娘の通う中学校は話題満載である。



 

息子の通う時からこの近隣の中学校では飛び抜けてファンキーだったので、娘が中学に進学する際には別学区の中学へ越境させることも考えていたのだが、大親友のCちゃんが現在通っている中学校に通うから私も同じ学校にするとの事で、このファンキー中学校に通っている。

 


まあ親の私も息子の時で免疫がついているのでなんて事はない。そして娘はとにかく心身とも強い、いや強くなったので大丈夫だろうと思ってた。案の定現在ボス地位を完全に掌握してしまった。


 

さて先日確認テストが行われていた時、監視の先生が学校の備え付けのコンピューターを見ながら様子を見ていたらしい。娘は予定時間より早くテストが終わりトイレに行きたかったので先生にトイレに行くと告げて席を立った時に先生が見ているコンピュータの画面をチラ見したところ・・・・


 

「お母さん、あんなD先生さぁテスト中にな学校のやで、コンピューターで何見ていたと思う?」

 

「さあ?なんか動画とか?」

 

「違う

 

グッチのバッグ見てた

 

しかもむっちゃ高いやつ!」


 

「高いってなんぼやの?2000ユーロぐらいの?」


 

「違う!もっと高いやつやった。ずっと先生グッチのバッグ見ててん、どう思う?」


 

「別にええやん。先生優秀でバッグ買うお金もあるんやし、毎日あんたらみたいなトンデモの相手しているんやからバッグぐらい好きなん持たせたりーや。」


 

「けどテスト中に学校のコンピューターでやで?」


 

「大丈夫や、パパの会社の同僚も勤務中にチャリンコのサイト見ているし。みんなそんなもんや。やることしてたらええねん。」


 

「でもむっちゃ高いカバンやったで。」


 

「昔10万ぐらいのカバンが今50万ぐらいなんかね?」


 

「そうなん?」


 

「年々高なってんねん。なんか知らんけど。まあええやん、楽しみやねんから。」


 

それにしても相変わらず誰がなにしているかよく見ているなぁ・・・・


 

「D先生はカバンとかが興味あるみたいやねん。けれどV先生は全然服とか興味ないねんて。

 

ロバに興味あるねんて。」


 

・・・・・・・


それもどうなん?いやええよ、動物は素敵よほんまに。

 

娘の通うファンキー中学は先生も個性的である。

 

こんだけの要素が揃い倒していたらネタが生まれないわけがないのだ!




こんな感じでも人は濃いんだよ。



🍀🍀🍀🍀🍀🍀

イタリア最北部ドイツ語圏の秘境、低地ドロミテの村を歩いて好き勝手にあれこれ書いたものを電子書籍として出版しました。





 

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↓D先生もV先生もすごくいい先生なのだ