クロアチアじゃなくてね・・・・
いや昨日の試合はほんま吠えたわ。
旦那が
・・・・・
昨日は「730」という確定申告的?なものをしてもらうために予約を取っていた旦那。週末は体調不良で寝込んでいたが、ようやく復調して約束の時間に間に合うように出掛けていった。
1時間も経たないうちに旦那が帰宅。
「えらい早いね。」
「最悪や!」
一体全体何が降臨したんだろうね、このひとは?
「今日の約束の確認でさぁーSMSで
『明日730のアポが入っていますよ、忘れずにきてくださいね。』
ってきたんだよ。で、そのSMSに住所が載っていたから、そこでやるんだと思って調べたら
廃墟みたいなところ
でさぁ、それはおかしいと思って省略されているだろう部分の住所も入れて検索したらさ、町が「多目的ルーム」を提供している建物が出てきたんだよ。今年はここで出張してやるんだなぁと思って行ったんだよ。」
なんか長なりそうやな・・・・
「その建物のところで駐車場ないから近くの駐車場に停めようとしたら
駐車料金支払えば30分は無料です
って書いてあってさ、訳わかんないからとりあえず手続きに1時間ぐらいかかるだろうから1時間分払って1時間半止められるようにしたんだよ。」
どんな駐車場だよ!他を探せよ!それか歩くけれど確実なスーパーの駐車場とか。
「それでさ、その建物に入ろうとしたら前におっさんがいて、わかんないからそのおっさんに
『すみません、今日ここで730の手続きってやっているんですか?』
『ん?それは普通はあっちかもっと向こうの建物でならやっているのは確かだけれど、ここでやっているのかは知らねぇなぁ・・・・。ところでよう
お前の履いてるズボンむっちゃええんやけど、それどこで買った?』
突然旦那が履いているズボンが気になり出したおっさん
「嗚呼これは日本に行った時に買った日本のメーカーのものなんだ。」
「えっ?何お前日本人なの?マジで?」
「そうだよ。」
「俺さぁ日本、マジで好きでさぁ・・・ここんところ靴とかもみんな日本のメーカーのやつが気に入っていて買っているんや。ところでこのメーカーの名前は
中国語でなんていうんだ?」
・・・・・・
知らねーよ!
少しの沈黙の後におっさんは
「ああ、お前日本人だったよな。日本語でなんていうんだ?」
「○△っていうんだよ。」
「そうか、本当にお前のズボンはいいな。じゃあとりあえず建物に入ってみるか。」
旦那ようやく建物に入ることが許される。
建物に入っても730の手続きを臨時出張所としてやっていることろは全く見当たらず・・・
「ねえみたいだなぁ・・・俺もわかんねーや。」
「あー問題ないよ。事務所に電話してみるわ。」
ここで絵に描いたような面白いイタリアオヤジとはおさらばした旦那は事務所に電話をかける。
「プロント?(もしもし?)」
気だるそうで滑舌の悪い女性が電話に出たそう。
「すみません、今日730の予約を入れたものなんですが指定された住所のところに来ているんですが、誰もいらっしゃらないようなんですが・・・」
「えー?あんたどこにいるの?」
「○●通りです。」
「何言っているの、あなたの730がおこなわれるのはあなたの会社よ。もう予約時間が過ぎちゃったから今日はできないから改めて予約とってください。」
は?
「えっ?でも予約確認のSMSには住所が書かれていて・・・」
「私はそんな住所は知らないわよ。とにかくあなたは今日の予約はもうダメだから、次は・・・7月15日ね!今度は遅れたりしないようにしてね。じゃあ」
ガチャ!
・・・・・・・・・・
はああああああ?
「全く訳わかんねーよ!マジで。じゃあなんでSMSに訳分からん住所送ってくるんだよ。このSMSが来るまでは会社に行って手続きすると思っていたのにさ、全くやってられんし、どっと疲れたわ。イタリアにやられた・・・・」
・・・・・・・
ご愁傷様っす
もうすぐイタリアに来て10年が経とうとしているが、こんな事はフツーに起きるのがイタリアで振り回されるのがイタリアである。
本日は不安定な天気やった。
🍀🍀🍀🍀🍀🍀
イタリア最北部ドイツ語圏の秘境、低地ドロミテの村を歩いて好き勝手にあれこれ書いたものを電子書籍として出版しました。
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