さて物議を醸し出しまくっている就活の先生の授業。

 

とにかく受講生からは

 

 

「仕事する意味なんて

 

 

 

しかねーだろ!何をいちいち授業する必要があるんだよ!」

 


と身も蓋もない本音が飛び出しまくりで収拾がつかない我が会計コース。

 


さて今日はどうなのかな?

ボイコットしちゃう子はいるのかな?

恐る恐るオンライン授業に入る。

 


お得意の

ジャパニーズスマイル全開

ニヤニヤニヤニヤニヤニヤ

 


「ボンジョルノー」

(おはようございます)

 

 

「おーラーナだね。おはよう」

 


先生は圧をかけてくる事もなく、かと言って媚びるわけでもない。

 


流石

 

 

エンパワーメントの先生

ニヤニヤニヤニヤニヤニヤニヤニヤニヤニヤ

 


午前中は就活の授業だったので、仕事するのは「金」のためと目的がはっきりしている我々は授業時間を使って希望のインターン先を先生から具体的な探し方を聞いて探すことになった。

 


私の場合は以前のオリエンテーリングの時に既に

 

「日本に支社か事務所がある企業」

 

という一つの可能性を示されたので、事前にピックアップしたものをまとめておいたのを整理して終わり。

 


「インターン先が今見つからなかった人も問題はありません。チューターさんと責任者の先生がちゃんとインターン先は見つけ出しますので心配しないでください。」

 


そして後半は面接の時に聞かれる質問にどう答えるか?という対策をした。

 


日本でいう圧迫面接はないだろうが、結構意地悪な質問をしてくるケースもあるらしい。

 


「あなたの弱点はなんですか?」

 

こんなの

レベル1

だね

真顔真顔真顔真顔真顔

 


「えーっと・・・私は神経質なところかしら・・・」

 


「どういうふうにマイナスイメージを与えないようにしますか?」

 


「うーん、うまくいえば繊細と言えそうだけれど・・・けれどそれは言葉を変えただけだし・・・」

 


嬉しそうだね

先生よ

真顔真顔真顔

 


「ところでラーナはどこが弱点?」

 

 

どこやろね?

 


「うーん、そうですね・・・

 

ジャポネーゼ

 

かなぁ?」

 


「ジャポネーゼ?それはどうして?」

 


「いやこれねセールスポイントになる時もあるし弱点にある時もあるんですよ。例えば日本人がそもそもこちらではガチの外国人であって犬でさえもすれ違えば振り向かれるぐらい特殊なんですよ。そんなね言葉もアルファベットじゃない、イタリア語ドイツ語どころか英語すら『リトルビット(少し)』なんていうのが来たらね、どうします?

 

sushi?

 

ぐらいしか言えないでしょ?って時があるんですよね。」

 


「つまり文化相違が弱点と」

 


「そうなりますね。同じ人間と言えども、どこから取り掛かっていいのかわからない。そんな人と仕事したいと思います?絶対ないでしょ?けれどこの超異文化相違がなんでかしらんけれど異文化すぎて逆に興味を持ってしまう、いる人も少なくなくてそういう人やケースに当たるとそれが一気にセールスポイントになるんですよね。」

 

 

「そこの見極めは?」

 


「いやもう神のみぞ知る!って感じですね。人間にはわからない境地ですわ。うん。」

 


と語ったら・・・・

 


「なるほど。ありがとう。」

 

 

あっさり

終わった

笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き

 


神を出したの

良かったな

ニヤニヤニヤニヤニヤニヤ

 


なんというかこういう質疑応答の時にね、

 

地味に

 

攻撃してきてたんだよ

 

この先生

真顔真顔真顔真顔真顔真顔

 


あたしゃ見逃さなかったね。

 


おそらく

「お前ら俺の授業に文句言ってたやろ?」

みたいな感じで。

 

さすが

貸し借りに

こだわる

イタリア人

笑い泣き笑い泣き笑い泣き

 


みんな気をつけないと。

これは普通に答えてはいけない質疑だよ。

 


こうして午前中の授業が終わり午後からは

 

エンパワーメント

 

笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き

 

もういいよ、習うことないよ。


こういう時

 

イタリア語

できなくて

良かったと

本当に思う

グッグッグッグッグッ

おかしい、おかしいよ!

 


どういう風に困難な状況を乗り越えるかというのをさまざまなケースを例に答えていくのだが、

 

 

そんなん

力技

 

 

 

パワープレイ

 

 

である

もうええから、使い方も違うから

 


それにね、この年になってくるとね困難とかあまり感じないのよね。


世界で一番ヤバいのは

 

うちの母

ニヤニヤニヤニヤニヤニヤ

 


やし、イタリアにぼちぼち長く住んでいたらどんな事が来ても

 

パワープレイ

 

で壁を粉砕突破なのである。

それぐらいの根性がないとこの国では宜しくやっていけないのだよ。

 


そう言えば午前中の「神」発言が効いたのか午後の授業では全然指名されなかったな。

 

 

そして授業が終わる間際に、

 

「これでエンパワーメントの授業は終わりです。本当に残念なんですが、この授業ではこれ以上はコースの性質上必要ないとのことで。けれどこのエンパワーメントという概念は非常に重要だと思うので、もし受講者の中で個人的に必要と思う人があれば遠慮なく言ってくださいね!個人的にオンラインで相談にも乗ります。」

 

 


いらねーよ!

悩みなんてねーよ!

 


それやったら先生が愛用していると思われる「シリー」にでも相談したらええやん。ちゃんと答えてくれるから。それかチャット何ちゃらとかいうやつ。

 


てかなんでこの先生の授業時間をここまで大きく割く必要があるんだよ?

完全に

 

先生のエゴ

真顔真顔真顔

 

そういうのは新しくエンパワーメントのコースを開設した際に大いに頑張っていただきたい。会計の授業ではせいぜい就活の時間と合わせて5コマ10時間で十分である。

 


そういえば・・・・・・・・

 

このコースの初日にオリエンテーションをしてくださった先生が

 

「このコースを開設するのに何が一番大変かというと

 

講師を探す事

 

なんだよ。これが本当に大変で。」

 


うん、今ならわかるよ。先生の言っていたこと。まともな先生がなかなか見つからないんだよね?会計の先生も結局2人だけやし・・・・

しかも一人はもう授業終わりやし。

 


来月授業はみっちりやのに会計の授業はほとんどないってなんなのやろか?

 


来週みんなどういうんかなぁ?

 

 

兎にも角にも大波乱の一週間だった。

 

 



卵チャーハンうまくでけた。


🍀🍀🍀🍀🍀🍀

イタリア最北部ドイツ語圏の秘境、低地ドロミテの村を歩いて好き勝手にあれこれ書いたものを電子書籍として出版しました。



 

 

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