いよいよ南チロルも暑くなってきた。
特に私の住む「低地」は川がど真ん中に流れ、湿地帯も多いので湿度も高く暑さ増し増しとなる。
そうだなぁ・・・・今日は久しぶりに湖に行ってみるか。
湖と言っても、近所のセレブ御用達の湖の方ではなく、地元民が集まる秘密の湖があるのでそっちに行ったのだ。
これはセレブの湖
一面に広がるブドウ畑とリンゴ畑を車で走ること凡そ30分で到着。
陽気なドイツナンバーと観光バス
ここの湖は泳ぐことは勿論、周辺はハイキングコースも複数あるので皆思い思いに自然を満喫することができる。
我々は今回は湖の周辺を散歩する目的で来たのだが、娘が湖に入りたがると思い一応タオルは持っていった。
駐車場は3時間まで3ユーロなので、その金額を払い森に入っていく。
ワンコはご機嫌である。前回の森ライフをすっかり満喫されたので、これから歩きにいくときは絶対ついてくるだろうな。
見えてきた湖。有料ゾーンはプールと併設されていて地元のサマーコースの子供たちが楽しそうに遊んでいた。勿論観光客もいっぱいだ。
湖の周辺を歩き始めると結構人が多い。途中には展望スポットのようなところもあり、いびきをかいて爆睡する人もいる ご丁寧に木製の寝そべり椅子なんか置いてあるから、使わないはずがない。
湖の間近に行くと・・・・
あちらこちらに現れる水着族
そうなのだ。ここの湖は泳げるので、一部の遊泳禁止部分以外では地元民をはじめ勝手に泳いで満喫しているのである。
フツーに泳いでいる
勿論ワンコも泳いでいる。大型犬なんてなんと楽しそうに泳いでいることか!
「わぁ!あのワンちゃん、娘ちゃんより泳ぐの上手やわ。いいなぁ!」
本当に上手にスイスイ泳いんでいるんだよね。飼い主さんと一緒に湖泳ぐって最高じゃないか!
もう無料ゾーンは高校生の子達が岩の上から飛び降りて大はしゃぎしたり、ハンモック吊るして昼寝したり、女子の団体が湖に浸かりながらおしゃべりしたり・・・・
みんなのビキニがふんどし状態
南チロルのデフォルトなの?
ほんまオケツ丸出し状態の女子ばかり。あまりに皆一様にオケツ丸出し、ふんどし状態なので感覚が麻痺してきて
「家帰ったら桃食べよう」
って思ってしまったわ。
気をつけないと森の中の静かな湖畔なのでバカップル・・・・ではなく男女がどーの、こーの・・・むにゃむにゃ・・・って感じの空気も漂っていたね。
だから警察が巡回していたのね
注意するところ見たかったな(コラ)
歩いていると・・・・
彼女のケツを触り倒すオッサン目撃!
モモちゃんが頭を低くして
ジッ
と、そのおっさんを見る。
お母さんも気がついて
ジッ
と見る。
それに気がついたオッサンは慌てて手を引っ込めたわ。
そりゃ怖いだろうよ。アジア人のデーハーなTシャツ着た、ツーブロックの三つ編みババアが黒いちっさい犬連れて見ていたらさ。
娘ちゃんは、やはり湖に入りたくなったようで入りやすいところを見つけて入っていった。
そういう場所には必ずベンチやテーブルが設置されており、その場を他の人とシェアして楽しむようになっている。
同じ場所にいた人は大きなワンコを連れていて、その子は湖を泳いで楽しんでいたのか全身びしょ濡れだった。
モモちゃんをなんとか水に慣れさせようと試みたが・・・・
頑なに拒否
この顔を見よ!
途中から同じ大きさのワンコがきて湖の中に入って泳いでいた。それをモモちゃんが見て、すごく不思議そうにしていた。向こうも
大丈夫だよ、入ってみたら?
という感じで誘ってくれている雰囲気。もう一匹の大きなワンコもジッとモモちゃんを見て促している感じ。
モモちゃんは2匹の顔を何度も見たりしては湖を見て・・・
ほんのすこーしだけ足を湖につけて・・・
終了!
みんな大笑い。
まあ時間がかかるわなぁ。
途中からドイツ人夫婦もやってきて、なんだか妙な社交場になっていた。
誰もがみんな思い思いに湖での時間を過ごして夕方になり気温も下がってきたところでお開きとなった。
健全な夏の過ごし方と思われる。
🍀🍀🍀🍀🍀🍀
イタリア最北部ドイツ語圏の秘境、低地ドロミテの村を歩いて好き勝手にあれこれ書いたものを電子書籍として出版しました。
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