煌めく
この瞬間が一年で一番好きだ

陽が山に隠れて、夕焼け色の西の空から

東に向かって
途方もない数の雁の群れが
黒黒としたシルエットで優雅に渡ってゆく

大地の上に立ち果てしない天空を仰ぐ


この時に満たされる心もまた果てしない

夕闇に向かって家路につく時
微かに目にわかる草紅葉の鮮やかな茜色
光を残し映え渡る西の高い空に
針葉樹の黒いシルエット

幸せだなぁ

本当に今日この時、そう思う


そう、そして今、そして明日

冬へと歩き出そう


Walk out to Winter 

Swear I 'll be there 

Chill will wake you 

High and dry 

You wonder why 


By Aztec Camera