久しぶりにお隣の州トレンティーノ州の州都トレントに出かける。
まあ生活用品の買い足しですがね・・・
ついでに野菜も買ったわ。
そして中心地は天気も一気に良くなった事と夏休みが始まりだしたことで観光客やら地元民で大賑わい。
しかもこの日は中心地でメルカートが出る日。もう誰もがウキウキ気分で声のでかい人が多い(笑)
そんな人をかき分けて(また)私はさっさと用事を済まして(途中で本屋に寄って漫画のラインアップを確認したがあまりお目当てのものはストックされておらず早々に店を出る)駐車場に戻った。
私の使っている駐車場は駐車券が出てくるものではなく、入庫する時に車のナンバープレートを読み込むパターンのものだ。今日駐車券などがすぐにゴミになるとか不備が多くて管理人の呼び出し回数が多いとかで、このようなシステムを取り入れるところが多くなってきている。そして帰りは精算機で自分の車のナンバープレートの番号を入力してお金を払うのだ。
別にどうって事ない。非常にシンプルで実用的だ。
システムがちゃんと機能していたらな!
私はいつも通りに精算機に向かい自分の車のナンバーを入力して精算手続きを済ました。そしていつものように駐車場に入り自分の車に乗り出庫しようとしたら・・・・
開かないんですが?
えっなんで?
困った・・・ちゃんと精算したのになんで開かへんのやろか?ちゃんとナンバープレートが読みとれてへんかったのか?と思い、何回か車を下げて読み取らせるように試みたがバーは上がらない。後続の車が私の異変に気がついて私がバックして停車できるスペースを作ってくれたので、頭を下げて停車して再び精算機に向かった。
再度精算手続きをする。ちゃんと精算手続きできています。ありがとうございました。とさっきと同じ文言が出てきた。
つまり
問題なし!
再度車に乗り込み出庫を試みる・・・・
開かないんだけれど!!!
今度は空気を読めない後続車が2台待っているのでバックもできないので
インターフォンを鳴らす
これだけは避けたかった。だってパニクっている時にイタリア語で説明だよ?しかもインターフォン越しに言われても聞こえにくいから余計に分からないんだよね。
「あーはいはい、どうしました?」
やっぱり聞こえにくい
こうなればゴリ押しで開けてもらうしかない!私は腹を括って話した。
「精算をしたにもかかわらずバーが上がらないんです。開けてください。」
「djhoifhoighsofskalnweiofsmm?」
ほらね
何言っているか
さっぱりわかんねー
「すみません、わかりません。インターフォン越しなので良く聞こえません。とにかく私は精算を済ましました。ナンバープレートを確認してもらえますか?精算手続きができているのが確認できたらバーを開けてください!」
ゴリ押しする
「あんた精算手続きしたの?」
「したよ!」
「バ・ベーネ(わかった)」
と言ってバーを開けてくれた。
インターフォン鳴らしてから開けてもらうまで
訳のわからん外国人のオバはんが喚き散らす
と言う誰も得しない不穏な光景が辺り一面に流れた。
私だって嫌だよ!
けれど黙っていたらいつまでも駐車場から出られないし、私はちゃんと精算手続きをいつものようにして出庫する準備はしたんやから
駐車場のシステムがポンコツ!
と言い切ってもいいと思う。
それにしても時々起こる駐車場から出られない問題。
トレントに行った時に高確率で起こるのはなんでやろうか?
とにかく無事脱出できてよかった。
🍀🍀🍀🍀🍀🍀
イタリア最北部ドイツ語圏の秘境、低地ドロミテの村を歩いて好き勝手にあれこれ書いたものを電子書籍として出版しました。
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