前回の終わりに言ってたのが







ムロです。




暑いのに長袖長ズボンを着て




手袋も腕まである長いやつにして




さらにゴム手袋を仕込む




そこまでやってからの漆登場




オカリナに塗りこんで




専用の紙?みたいなので拭き拭き





そして温度28度くらい




湿度70〜80にする必要があるで




ムロにセットしてお湯をそっと入れておく




そしてできたのがコレ








実はエアブラシも入れて




クリアも入れました





なので純粋な漆仕上げでは無いのです。




ただただ渋さを出したかったのです。







手捻りですが




狙いわかりますでしょうか?




次なるコンセプトモデルのプロトです。







これも少し考えて作りました







最初の漆の話はどうでもよく




実はこの形に意味がありました。





まずは丸歌口




上のやつは割とストレートに風洞が来ていて




下のはできるだけ風洞の角度を




寝かせてあります。




そして風洞周りに粘土が多めにしてあり




歌口の深さも深めにして




多分こうなるだろうなという




サウンドになりました。




下の斜めの方は失敗ですわてへぺろ




やりすぎを見てみたいという好奇心。






ボムリナスタンダードが




初心者や素直に吹きたい方向けとしたら





こちらは少し吹き手を選ぶと思います。





プロモデルとまではいきませんが




このコアな層に向けている感のやつが




やっとできたなって感じです。




量産モデルにするかはまだ考え中ですが





前回作った型Xの狙いは





この手捻りでできたコアモデルと





スタンダードの中間辺りを狙った感じ





ヘビーウエイトスモールボディ





重たい方が音に芯があるような気がしてて




けれども軽いのは正義なので




あとは指穴の位置や尻尾の掴み方は




演奏性に関わる問題





風洞も角度があった方が演奏しやすい





ということを総合して型Xを作りました。





すでに何個かは作りましたが





焼いてみないとなんともなので





うまく行ったらネーミングも考えます。




ボムリナスタンダードを丸にしただけでは




ダメだったってことにやっと気がついた




ってことですわチュー