本日は授業はありません。
雹混じりの夕立が降って気温が下がったのねん。
昨日の授業16日目、初めての午後の授業がありまして、ええ。朝からずっとモニター見っぱなしで、なんだかデジタル触るのが嫌になって授業の復習は大学時代に使っていた(と思われる)財務会計の本で曖昧なところを確認し、後は司馬遼太郎の「燃えよ剣」をひたすら読んでいた。
今、鳥羽伏見の戦いのところでオラワクワクしてっぞ!(誰やねん)
話はそれたが・・・・
昨日の午前中の4時間はイタリアでの就活の授業だった。
先生は
「いいですか?仕事というもは向こうからやってくるものではありません。家にいたら突然呼び鈴を鳴らして
『仕事は要りませんか?』
と聞いてくることはありません。」
妙に腑に落ちる喩えである
なるほどな確かにそうや。
「だから自分で探しにいかないといけません。けれど、どうやって探しますか?探す前に何か準備しなくてはいけないこともあるでしょう。今日はそれを説明します。」
なんと親切なコースなのだよ。
こういうのを是非高校や中学でも定期的にやってほしいと思う。
もちろんほとんどの受講生は仕事を自ら探し、そしてエントリーシートを出し面接して・・・という手順を何度もしてきた人たちである。それでも仕事が見つからなかった、だからここにいるのよ!と語尾を強めていう受講者もいた。
経験とドイツ語
これが皆の前に立ち憚る大きな壁のようだ。先生は当然理解していらっしゃるので、この辺も踏まえて基礎的なことから丁寧に仕事の探し方を説明しだした。南チロルの州が取り扱っている就活サイトなど、皆が知っているSNSサイトやらを紹介し、そしてコンタクトの取り方、進捗具合をエクセルのシートでチェック、つまり就活状況の自己管理が大事だと。結構丁寧にやるもんなんやなぁと授業を聞いていたら・・・
「みなさん、仕事を見つけるのは
積極性
が大事ですよ。」
積極性ねぇ・・・・
「特に日本人のキミは周りのことを気にし過ぎてなかなか行動に移せないんじゃないかい?」
ご名答
「そんなの決して気にすることではないよ。自分を主張しなさい。
『仕事をしたい!』
と。」
・・・・・・・・
欧米や
こうして午前中の授業は実践的やったので楽しく終了した。
「仕事を探すのも一つの仕事ですよ。」
非常にいい先生だと思う。
さて午後からは先生が
会計理論の先生
もう
睡魔との闘い
決闘レベルである。
リース計算の話の続きから、固定資産の種類の話、負債の話・・・・
タヒぬる
むっちゃ濃い抹茶を装備して飴を舐めながら授業に臨む。無形固定資産の種類、計算法、実際のところの扱い・・・・
タヒぬる
(2回目)
すると・・・誰かが遅れて入室してきた。
「おや、きみか。久しぶりだね!よく来てくれた。」
参加者の画面を見ると・・・・
例の女である。
サングラス
ヘッドフォン
電車内
手を振ってやがった
そして・・・・
3分後にはいなくなった
「おやおや、もう出ていっちゃったのかな?」
先生も涼しい顔で授業を進める。
このクソ女はハイジの夏の家みたいなところに住んでいて下山して車内wifiにでも繋がないとオンライン授業に参加できないのかな?しかもたった3分で
オンライン参加したと勘違いしているよね?
悪いがそんなに甘くない。先生とチューターさんで逐一入退出を
分刻みでチェックしているのだお
さらば真選組編ホンマ良かった。
なのでこの「オンラインを是が非でもキボンヌ」していた女は
「オンライン授業に3分だけ参加した」
とちゃんと記録されるわけである。それも知らずにサングラスにヘッドフォン姿で浮かれポンチを姿を晒して挨拶したら、それで出席したと思い込んでいてホンマおめでたいヤツである。
みんな面白いぐらい無反応やったわ。
そして睡魔との死闘、実に2時間が終わった・・・・
「みんな
生き延びたかい?」
先生・・・・
お茶目かよ
てか、よく分かっていらっしゃる。
ホンマ
眠かった・・・
授業がおわり、リビングに戻って睡魔の話をしていると息子が
「あー僕も3年、4年前半ぐらいまでは授業中に睡魔と戦っていましたが、それからは一切なくなりました。授業への慣れと精神力が培われたらお母さんも眠くなくなりますよ。」
・・・・
息子よ・・・・
頑張ったんやね
(バカ親此処に)
そして来週は
午後の授業が2回ある
🍀🍀🍀🍀🍀🍀
イタリア最北部ドイツ語圏の秘境、低地ドロミテの村を歩いて好き勝手にあれこれ書いたものを電子書籍として出版しました。
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