旦那がね
昨日会社から帰ってきたら
「最悪だ」
２日連続で今度は何が起こったんでしょうね？
「今日さ、会社の社食で昼飯食ったんだけれどさぁ・・・・・俺カルボナーラ頼んだんだよね。」
豪勢だなオイ
「そしたらさぁー出てきたカルボナーラが
ほぼ
パスタビアンカ
気持ちばかりのベーコン
だったんだよ。もううちの会社終わってるわ。」
パスタビアンカとはパスタを塩で茹でただけのもので、主に病人と元サッカー・イタリア代表のピッポ・インザーギの主食である（これマジ）
この時のイケメン率は半端なかった・・・
とにかく金取って人に食べさせる代物ではないのは確か。
それがである。昨今のアレやこれやで旦那の会社の社食も年々量が減り、味も落ち・・・その割には値段は上がり・・・
「こっちにきた頃は本当に美味しかったんだけれどなぁ。今は本当に酷いわ。味も
ドイツ寄り
になってきたし。」
そら問題や
あれは餌や
コラ
むかーし昔にドイツの大学に通っていた頃に友達と学食に食べに行く時の合言葉が
「餌食いに行こうぜ！」
だった
この合言葉が友人から発せられると、
あ・・・・
今日は学食でご飯食べるんやな。
と悟ったものだ。
「他の人は文句言ってへんかったん？」
そんなパスタが出てきたら流石にブチギレる社員が出てきそうだが・・・・
「いやもう俺疲れちゃってさ・・・・文句言いに行く元気もなかったわ。」
みなさん
こうやって
イタリア社会にやられていきます。
まあ私が思うには、多分旦那がカルボナーラを頼んだ時点で、もうパスタにかけるソースがほとんどなかったんやろうと思う。そしてこのアジア人のためにわざわざ一からソース作るの面倒やから残っているの絡めとけ！文句言ってきたら作り直したらええわ。
って感じやったんやと思う。
正しい行動は
食卓で
オーバリアクションで
「クソマズーーーっ！！！
何これ？
ここ病院？
これカルボナーラ？
ここイタリア？」
とまず叫ぶべきやったな。
（いやみんなあんたみたいじゃないから）
まずは周りを巻き込むのです。
たとえ相手にされなくても周りは聞いているし見ているのものだ
それで
あっ・・・こいつヤバい奴や・・・
と認知させることが大事なのです
ヤバいあんたが言うんじゃないよ！
・・・・・・・
そんな訳で２日連続災難に遭った旦那には今日は蕎麦をライスペーパーで巻いた春巻き風を作っておいた。
お昼の残りを包んだ事は内緒である。
とりあえず巻いたわ
これ四角で巻きやすいです。
兵庫県民愛食のケンミン
🍀🍀🍀🍀🍀🍀
イタリア最北部ドイツ語圏の秘境、低地ドロミテの村を歩いて好き勝手にあれこれ書いたものを電子書籍として出版しました。
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