無事に高校の卒業試験を終えた息子。

 

そして・・・

 


突然の

卒業式の案内

 

笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き

 


嫌がる息子にフォーマルな服装をさせて高校まで行ってきました。

 

 





一応服装はフォーマルとのことだったが、ポロシャツやほぼ普段着の子もいれば蝶ネクタイをしている子など

様々だったが、そして女子はドレスを着て可愛く着飾っていた。

 



どうやら男子の場合は長ズボン着用が最低ラインらしい。

 


式が

 


午後18時からが余裕で15分ほど遅れて始まる。

笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き

 


校長先生のお話が始まり・・・

 

「卒業式を行うのは今年初めての試みで、この素晴らしい企画はA先生とB先生によって発案されました。」

 


・・・・・・

 


そーなんや!

 


確かにイタリアって幼稚園から式らしいものが全くない。私が知っている限りでは大学の卒業の時ぐらいが一番きっちりしている気がする。それでも大ホールに皆が集まり・・・という感じではない。

 


次に生徒代表の子が挨拶をし、そこから順番に1人ずつ前に出て証書を校長先生から受け取る。

 


時々生徒から

 


いよっ!

 

という感じで掛け声が上がる生徒もいて友人関係などがわかる瞬間があった。

 


また一人の女の子が証書を受け取りに席を立ったら、近くに座っていた可愛らしい女の子が大興奮して両手を口に当てて頬を赤く染めていた。そして先生から証書を受け取ったときには渾身の拍手をし、目をキラキラさせていた。お姉ちゃんなんだろうな。もうこんな姿見たらおばさん泣いてまうわ。

 


そして息子くんの名前が呼ばれると

 


会場が優しい空気に溢れる

ポーンポーンポーンポーンポーン

 


掛け声がかかったり、他の父兄からも大きな拍手があがった。これには本当に感動した。

 



息子くんはそんなことも気にもせず、スタスタと先生のところに行って証書を

 

片手でもらい

笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き

 

みんないる列に並んだ。

 



なぜか

 

証書を見せる感じで持っている

笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き

 





この人はどんな時でもネタを提供してくれる。おかげでカーチャンは感動を感じる暇なく突っ込み倒したわ。

 


そんなこんなで式は小一時間ほどで終わり、息子くんがやってきた。

 


私に近づいてくる時に目に入ったのは

 


スーツの襟が全部内側に入っていた

笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き

 


しまった・・・暑いからと思って上着は私が持っていて、式が始まる前に着せずに渡したのがいけなかった。

 


「あー疲れました。」

 

という息子に後ろから息子の一番の友達のGくんがやってきて

 


「息子くんビュッフェ行こうぜ!」

 


「いや僕はもう帰ろうと・・・」

 


「何言ってんねん、全部タダで食べられるやし行こう!」

 


こうやっていつもフォローしてくれたGくんは地元のボルザーノ大学への進学を決めたようで、いつでも会えるね!また会おうね!と言われていた。

 


一通りビッフェを楽しんだ息子くんは

 


「もうブッフェも楽しみましたし、先生へも挨拶しましたし、お母さんはほとんど食べるものも飲み物も水ぐらいしかないで帰ります。」

 


と言ったので帰ることにした。

 


なんかよくわからない式だったが、これで5年間お世話になった高校とはお別れである。おそらく娘は理系に進むことはないと思うので、もうここに来ることはないであろう。

 


「それにしても来ていた子たち少なかったね。あれで全員?」

 



「いいえ違います。

 

結構の人数がバカンスに行っていませんでした。」

 

笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き

 



卒業式であってもバカンスの方が重要なイタリア人であった。



🍀🍀🍀🍀🍀🍀

イタリア最北部ドイツ語圏の秘境、低地ドロミテの村を歩いて好き勝手にあれこれ書いたものを電子書籍として出版しました。




 

 ↓無事卒業できて良かった

にほんブログ村 海外生活ブログへ
にほんブログ村


↓高校が終わってやっと息子のメンタルが落ち着いた。卒業試験が相当プレッシャーだったのだろう。